アウトドア日記(その他の山歩き日記)

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京都トレイルの伏見桃山城から大岩山経由稲荷山まで歩きました その5 2024年7月9日

2024-07-16 13:08:41 | 夏の山歩き

伏見桃山城から大岩山経由稲荷山へ その5

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名神高速沿いにしばらく歩くと 突き当りになり トレイルポールがありました。右へ行くように書いてあります。

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右へ行き暫く歩くと 今度も右へ行くように書いてあります。右の角に標識があります。

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あの派手な深草トレイルのポールで、よく見ると京都トレイルの標識はありません。

右へ行くと 白菊の滝と一の峰とかいてあります。一の峰は稲荷山山頂なのでここは

予定通り 右へ進みます。京都トレイルの標識はありませんが 稲荷山優先です。

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民家の庭先の 鬼ユリが満開です。初夏の花ですね。これが咲いて暫くすると 岩脇山山頂に小鬼百合

(見た目はほとんど鬼百合と同じですが 葉の付け根にムカゴがあります)が満開になり、いよいよ真夏になります。

風に揺れる鬼百合を見ながらしばらく歩くと

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村落の共同墓地のような場所に来ました。のんびりした田舎の雰囲気です。

日本の田舎に行けば こういう風景はいくらでもありますが ここは京都市内です。

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いつの間にか 深草トレイルのポールに 京都トレイルのパネルも張り付いています。

こんな標識をいくつか過ぎると

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京都トレイルの単独ポールが出てきました。ここを右分岐して登るようです。このポールのすぐ横に

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この案内看板がありました。中央の赤い看板の絵が 現在地のようです。分岐をたくさん曲がったので

頭が混乱しています。いったい自分がいまどこにいるのか 確かめていると 突然後ろから

「私たちは 道に迷いました。助けてください。Please help me.」とゆっくりした英語で

話しかけられました。3人組の白人です。

「あなたたちはどこからきてどこへ行きたいのですか」とつたない英語で言うと 今までのゆっくりした

英語とは一転して 機関銃のような早口で喋りだすので何を言っているのかわかりません。

かろうじて 理解出来た単語を並べて「あなたたちは マウント稲荷から来て 電車の駅へ行きたいのですね」

というと そうだというのでこの絵図で説明してあげました。

この絵図にない分岐もあるから気を付けるように言うと

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全員が笑顔で サンキュウと言って山を下りていきました。

この山を登り始めて初めて会った歩行者でした。

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またもや竹林に入りました。道は狭いですが 京都トレイルの道なので安心して進みます。

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またもや分岐標識が出てきました。京都トレイルは ここから稲荷山へ行かず 直接伏見稲荷神社へ

降りるようです。私は 当初予定どおり、ここで京都トレイルを離れて稲荷山山頂へ行く事にします。

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しばらく行くと 家族連れの白人たちが10人以上道路沿いでたむろして談笑しています。

私以外は誰も歩いていない山の中の道で 突然外人観光客がたくさん出てきたので驚きました。

一番手前のおばちゃんに「ここに何があるのですか」と聞くと 階段の下を指さして 

「waterfall and restroom」だと言いました。

そして隠れていた看板を指さしてくれたので お礼を言って私も階段を下りていきました。

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私も階段を降りていくと 建物がいくつかあります。山の中に突然こんな建物群が出てきたので

驚きです。

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階段を降りると いくつかのお堂と休憩所の先に 水音が聞こえます。

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七面の滝と書いてありました。どうも 滝行をする行場のようです。

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それと仏師の方の工房もあるようです。山の中のこんな秘密めいた場所を あの外人観光客たちは

どうやって知ったのでしょうか。たまたま通りかかったのか、わざわざ訪ねてきたのか。

たまたま通りかかるなんて 考えにくいですね。

だってこの道は稲荷山への裏街道、裏参道的な道なのでよほどマニアックな観光客しかこの道を知らない

と思いますが。大多数の観光客は 例の鳥居の並ぶ 表参道を行くと思います。

現にあの白人青年三人以外は 誰にも会わずにここまで歩いてきましたから。

この上の道路でたむろしている あの人たちに どうやってここを知ったのか 聞こうと思い 

階段を上がると もう誰もいませんでした。残念。

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その6へ続く

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