北欧デンマークおばさんの独りごちブロ

「住み慣れた地域で最期まで」をテーマにデンマーク高齢者福祉を研究し、世界のこと・日本のことを独りごちっています。

東京駅で壁装飾発見

2009-03-08 | 生活
東京駅の改修が続いていますが、
ドーム部分に装飾が見つかったようです。

東京駅は、1908年(明治41年)から1914年(大正3年)の6年半の年月を
かけ、国の威信をかけて作られたレンガづくりの駅舎。
オランダの中央駅(写真)を参考にして作られた。
中央部には皇室専用の出入り口があったり、
話題の郵便局とは地下通路でつながっていて、郵便物を運べるように
なっていたようである。

1945年(昭和20年)の空襲で3階部分が焼失し、現在は2階建となっている。
それをもとの姿に復元しようと、改修工事がおこなわれているが、
今回、ドーム部分に昔の装飾があったことが発見されたとのことで、
その補修工事も始まっているようである。

1987年ころには取り壊し計画もあったようだが、
国指定の重要文化剤に指定され、改修工事は2007年から始まった。
2011年に完成予定だそうだが、この発見によって、
完成はさらに遅くなるだろう。

東京駅は、いまは工事中でその外観のすべてが見えないが、
本当に美しい駅舎だと思う。

古いステーションホテルに一度泊まったことがあるが、
とても落ち着く古いよいホテルであった。
個人的には、こうした古いものが好きである。

改修工事に伴って、壁面の装飾が見つかった。
どんな人がどんな思いを込めたのか、、、、
ロマンチックである。

2011年の完成が楽しみだ。

若き研究者

2008-06-25 | 生活
昨日はK大学からデンマークのオーフス大学に留学される女子学生の方にお会いした。
修士の1年生で、もうすでに調査研究の計画も立てておられて、
デンばあのデンマークでの生活経験や研究経験からアドバイスを!
ということであった。

デンマークに関する研究で大学院に行きたい、
今回のように、デンマークに留学します、という方からの問合せは時々ある。

「何となく・・・」という人は少なく、みなさん本当にしっかりしておられます。
まじめで、のびのびとしていて、純粋で、
話していてこちらがどんどん若くなる気分である。
というか、何と言うか、母のようであり、先輩のようでもあり、友達のようでもある。

昨日の学生さんも、のびのびとしていて、しっかりしているのに
何か抜けてる、そこがラブリー・・・・・そんな方でありました。

研究も大事だけど、感性のアンテナを広げて、いろんなことを感じとって
きてほしいなあと、思う。

金・権力・名誉か?おいらの幸せか?

2008-06-23 | 生活
先週の土曜日、テレビで「監査法人」を見ていたら、
橋爪功演じるところの監査法人の部長が、バーで飲みながら
「俺の生きがいは金と権力を手に入れること」
という台詞をはいていた。

若き会計士が企業の裏帳簿を暴き、
上司であるこの部長と中間管理職と対決する話なのだが、
「そうそう、コレよコレ」と、またまた対極にあるデンマークを
思い出してしまった。

デンマークは、権力・名誉にはおよそ興味のない人々が多い
国である(と、デンばあは理解している)、といっても過言ではない。
そんなことよりも「おいらの幸せ」を地道に追求している。

「お金があっても時間がなけりゃ仕方ない」
「名誉があっても、重荷になるだけ」
「権力あっても、まちがって使っちゃ国を滅ぼす」
てなことが、しぜええええんと理解できている、
そんなイメージの国である(と、デンばあは理解している)。

今は夏至。
10時まで明るい北欧の一日を、屋外のバーベキューで終える。
友人とともに、家族とともに、、、、

「ああ、幸せ!」と感じられる、そうした時間や感覚そのものの
尊さと、それが何ものにも変えがたいものであることを
知っている利口な人々。

他人と較べない。欲張らない。
それは、ゆるぎない自分自身の尺度をもっているから。

「おいらの幸せ」。自分自身の尺度、感謝の心。
「監査法人」を見ながら、いろいろと考えさせられた。

家族からは、「なんでもかんでも、デンマークと関連させすぎ!」と、
またまた、非難ゴーゴー!な、週末でした。

デンマーク、膏盲(こうこう)に入る。


ナメクジおばさん、現る

2008-06-08 | 生活
デンばあは、夕方犬の散歩を日課としております。

夏至が近い近頃では、7時を過ぎても明るいものです。
しかし、時には、
散歩の終了が遅くなって暗ああああく成り始める時が
あります。

そういう時に、うちの近所ではナメクジおばさんが出現します。
正確には、なめくじ退治おばさんです。

懐中電灯片手に、玄関先の花のところにかがみ込んで、
ゴソゴソ、ゴソゴソ。

「何してらっしゃるんですか?」と、デンばあ。
「いや、あのね。なめくじですよ、なめくじ。
 こんなにたくさんどこから出てくるんでしょうねえ」

と、わりばし片手に、新聞紙になめぐじを集めていらっしゃる。

「どうしたら、こんなに集まるんですか?」
「油かすですよ、油かす。固形のね。
 それを花の近くにおいておくと、暗くなると集まってくる。
 それを狙う、、、、」

なるほど!

