アウトドア日記(その他の山歩き日記)

山歩きなどのアウトドアの記録です。

京都西山古道とポンポン山を歩く その1 2023年8月18日

2023-08-21 23:26:00 | 夏の山歩き

京都西山古道とは「西山三山」と呼ばれる 善峯寺(京都市西京九)、

光明寺(長岡京市)、それに楊谷寺(柳谷観音、長岡京市)の三寺院を

結ぶ参詣道でした。

その西山古道の一部と ポンポン山を歩くことにしました。

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京都西山古道とポンポン山 その1

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善峯寺(京都市西京区)の有料駐車場に車を止めます。この辺りは路駐するスペースもなく、

ここしか駐車場はありません。

この中に車を入れておけば 車上荒らしに合うこともないでしょう。

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西山古道、ポンポン山の登山口です。熊も出るそうです。

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橋を渡ると登山道の始まりです。

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真新しい崩壊場所を慎重にわたります。

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このコースはなかなかの急騰コースのようです。

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木の葉の間から善峯寺の伽藍が見えます。

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広場に出ました。説明看板を読むと「地元の青年会で植えた陽光桜」とあります。

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初めての分岐に出ました。

左は西山古道で楊谷寺へ行くと書いてあり、ポンポン山は右と書いてあります。

※当初はピストンする予定でしたが、途中で出会った地元の親切な方に案内されて 帰路は

この左から帰りました。

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分岐点にルートマップがありますが簡単すぎて わかりません。

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倒木地帯を抜けると

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なにやら心もとない道になりますが、踏み跡を探しながら進みます。

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足元に青い栗の実がたくさん落ちていました。もうそんな季節になったのですね。

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このコースの最大の難所と思われる急騰を進むと

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峠か尾根に出そうです。

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二つ目の分岐点に出ました。

左は西山古道と思われます。奥海印寺は長岡天満宮と楊谷寺の中間の地域です。

ここはとりあえず右の釈迦岳とポンポン山を目指します。

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危なげな中途半端な倒木を急いでくぐります。

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その2へ続く

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京都西山古道とポンポン山を歩く その2 2023年8月18日

2023-08-21 23:25:39 | 夏の山歩き

京都西山古道とポンポン山 その2

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木々の間から時々長岡の町が見えています。今日は雲が多いのか 霞んでいます。

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この辺りも倒木がすごいことになっています。

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またも分岐点です。これで三つ目です。

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何とびっくり、ここは大阪府だそうです。

京都市から登り、長岡京を見ながら歩いてきたのに。

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しかも地図を見てまたしてもびっくり。私が歩いてきた京都からの路が全く書いて無く、

完全に無視しています。

ブルーのラインは私が写真に書き加えたものです。

今度実物に書いてやろうかなあ。 

山の中の分岐標識は 行く先を書くのが基本中の基本です。

「大阪の路だから 京都の路は書かない」すごい根性やなあ。

この標識は新しいので 維新の会が大阪を牛耳るようになってからのものです。

大阪府の根性も せこすぎて笑えますよね。

 

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やはりここは 大阪府です。

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石垣の上が 釈迦岳山頂のようです。

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ボランティアの方たちの手作りテーブルとベンチが開いてあります。

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ここは大阪府三島郡島本町だそうです。

でもここは大阪府京都府の府境上なので 京都市西京区でもあるのです。

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ポンポン山へ急ぎます。釈迦岳からいったん急降下します。

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あとは比較的平たんな道を歩きます。

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二つ目の鉄塔を過ぎると

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東海自然歩道が合流してきます。右側が 私が歩いてきた道です。

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なんとこの地図でも 東海自然歩道は書いてあるのに 私が登ってきた善峯寺からの路や

長岡京市の路は書いてありません。

せこいというより アホですね、大阪府のバカ職員どもは。

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またしても分岐です。左がポンポン山への路です。

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右の路は 大原野森林公園への路だそうです。

大原野神社のかなり上の山の中です。

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この辺りも熊が出るそうです。

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その3へ続く

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京都西山古道とポンポン山を歩く その3 2023年8月18日

