先日、
西表島交通
に乗ってきました。西表島交通は沖縄県の西表島で路線バス及び観光バスを運行している事業者で、日本最南端のバス停及び路線を持っている事業者として有名です。路線バスは豊原~白浜間の1路線のみで、1日6往復ぐらい運行しています。
こちらは
日本最南端のバス停
である豊原バス停です。豊原集落の中にあるバス停ですが。日本最南端のバス停の表記がある以外はごく普通なバス停です。このバス停は路線の起終点になっていますが、回転場はありません。
尚、豊原バス停は大原港からバスで5分ほど行ったところにあります。因みに大原港から豊原までタクシーで行ったのですが、その時に乗ったタクシーは何とトヨタのブリウスでした(汗)
西表島のバス路線は豊原~白浜間の1路線のみですが、全線乗り通すと、
約1時間半
かかります。島を約半周する形ですが、バスが通れる大きな道路(県道215号線)のほぼ全部を通ります。
バスは半分は海岸の側を走るので、海が見える区間が長いのが特徴ですが、一応山の中も走ります。西表島といえば、ヤマネコが有名ですが、野生がいるようなので注意看板が所々立っていました。西表島のバス停は22ヶ所あるのですが、集落や観光地やホテルなどに設置されている関係で、バス停間の距離長い区間も存在しています(代表例:西表島温泉~船浦間)。でも、車窓は結構いいです。
因みに西表島交通は全区間でフリー乗降制なので、バス停以外でも乗降できます。実際にも何もないところで道を歩いていた人をバスが拾っていました。
もう一つの終点である
白浜
です。白浜バス停は西表島の西海岸の白浜集落の中にあります。目の前に白浜港があり、西表島の西海岸を結ぶ船が出ています。バス停には回転場&待機場が設けられています。
路線バスに使用されている
エアロミディ
です。西表島交通の車両は全て中古車ですが、海岸の側を走る事から劣化が早く、代替のスピードが比較的早いのが特徴です。かっては大型車もいたのですが、車両代替の際にエアロミディを大量に購入し、全て中型車に置き換わりました。ただ、車両は前事業者の塗色がそのまま使われており、写真の車両は元神奈川中央交通である事がすぐにわかります。神奈川中央交通時代は「た35」ですね。ナンバーは離島である事から沖縄228か 124となっています。
上の車両の神奈川中央交通時代の写真です。こんな車両が遠く離れた西表島へ行くとは予想もしませんでしたね・・・。
エアロミディの車内です。基本的に神奈川中央交通時代のままです。観光シーズンになると立ち客が出る時があるのですが、こんなのでいいのかな・・・。
これは
運賃箱
ですね。そうそう、西表島交通では自動両替には対応しておらず、昔のままで残っているのです。というより、西表島交通の乗降方法が通常のバス路線とは異なっているのです。まず、乗車するときに運転手に対して降車バス停を申告するのです。その時、運転手は用意した紙にチェックを入れます。その後、降車バス停に近づいた時、運転手がマイクで案内し、バス停に着いた後に運賃を支払います。なので、車内案内表示が無く、押しボタンも機能していません。運賃箱は自動両替に対応していないのですが、運賃箱の上に小銭を入れた皿が置かれていて、乗客自ら皿からお釣りを取り出すケースもありました。西表島ではこんなにのどかな風景が見られました。
因みに石垣島のバスも運賃箱が自動両替に未対応でした(新車も当然未対応)。
エアロミディは元神奈川中央交通だけでなく、
元川崎市交通局
の車両もいます。幕は大型と小型が混在していますが、これは在庫の関係のようです。というのは、小型幕の車両が代替になった時は新たに来た車両に対して小型幕対応の改造を行っているそうです。
幕では少し前までは往復表示でしたが、最近になって片道表示に変わったみたいです。というか、今年の4月に需要に対応したダイヤ改正を行う予定で進められていたのですが、この時に乗客の多い区間に対して増発を予定していたのです(簡単に言えば区間便の増強)。なので、そこに対応するために表示方法を変えたようです。因みにダイヤ改正は諸事情で延期になり、私が訪れた時は全区間通しが基本のダイヤで運行していました。
観光バス用の
エアロバス
です。西表島交通では西表島の貸切バスを受け持っている関係で貸切車を多く保有しています。現在は全てエアロバスですが、元事業者の塗色をそのままなので、元事業者がすぐにわかります。元京浜急行バスの車両は全て元リムジンバス用の車両ですね・・・。
因みに下のエアロバスは狭い道を走っているのですが、これは車庫で給油を行い、車庫から出てきたときのものです。西表島交通の車庫は大原にあるのですが、車両は複数の場所の分けて留置されているようです(車窓からも見えます)。
貸切車は大型車だけでなく、中型車も用意されています。一応、三菱ふそうですね。
こちらは貸切用のいすゞジャーニーです。中扉にリフトが装備されており、車イス対応で使っているみたいです。
西表島は石垣島から船で行かないといけない島にあるのですが、これでも見ごたえのある島です。バスも小規模ながら特色がたくさんありました。
西表島交通
