夏の終わりのの「伊吹山」
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その2 雲の中を山頂へ
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6合目の避難小屋に着くと 沢山の人が雨具を脱いでいる。
小屋の中を覗くと 沢山の人が板の間に寝そべって雨の止むのを待っているようだ。
私もここでレインスーツを脱いでリュックに入れた。
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上を見ると 雲の中を沢山の人が登っていくのが見える。
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麓を見ると 次第に晴れていくのが分かる。
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よし 元気を出して私も出発だ。
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7合目に着いたけど 雲の中でまるで周囲が見えない。そのまま歩き続ける。
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8合目に着くと休憩コーナーがあり、沢山の人が休んでいた。
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しかし上のほうの様子は全く分からない。周りをしきりに雲が流れていく。
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おや この人は先ほど6合目付近で 豪雨の中を下っていった人だ。
8合目まで登ってきて 豪雨に会い あわてて下山したが途中で雨がやんだので
4合目付近からまた引き返してきたという。 凄い脚力だ。
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雲の中を歩き続けているとなにやら建物が見えてきた。何だろう。
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どうやらここが山頂らしい。時刻は12時30分だ。とりあえずこの茶店へ入ろう。
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丁度お昼なのでここで昼食にする。
9時に出発して3時間かかった。雨具の脱着に30分かかった。
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カレーライスを注文して 出てくるまでにズブヌレの上着とシャツを着替えてほっとした。
このカレーライスは850円なりでとてもおいしかった。
食後さらにコーヒーを注文してゆっくりと時間を過ごす。この店のおばさんは
「今週は雨続きで商売にならず店を閉めっぱなしだったけど、天気予報で晴れというから
やっと店を空けたとたん、ものすごい豪雨が降り出して 泣きそうだった。」とおっしゃっていた。
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ゆっくりとした食事の後 店の外へ出てみると 劇的に晴れていた。青空だ。
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山頂には 白いイノシシの像があった。伊吹の神そのものだそうだ。
神話の中の架空の皇子「ヤマトタケル」を殺したのがこの神だそうだ。
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※この伊吹山の神「白イノシシ」は ヤマトタケルのモデルとなった イクメ大王の孫ワカタラシ大王の后
となった 朝鮮渡来人ヒボコの子孫「オキナガタラシ姫皇后」をあらわしていて、ヤマトタケルが白猪の神に命を奪われた
というのは、ワカタラシ大王がオキナガ姫の魅力にとりこになった事をあらわしているという学者もいらっしゃり、
また別の機会に「古代出雲王朝ゆかりの地を尋ねて」に載せようと思います。
斎木雲集著 「古事記の編集室」より
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雲が晴れてみたら 山頂にはたくさん茶屋がある。雲で周りが見えず とりあえず最初の茶店（対山館）に入ったが、
カレーとコーヒーはおいしかった。
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山頂お花畑を散策開始する。
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架空の皇子ヤマトタケルの橡が立っている。
奈良と三重の県境の高見山山頂には架空の大王神武の像が立っていたなあ。
大台ケ原にも神武の像が立っていたし、あちこちの記紀の作り話に便乗した商法は目障りだからやめて欲しいなあ。
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やはり晴れたら、歩いていて気持がいいなあ。
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花の写真を撮りながら ゆっくりと山頂を歩く。
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登って来た道が良く見える。
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あの方向は米原の街の方向だろう。
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少し下に大きな駐車場が見えているのは「伊吹山ドライブウエー」の駐車場だろう。
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その3へ続く
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その2 雲の中を山頂へ
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6合目の避難小屋に着くと 沢山の人が雨具を脱いでいる。
小屋の中を覗くと 沢山の人が板の間に寝そべって雨の止むのを待っているようだ。
私もここでレインスーツを脱いでリュックに入れた。
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上を見ると 雲の中を沢山の人が登っていくのが見える。
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麓を見ると 次第に晴れていくのが分かる。
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よし 元気を出して私も出発だ。
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7合目に着いたけど 雲の中でまるで周囲が見えない。そのまま歩き続ける。
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8合目に着くと休憩コーナーがあり、沢山の人が休んでいた。
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しかし上のほうの様子は全く分からない。周りをしきりに雲が流れていく。
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おや この人は先ほど6合目付近で 豪雨の中を下っていった人だ。
8合目まで登ってきて 豪雨に会い あわてて下山したが途中で雨がやんだので
4合目付近からまた引き返してきたという。 凄い脚力だ。
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雲の中を歩き続けているとなにやら建物が見えてきた。何だろう。
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どうやらここが山頂らしい。時刻は12時30分だ。とりあえずこの茶店へ入ろう。
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丁度お昼なのでここで昼食にする。
9時に出発して3時間かかった。雨具の脱着に30分かかった。
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カレーライスを注文して 出てくるまでにズブヌレの上着とシャツを着替えてほっとした。
このカレーライスは850円なりでとてもおいしかった。
食後さらにコーヒーを注文してゆっくりと時間を過ごす。この店のおばさんは
「今週は雨続きで商売にならず店を閉めっぱなしだったけど、天気予報で晴れというから
やっと店を空けたとたん、ものすごい豪雨が降り出して 泣きそうだった。」とおっしゃっていた。
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ゆっくりとした食事の後 店の外へ出てみると 劇的に晴れていた。青空だ。
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山頂には 白いイノシシの像があった。伊吹の神そのものだそうだ。
神話の中の架空の皇子「ヤマトタケル」を殺したのがこの神だそうだ。
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※この伊吹山の神「白イノシシ」は ヤマトタケルのモデルとなった イクメ大王の孫ワカタラシ大王の后
となった 朝鮮渡来人ヒボコの子孫「オキナガタラシ姫皇后」をあらわしていて、ヤマトタケルが白猪の神に命を奪われた
というのは、ワカタラシ大王がオキナガ姫の魅力にとりこになった事をあらわしているという学者もいらっしゃり、
また別の機会に「古代出雲王朝ゆかりの地を尋ねて」に載せようと思います。
斎木雲集著 「古事記の編集室」より
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雲が晴れてみたら 山頂にはたくさん茶屋がある。雲で周りが見えず とりあえず最初の茶店（対山館）に入ったが、
カレーとコーヒーはおいしかった。
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山頂お花畑を散策開始する。
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架空の皇子ヤマトタケルの橡が立っている。
奈良と三重の県境の高見山山頂には架空の大王神武の像が立っていたなあ。
大台ケ原にも神武の像が立っていたし、あちこちの記紀の作り話に便乗した商法は目障りだからやめて欲しいなあ。
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やはり晴れたら、歩いていて気持がいいなあ。
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花の写真を撮りながら ゆっくりと山頂を歩く。
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登って来た道が良く見える。
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あの方向は米原の街の方向だろう。
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少し下に大きな駐車場が見えているのは「伊吹山ドライブウエー」の駐車場だろう。
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その3へ続く
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