今回、デンマーク人が家族を大事にしていること。
普通の生活を大事にしていること。
「しあわせ」と感じる時間・空間を大事にしていること
を、感じました。
そして、「感じる」ことの大切さ、、、、、、
この地下鉄の時計。
この美しいデザインは何だ?
見た時に、本当に美しいと感じます。
その時に、私の心は「しあわせ」を感じているなあ、、、
そんなように感じました。
朝、仕事場に向かうとき、
朝の清れいな空気のなか、雪が少し積もった林の道を歩く。
寒いけど、空気も澄んで、きれいなあ。
そんな風に感じるとき、わたしの心は
たしかに「しあわせ」を感じていました。
「デンマーク人はしあわせであることに熱心な国民だ」
と言った友人がいます。
けだし名言だというより、
今、本当にそうだと思います。
そして、今、「しあわせ」だと感じている、
その時間や空間といったものをなんとなくわかるし、
そんな時間や空間を大切にするからこそ、
町や家、建物のデザインにも、
シンプルな美しさを求めるのだ、
ということが、頭ではなく、身体でわかるような
気がするのです。
そんな折、
私は、お邪魔していたところの学科長クラウスが書いた
「エコロジーの形;持続可能なデザインへの北欧的哲学」
という本を知りました。
ちなみに、この本は絶対オススメ!
新評論から出ている「エコロジーのかたち」2800円。
カラーの写真もたくさん入って、すっごくいい本です。
ゼッタイ価値ある。
「社長、売れるようにと、がんばって安く価格設定してる」ってことが、
○わかり。
デンばあの3200円より、いいぜ。
と、書こうとおもったけど、「いい勝負」。
定額給付金には反対だけど、
支給されたら、真っ先にこの本買おうね!みんな!
実はこの学科長、私がスシを作ったときに日本酒を買ってきて
くれたいいヤツ(男)なのですが、
まあ、そのことは置いておいて、、、
「人間は、nature を壊してculture を作ってきた歴史をもつけれど、
この間に美 というコンセプトを入れることで、
nature を持続可能にするculture が生まれる。
それをやってきたのが、デンマークなのだあああ」
簡単に言えば、そんなストーリーで展開していくのです。
そのことを、子供が3つの大きさの異なるボールで
遊んでいることから考えるのですが、
私が、今回、デンマークで感じた事が
くしくも、きちんと整理されて素敵に書かれているので
感激すると同時に、
統計ひっくり返して論文書いている私だけど、
こういう視点や感性を、とても、とても大切に
していきたい!!!と、思ったのでありました。
また、こうした資質が、アイルランドの
「夢見がちな国民性」に通じるとも思いました。
ローマナイズされなかったデンマーク人。
森にする「トロル」をいまだ信じるデンマーク人。
私たちの計り知れない精神性にもっともっと触れて
みたいと思うのでありました。
そこで、前回の階段のへりの黒いテボなのですが、
これは視覚障害者のために、ここが階段のヘリですよ、
踏み外さないでね、ということをしらせるテボなのです。
たぶん。
日本は黄色の下品なマークが町にあふれており、
実質的に機能していない、つまり障害者本人にとって
分かりにくいものも多いのですが、
(最近は、金属製のものも現れていますが)
この国では、視覚障害者向けのサインも、環境にとって
美しいものでなければならない、というコンセプトで
違和感のないものが工夫されています。
もちろん実地検分で、十分に知覚できることを確かめて
いるようです。
このように、美しい環境へのこだわり、というより執念は、
彼らのしあわせである時間・空間を大切にしたいという願いに
根ざしていて、それがまた、エコロジーにもつながるものである。
ということがわかるのであります。
私は西宮に住んでいますが、
「西宮ガーデンズ」という巨大なショッピングモール(?)が
私の不在中にオープンしました。
クラウスにいわせれば、
明らかに「nature を壊す culture」でありましょう。
ここに、「美」の入り込む余地があるでしょうか?
「しあわせ」の形はどんなものなのでしょうか?
と言いつつ、数回行って、
かなり楽しんでいる「私」って、何?