2023-08-21 23:24:54 | 夏の山歩き

京都西山古道とポンポン山 その3

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倒木地帯を抜けたら

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またしても分岐が現れました。

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この道をまっすぐ降りると 出灰にいたると書いてあります。

京都市大原野出灰町(おおはらのいずりはまち)に出ます。

ポンポン山は 大阪、京都の府境にありその下部一体が大原野出灰町です。

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ポンポン山山頂に到着です。

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跡でわかるのですが この標識も この後知り合いになった地元の常連でボランティアで登山道

整備をしている通称RINさんの作です。

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京都市内は霞んでいてよく見えません。

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ポンポン山の名前のいわれが説明してあります。

京都府の看板ですが ここは大阪京都の府境です。

ここでお弁当を食べていらしたご夫婦に効くと 高槻市の本山時から登ってきたとおっしゃり

「ここは高槻ですよ」とおっしゃっていましたが 京都市でもあるのです。

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ポンポン山の眺望があまり良くなかったので すぐに引き返したのですが その途中地元ー

長岡京市のこの山の常連でもあり 訳20数名でこの山の登山道整備をされている

ボランティアの中の一人 通称RINさんに出会い ここでお昼ご飯をご一緒しました。

このベンチもRInさんが 転がしてきたということです。

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私は当初同じ道をそのまま帰る予定でしたが RINさんが 大沢峠からの帰路を教えて

くださるというので 一緒に大沢峠へ向かいました。途中杉の木から樒ともみの木が生えている

「三兄弟」とRINさんたちが呼ぶ気を見せてもらいました。

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ここに降りてきました。まっすぐの路が大沢山への路で 左右に道がクロスしていて

右前は島本町へいくということです。

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ここから大沢山へ登ります。この標識も木工細工が趣味のRINさんが作ったそうです。

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大沢山山頂に到着です。ここへの路は直登でふみ跡頼りの路でした。

右に見えている方がRINさんです。

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足元は京都市内が見えています。

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望遠で見ると京都タワーがはっきり見えています。

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宇治の方角です。中央の丸い二つの物体は 私が先週走った「京奈和自転車道」の出発点

羽束師橋(はずかしばし)です。

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足元には 長岡京市内の京都縦貫道が見えています。

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先週自転車で登り 楊谷寺から更に登って ベニーカントリークラブの門で引き返した

のですが そのベニカンが足元に見えています。楊谷寺はその向こう側です。

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ベニカンの向こう側は高槻市内です。

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その4へ続く

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京都西山古道とポンポン山を歩く その4 2023年8月18日

2023-08-21 23:11:44 | 夏の山歩き

京都西山古道とポンポン山 その4

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大沢山でRinさんとお話ししていたら 次々と常連さんたちが集まってきて倒木の伐採やら

いろいろ作業を始められました。

その方たちを置いて RINさんの先導で山を下り大沢峠に降りて来ました。

この広場もRINさんたちの手作りだそうです。

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柳谷観音(楊谷寺)のほうへ少し歩いてみると

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こんな標識がありました。

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左が歩いてきたサントリー林道で右の分岐が西山古道です。

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長岡京市にビール工場のあるサントリーが何のために林道を作ったのか知りませんが

林道の曲がり角からは長岡市内が見渡せました。

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その後引き返してRINさんたちが 再生させた九輪草群生地を案内してもらいました。

少しずつ広げているそうです。次第に有名になり 去年は観光バスのツアーが

やってきたそうです。

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Rinとはここでお別れしました。いろいろご案内ありがとうございました。

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私はこの九輪草群生地の下から 西山古道を歩いて善峯寺を目指します。

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途中、京青の森と地図に書かれた場所に 朽ちかけたログハウスがありました。

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源流沿いにしばらく歩きます。

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かなり整備された道なのに

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ジオグラフィカの地図には載っていません。九輪草は書いてあるのに。

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白糸の滝を通り過ぎて

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ここに出てきました。登り始めて初めての分岐点です。

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陽光桜広場では往路では 立ち寄らなかった展望広場へ向かいます。

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この程度の展望では 往路の西山古道の木々の間から垣間見た善峯寺の伽藍のほうが

