代表弁護士藤田進太郎が執筆した「国際自動車事件最高裁判決の内容と実務上の留意点」が「労務事情」1408号に掲載されました。(産労総合研究所)
歩合給の計算と割増賃金の支払にかかわる賃金規則の有効性が争われた国際自動車事件について,2020年3月30日,最高裁が原審破棄差戻しとしました。同事件には,第一次上告審,第二次上告審があり,更にもう1事件も同日付けで最高裁判決出されていることから,企業にとっては,大きな関心を持ちながらも,本質的な理解が難しくなってきているという面があります。そこで,本書では,同最高裁判決の内容を分析するとともに,歩合給と割増賃金にかかわる実務対応上の留意点を整理しました。