北欧デンマークおばさんの独りごちブロ

「住み慣れた地域で最期まで」をテーマにデンマーク高齢者福祉を研究し、世界のこと・日本のことを独りごちっています。

コペン地下鉄もヘニング・ラーセンの作品

2008-08-30 | デンマーク建築・まち
久しぶりに「土曜日の建築」の復活です。

写真は、コペンハーゲンの地下鉄の写真です。

コペンハーゲンに地下鉄が開通したのは、
確か、1999年か2000年のことだったかと思います。

以前にもプラットホームの様子を
ぷらっとご紹介しましたが、それらの駅の美しいことに
デンマークらしさを感じておりました。

それもそのはず!

ヘニング・ラーセン(Henning Larsen)事務所の作品
だったのです。(ヘニン・ラーセン事務所)

なんでも、地下鉄の駅の設計には4つのカテゴリーがあって、
深地下、地下、グランドレベル、地上と分けて、
設計をしたようです。

コンセプトは、シンプルでわかりやすく、陽光を取り入れること、
だったようです。

コンゲンス・ニュートー(王様広場)の近くにある
マガジンというデパートの前には、
ガラスのピラミッドが3つほどあって、これが地下鉄の明かりとり
となっています。

ルーブル美術館のガラスのピラミッドの小型版みたいです。

写真は、そのコンゲンス・ニュートー駅のものですが、
深地下駅であるのか、エレベータでかなり下まで降りていきますが、
地下であることを忘れさせるように、日の光が注いでいます。
地下鉄特有の「うっとしさ」がありません。

コペンハーゲンに行かれたら、ノアポートという駅で地下鉄に
連結していますので、是非乗ってみてください。
また、ストロイエを市長舎から終点のマガジン百貨店まで歩かれて、
コンゲンス・ニュートー駅からノアポートまで
乗られるといいかもしれません。

地下鉄は無人運転です。
車体そのものには、あまり美しさは感じませんが、、、、

やはり、美しく、快適な環境に身をおくことは、
気持のいいものであります。

よい週末を。





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