に乗ってきました。西表島交通は沖縄県の西表島で路線バス及び観光バスを運行している事業者で、日本最南端のバス停及び路線を持っている事業者として有名です。路線バスは豊原~白浜間の1路線のみで、1日6往復ぐらい運行しています。
こちらは
日本最南端のバス停
である豊原バス停です。豊原集落の中にあるバス停ですが。日本最南端のバス停の表記がある以外はごく普通なバス停です。このバス停は路線の起終点になっていますが、回転場はありません。
尚、豊原バス停は大原港からバスで5分ほど行ったところにあります。因みに大原港から豊原までタクシーで行ったのですが、その時に乗ったタクシーは何とトヨタのブリウスでした(汗)
西表島のバス路線は豊原~白浜間の1路線のみですが、全線乗り通すと、
約1時間半
かかります。島を約半周する形ですが、バスが通れる大きな道路(県道215号線)のほぼ全部を通ります。
バスは半分は海岸の側を走るので、海が見える区間が長いのが特徴ですが、一応山の中も走ります。西表島といえば、ヤマネコが有名ですが、野生がいるようなので注意看板が所々立っていました。西表島のバス停は22ヶ所あるのですが、集落や観光地やホテルなどに設置されている関係で、バス停間の距離長い区間も存在しています(代表例:西表島温泉~船浦間)。でも、車窓は結構いいです。
因みに西表島交通は全区間でフリー乗降制なので、バス停以外でも乗降できます。実際にも何もないところで道を歩いていた人をバスが拾っていました。
もう一つの終点である
白浜
です。白浜バス停は西表島の西海岸の白浜集落の中にあります。目の前に白浜港があり、西表島の西海岸を結ぶ船が出ています。バス停には回転場&待機場が設けられています。
路線バスに使用されている
エアロミディ
です。西表島交通の車両は全て中古車ですが、海岸の側を走る事から劣化が早く、代替のスピードが比較的早いのが特徴です。かっては大型車もいたのですが、車両代替の際にエアロミディを大量に購入し、全て中型車に置き換わりました。ただ、車両は前事業者の塗色がそのまま使われており、写真の車両は元神奈川中央交通である事がすぐにわかります。神奈川中央交通時代は「た35」ですね。ナンバーは離島である事から沖縄228か 124となっています。
上の車両の神奈川中央交通時代の写真です。こんな車両が遠く離れた西表島へ行くとは予想もしませんでしたね・・・。
エアロミディの車内です。基本的に神奈川中央交通時代のままです。観光シーズンになると立ち客が出る時があるのですが、こんなのでいいのかな・・・。
これは
運賃箱
ですね。そうそう、西表島交通では自動両替には対応しておらず、昔のままで残っているのです。というより、西表島交通の乗降方法が通常のバス路線とは異なっているのです。まず、乗車するときに運転手に対して降車バス停を申告するのです。その時、運転手は用意した紙にチェックを入れます。その後、降車バス停に近づいた時、運転手がマイクで案内し、バス停に着いた後に運賃を支払います。なので、車内案内表示が無く、押しボタンも機能していません。運賃箱は自動両替に対応していないのですが、運賃箱の上に小銭を入れた皿が置かれていて、乗客自ら皿からお釣りを取り出すケースもありました。西表島ではこんなにのどかな風景が見られました。
因みに石垣島のバスも運賃箱が自動両替に未対応でした(新車も当然未対応)。
エアロミディは元神奈川中央交通だけでなく、
元川崎市交通局
の車両もいます。幕は大型と小型が混在していますが、これは在庫の関係のようです。というのは、小型幕の車両が代替になった時は新たに来た車両に対して小型幕対応の改造を行っているそうです。
幕では少し前までは往復表示でしたが、最近になって片道表示に変わったみたいです。というか、今年の4月に需要に対応したダイヤ改正を行う予定で進められていたのですが、この時に乗客の多い区間に対して増発を予定していたのです(簡単に言えば区間便の増強)。なので、そこに対応するために表示方法を変えたようです。因みにダイヤ改正は諸事情で延期になり、私が訪れた時は全区間通しが基本のダイヤで運行していました。
観光バス用の
エアロバス
です。西表島交通では西表島の貸切バスを受け持っている関係で貸切車を多く保有しています。現在は全てエアロバスですが、元事業者の塗色をそのままなので、元事業者がすぐにわかります。元京浜急行バスの車両は全て元リムジンバス用の車両ですね・・・。
因みに下のエアロバスは狭い道を走っているのですが、これは車庫で給油を行い、車庫から出てきたときのものです。西表島交通の車庫は大原にあるのですが、車両は複数の場所の分けて留置されているようです(車窓からも見えます)。
貸切車は大型車だけでなく、中型車も用意されています。一応、三菱ふそうですね。
こちらは貸切用のいすゞジャーニーです。中扉にリフトが装備されており、車イス対応で使っているみたいです。
西表島は石垣島から船で行かないといけない島にあるのですが、これでも見ごたえのある島です。バスも小規模ながら特色がたくさんありました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます