アウトドア日記(その他の山歩き日記)

山歩きなどのアウトドアの記録です。

京都トレイル、出町柳から比叡山目指して その2 2024年7月26日

2024-08-02 10:03:56 | 夏の山歩き

京都トレイルへ出町柳からスタート その2

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京都トレイルはやっと山道になりました。しかしここは谷筋道で、無風状態のため蒸し風呂状態

です。やっと日蔭道になり、下からの照り返しもなくなったというのに、今度は蒸し風呂です。

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なになに、ここの熊はかなり狂暴やなあ。

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無風状態の谷道の登りははつらいなあ。息が上がらないように ゆっくり進みます。

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突然お地蔵さんが現れました。道中の安全をお祈りします。

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 しばらく進むと、突然神社が現れました。大山祇(おおやまつみ)神社と読めます。

山道の途中に突然こんな立派な構造物が出てきたのか、びっくりします。

資材はどうやって運んだのでしようか。

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西暦230年頃に九州物部王家は 再び東征を実施します。これが第二次東征です。

イニエ王は各地で兵力を集めながら 南下します。そして南薩摩の阿多(南さつま市)で

地元の豪族(竹屋の守)の美して姫と出会います。それが阿多津姫です。

イニエ王は その姫とともに薩摩から日向へまわり そこで一時落ち着きます。

その姫は イニエ王の皇子を生みます。

 

阿多津姫は記紀では 「この花咲くや姫」と名前を書き換えられます。また父親の竹屋の守は

神話の中の神 大山津身ノ神に替えられました。

阿多津姫が生んだその皇子がイクメ皇子です。後に東征で大和の大王となられたイクメ大王

(のちの贈り名を垂仁)です。

各地の神職の祝詞に出てくる「日向の橘の小戸で禊給いし」 といわれたのがこのイクメ王です。

イクメ皇子は橘の小戸(たちばなのおど)で禊(みそぎ)をされたそうです。

作り話の記紀が浸透された後 大山祇の神(大山津身の神)は各地で山を守る神として信仰され

大山祇神社が各地に建てられたようです。

 

※九州物部王家の第二次東征の詳しくは 別ブログの「古代出雲王朝ゆかりの地を訪ねて」

の第二のヒミコのまとめをご参照くださいませ。日向のイクメ神社、小戸神社、それに阿多津姫を

祀る鹿児島神宮の訪問記も載せています。

yochanh.sakura.ne.jp/kodaiizumo/index.html

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それからしばらく歩くと このややこしいポイントに来ました。

あとでわかりましたが どうもこのポイントで間違いして分岐を見落としていたようです。

京トレポールの地図を見ずに その下においてある標識に目が行きました。

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これを見ててっきりこちらだろうと左へ行きましたが、ここは分岐点で まっすぐの道も

あったのです。しかし結果的にはこちらのほうがよかったのです。

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この道をひたすら上り詰めると

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広場に出ましたた。

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標識を見ると ここは茶山だと書いてあります。まてよ、茶山は電車の駅だ。

この左下を走っている叡電の駅で この左手下に茶山駅があります。

そうか ここが名前の由来なのだ。

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そこからしばらく行くと 急角度で左へ曲がれという標識が出てきました。

京トレポールはありません。

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指示通り急角度で下へ下りると

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白幽子旧跡とありました。白幽子の説明看板がありますが、すり鉢の底のようなこの場所は

蒸し風呂状態で しかも説明を読んでいると蚊の大群に攻められて大変なので

途中で読むのをやめました。なんでもこの地に昔住んでいた仙人のような人らしいです。

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それから再び歩いて、石切り場の跡を通りすぎた後に

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突然何とか童子が現れました。かなり古いものらしく 童子を覆っている屋根は

かなり朽ち果てています。それからしばらく歩くと 次々に何とか童子が

出てこられました。

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それらの童子をいくつか過ぎると 道の前方に峠らしい明かりが見えてきました。

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その3へ続く

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