もっと大きく見えていました。

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出発地点の登山口に戻りました。

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善峯寺の駐車場に無事帰着しました。

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今回歩いたジオの記録です。ガーミンは最初からさいごまで 自分の位置を見いだせずに

終わりました。購入して10年前後ですが 日本代理店の態度が高飛車できぶんが 悪くなるので

相談できずにいます。ものを売りつけといて あの態度はないですよねえ。

日本人の感覚、商習慣ではないですね。

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歩行中に「距離が10キロを超えました」とアナウンスしてたのになあ。

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この山地図は 途中から私を案内してくださったRINさんの作成された地図です。

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おわり

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ホームページトップへはここから戻れます。

yochanh.sakura.ne.jp

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真夏の京都清滝愛宕山を歩く その1  2023年8月2日

2023-08-07 22:58:28 | 夏の山歩き

久しぶりに愛宕山を歩きました。

数年前は 真冬の積雪期に 愛宕山から地蔵山まで往復した記憶があります。

今まで何回か登っていますが、いつも愛宕神社の御札をもらいに 各地から

地域の代表として 登りに来た方とご一緒しました。「火伏の神様」として

全国的に有名だそうです。

今回は 大阪府堺市からきたという 私と同年配の爺さんと一緒になりましたが

しきりに「エライわ、エライわ」と言いながら登っていました。

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真夏の愛宕山 その1

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いつもの駐車場に止めました。というかここ1か所しか駐車場はありません。

料金は500円から700円に値上げされていました。10時10分スタートしました。

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駐車場には何故か警察の車が止まっていました。係りのおっちゃんが「山は最近事故が多いので

無理をせず スタートして3時間たったら そこから引き返してください」

と言われました。

駐車場を出て すぐ清滝川を渡ります。

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こちらは下流側、この辺りは紅葉の名所です。

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こちらは上流側で 帰路は川の左側ー右岸の林道を歩いて戻ってきます。

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ここが登山口です。千日詣での案内看板がありました。

 

千日参りとは 7月31日の夜に上り始めて 8月1日の朝に下山すると 千日間詣でたと

同じだけのご利益が 得られるというので すごい人出だそうです。

その日はとても 車では近寄れそうもないので 今日2日にしました。

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よろしくお願いします。

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登山道の右下の路は 昔の登山電車の軌道跡です。

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危ない倒木が道の上部に倒れかけています。意外と登山道管理がルーズですね。

千日参りで大勢の人が歩くメインの登山ルートなのに。

大阪の岩湧山や奈良県の金剛山では登山者が多いので 比較的早期に倒木は撤去してくれます。

ただし幹線登山道のみです。

上空に見えている 赤い架線は千日参りのための夜間照明の電球でしょう。

普段はありません。

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最初の祠に到着です。小休止します。

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なんと素戔嗚スサノオが神だなんて。驚きです。

出雲に上陸した 徐福や海童たちは 第八代の出雲王朝の主王、副王を殺害して出雲王国内で

大暴れしたので 出雲では悪魔のように毛嫌いされていますが ここ京都では 徐福ー素戔嗚

はあちこちに祀られています。松尾大社、八坂神社などです。

 

※詳しくは別ブログ「古代出雲王朝ゆかりの地を訪ねて」をご参照ください。

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お地蔵さまが 町石になっています。

ここはたまたまお地蔵さまと町石が両方置かれていますが。

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二十五町の茶屋跡に到着しました。

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二十五町に休憩小屋があったので小休止です。

出発して約1時間で半分来たので あと2.5キロ なんか私の足にしては

早すぎるなあと不思議に思っていたら

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しばらく歩くと 五合目三十町の小屋に到着しました。

ここで説明看板で納得。

参詣道の五十町は トンネル向こうの一の鳥居(鮎茶屋の平野屋の前)から神社までが

五十町なので 登山口からは約四十町で神社と思います。

つまり先ほどの二十五町小屋は 実際には十五町しか歩いていないわけで 1.5キロを1時間で

歩いたわけです。まあ普通ですね。

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その2へ続く

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