斬剣次郎の鉄道・バス斬り

 拙者、斬剣次郎である。たった今から、鉄道・バスを斬る

E129系

2016年04月13日 22時12分29秒 | 鉄道
 新潟地区の115系を置き換えるために2014年より
 E129系
 が投入されていますが、そのE129系にようやく乗車できましたので、レポートします。



 E129系はE233系をベースとしているため、クモハE128形+クモハE129形及びクモハE128形+モハE129形+モハE128形+クモハE129形で編成を組んでおり、オールM編成となっています。更に各車の台車も片方は電動台車、もう片方は付随台車と0.5M方式を採用している事がポイントです(JR西日本の225系等も同じですね・・・)。
 車体はE721系がベースですが、新潟地区はホームが高い事からE721系のような低床構造となっていないようです。写真は上からクモハE128-111、クモハE129-111です。




 行先表示はフルカラーLEDを採用しています。種別+行先が基本で、行先については路線名との相互表示で、中には吉田経由といったような経由地表示も行われています。写真は柏崎発吉田経由東三条行きの列車の表示ケースです。




 車内
 です。座席配置は1両の半分をロングシートとセミクロスシートで分けている事がポイントです。このような座席配置となったのは長距離の乗客に対する配慮や新潟近郊の混雑を考慮してのことでしょうね・・・。座席形状そのものはJR東日本標準ですが、モケットは暖色系のピンクブラウンになっています。
 尚、ロングシートは片持ちですが、セミクロスシートの横向きシートは暖房機器などを入れる関係で蹴込み式になっています。


 クモハE128形には車いす対応の大型便所が設けられ、その向かい側には車いすスペースとなっています。ただ、便所の出入口の向きがE233系等の時と比べて違っているように感じるのですが、気のせいでしょうか・・・。


 クモハE129形の車端部はロングシートとなっており、4人掛けシートになっています。シートは片持ちではなく蹴込み式になっていますが、E721系も同じような感じでしたね・・・。



 運転席後部です。基本的にE721系と同じ構造になっています。これがJR東日本としては新しい標準となるのでしょうね・・・。E129系はワンマン対応ですが、運賃表示器はレシップのLCD表示となっている事がポイントです。表示自体は大きいらしいので、見やすいかもしれませんね・・・。


 E129系の車内銘板です。J-TREC製ですが、新津事業所で製造されている事がわかります。E129系は全て新津で製造されるそうで、まさに
 地産地消
 ですね。確か、JR東日本新津車両製作所が発足した時は新潟地区向けの車両を製造する事が夢だったみたいなので、まさに実現した形になるのでしょうね・・・。

 以上です。


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4 コメント

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トイレ (きみぴょんず)
2016-04-16 19:15:14
E129系のトイレですが、おそらくワンマン運転時の車内確認のためにE233系までとデザインを変更してトイレを半円形にしたんだと思います。

この写真でも、トイレまわりの写真を見ると最後部の車両の貫通路まではっきり見渡せますし。
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Unknown (斬剣次郎)
2016-04-18 00:50:14
 きみぴょんず様
 コメントありがとうございます。

 ワンマン運転のためというより、電動車いす対応のためだと思います。半円状やと効率的にスペースを取る事が出来ますからね・・・。JR西日本の223系と225系やJR東海の313系の変化をご覧いただければお分かりになるかと。
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Unknown (えど)
2016-05-25 15:36:11
お久しぶりです。少し見させていただきました。電車は乗る機会が全然ないのですが見ているだけでも癒されます。
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木藤裕次 (金谷智子)
2018-10-24 22:38:56
喜多見寛子
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