今度やってみようと思い、早速、固形油かすを買ってきて
花のヨコに置いたものの、退治までは至っていない。

しかし、
こうしたご近所同志の会話さえない今日このごろ。

大事にしたいと思っています、はい。

名古屋で味噌カツ

2008-05-26 | 生活
名古屋に来ています。
居住福祉学会に参加して、発表するためです。

昨日無事に終わったのですが、
名古屋にきていながら、まだ味噌カツを食べていません。

今日は高浜市に行きますが、
絶対味噌カツを食べるぞ!

バター、再び消える

2008-05-14 | 生活
ふたたび、バターの話でごめんなさい。
やはり、バターが店頭から消えました。

5日まえに、コープこうべの地域の小型店で、
食塩不使用のバターが312円で売られているのを発見!
喜び勇んで、1つ買いました。

しかし、昨日、他のスーパーでは、
「品薄のために、入荷できません」との札が貼られて
バターがひとつも並んでいませんでした。


飼料穀物の値上がりによる
バター不足 と 値上がり。
これは、ケーキやクッキーの値上がりを招きます。

ガソリンは怖くて、5月1日以降、まだ入れていませんが、
価格高騰は、ガソリンだけではありません。

小麦粉、大豆などの値上がりが、
諸物価の高騰を招きます。

どえらい時代の到来です。
節約に貧しさや窮屈さを感じるのではなく、
節約に喜びを感じるような、
そんな暮らしの知恵を磨きましょう。


審議会の感謝状

2008-05-08 | 生活
県などの審議会の委員をお受けする事がある。
先日、ある審議会がその役目を終えて、終了した。

電話がかかってきた。

「いろいろとありがとうございました」
「いえ、どういたしまして」
「感謝状をお送りしたいと想いますので、お受け取りください」
「は?は?はああ???」
返答に窮してしまったデンばあ。

どんなものがイメージがわからず、
「ありがたいことだけど、感謝状なんてお気遣いはいいのに、、、」
と思いつつ。
「は、は、はあ。ありがとうございます」
と言って電話を切った。

それから10日くらいして、その「感謝状」が届いた。

その「感謝状」は筒に入っていた。
いわゆる賞状である。

そういえば昔、おじいちゃんがこういう感謝状やら何やらをを額に入れて、
廊下の天井近くに並べていた。

せっかくのお心遣いに対して、こんなことを言うのは
失礼かもしれない。

でも、市や県の職員のお給料をカットしてまで
予算を削減しようとしているのに、
「感謝状」はご希望の方だけへの送付、
で十分だ。

もちろん!
「感謝状を差し上げたい!」というお気持には、
感謝です。

しかし!

他にも、このような委員会のお手伝いを
させていただいたことがあるが、
感謝状ははじめての経験。

デンマーク人なら、
ひょいと手をあげて
「Tak!(タック!)」で
おめでタック終了でしょう。

バター400円時代

2008-05-03 | 生活
日本のスーパー店頭から
バターが姿を消したことについて、先日書いた。

そのあと、品薄感は収まったように感じていたが、
その次には399円になって登場した。

バター(200g)400円時代の到来だ。

新聞報道によれば、
農林水産省が生産団体に生産と出荷を
要請して5月分は前年並みを確保できるとのことである。

が、しかし!

333円だったものが399円になって登場している。

フレンチトースト バター派のデンばあとしては、
こんなに高くては、買うのに覚悟がいる。

困る。困る。困る。

バターの不足は、
原料乳の減産や資料の穀物の価格高騰が
原因とされている。

でも、牛乳の消費が低迷しているんだから、
原料乳はあるはずだ。

と、同時に!

飼料である穀物の高騰は理解できる。

でもねえ。

一挙に20%の値上げはあまりにも「酷」というものだ。

ガソリンも25%の値上げ。
小麦も、パンも、しょうゆも味噌も納豆も、、、、

節約生活の術を磨いていかなければならない。
節約を楽しむように、気持のゆたかさは大事にしながら。
少なくとも、このとによって「脳力」は活性化されるだろう。

個人的には、デンマークからのバター輸入を拡大してほしい。