悩んじゃう。
女、50代にして、大いに悩むのであ-る。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_oro.gif)
ブログ、お休み状態だったのに、
訪問してくださった方々。
ありがとうございました。
がんばって、続けますね。
普通の生活を大事にしていること。
「しあわせ」と感じる時間・空間を大事にしていること
を、感じました。
そして、「感じる」ことの大切さ、、、、、、
この地下鉄の時計。
この美しいデザインは何だ?
見た時に、本当に美しいと感じます。
その時に、私の心は「しあわせ」を感じているなあ、、、
そんなように感じました。
朝、仕事場に向かうとき、
朝の清れいな空気のなか、雪が少し積もった林の道を歩く。
寒いけど、空気も澄んで、きれいなあ。
そんな風に感じるとき、わたしの心は
たしかに「しあわせ」を感じていました。
「デンマーク人はしあわせであることに熱心な国民だ」
と言った友人がいます。
けだし名言だというより、
今、本当にそうだと思います。
そして、今、「しあわせ」だと感じている、
その時間や空間といったものをなんとなくわかるし、
そんな時間や空間を大切にするからこそ、
町や家、建物のデザインにも、
シンプルな美しさを求めるのだ、
ということが、頭ではなく、身体でわかるような
気がするのです。
そんな折、
私は、お邪魔していたところの学科長クラウスが書いた
「エコロジーの形;持続可能なデザインへの北欧的哲学」
という本を知りました。
ちなみに、この本は絶対オススメ!
新評論から出ている「エコロジーのかたち」2800円。
カラーの写真もたくさん入って、すっごくいい本です。
ゼッタイ価値ある。
「社長、売れるようにと、がんばって安く価格設定してる」ってことが、
○わかり。
デンばあの3200円より、いいぜ。
と、書こうとおもったけど、「いい勝負」。
定額給付金には反対だけど、
支給されたら、真っ先にこの本買おうね!みんな!
実はこの学科長、私がスシを作ったときに日本酒を買ってきて
くれたいいヤツ(男)なのですが、
まあ、そのことは置いておいて、、、
「人間は、nature を壊してculture を作ってきた歴史をもつけれど、
この間に美 というコンセプトを入れることで、
nature を持続可能にするculture が生まれる。
それをやってきたのが、デンマークなのだあああ」
簡単に言えば、そんなストーリーで展開していくのです。
そのことを、子供が3つの大きさの異なるボールで
遊んでいることから考えるのですが、
私が、今回、デンマークで感じた事が
くしくも、きちんと整理されて素敵に書かれているので
感激すると同時に、
統計ひっくり返して論文書いている私だけど、
こういう視点や感性を、とても、とても大切に
していきたい!!!と、思ったのでありました。
また、こうした資質が、アイルランドの
「夢見がちな国民性」に通じるとも思いました。
ローマナイズされなかったデンマーク人。
森にする「トロル」をいまだ信じるデンマーク人。
私たちの計り知れない精神性にもっともっと触れて
みたいと思うのでありました。
そこで、前回の階段のへりの黒いテボなのですが、
これは視覚障害者のために、ここが階段のヘリですよ、
踏み外さないでね、ということをしらせるテボなのです。
たぶん。
日本は黄色の下品なマークが町にあふれており、
実質的に機能していない、つまり障害者本人にとって
分かりにくいものも多いのですが、
(最近は、金属製のものも現れていますが)
この国では、視覚障害者向けのサインも、環境にとって
美しいものでなければならない、というコンセプトで
違和感のないものが工夫されています。
もちろん実地検分で、十分に知覚できることを確かめて
いるようです。
このように、美しい環境へのこだわり、というより執念は、
彼らのしあわせである時間・空間を大切にしたいという願いに
根ざしていて、それがまた、エコロジーにもつながるものである。
ということがわかるのであります。
私は西宮に住んでいますが、
「西宮ガーデンズ」という巨大なショッピングモール(?)が
私の不在中にオープンしました。
クラウスにいわせれば、
明らかに「nature を壊す culture」でありましょう。
ここに、「美」の入り込む余地があるでしょうか?
「しあわせ」の形はどんなものなのでしょうか?
と言いつつ、数回行って、
かなり楽しんでいる「私」って、何?
悩んじゃう。
女、50代にして、大いに悩むのであ-る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_oro.gif)
ブログ、お休み状態だったのに、
訪問してくださった方々。
ありがとうございました。
がんばって、続けますね。