鳥撮り物語 １２

三連休の初日。
多摩川と某支流が合流するポイントへ、早朝から・・・
ここはオオタカ、ハヤブサなどの猛禽類のポイントとされるところです。
ところがミサゴが一度上空を通過しただけで、鳥の姿は見えず！
ここの常連さんの話では、昨日は絶好調でオオタカ、ハヤブサ、ミサゴが顔を見せていたそうです。
結局、午前中で見切りをつけ、先日ミサゴと黒いコサギを撮ったもう少し下流の堰に移動。

ここでも、猛禽の姿は一向に見えず！
黒いコサギはたくさんのサギ類の中に混じっていたので、撮影。
午前中撮れたモズとホオジロ、そして黒コサギ・・・まあ、こんな日もあっていいかと・・・

３時頃、カメラマンの多くは帰って行く。
でも、なんとなくミサゴが来る予感。
今まで見なかったカワセミやムクドリ（多分）の群れが飛んできたり・・・ハクセキレイが活発に飛び回ったり・・・
陽が傾き始めるにつれ、鳥の活性が上がったような気がして・・・

そして、予感通りどこからともなくミサゴが上空へ・・・
川面を旋回することなく、そのまま水面に突入するような雰囲気・・・
ダーウィンポーズを撮りたく、露出補正をせず、ファインダーからはずさないよう追い続ける！
でも、急降下のスピードについて行けず、突入前にフレームアウト。
あわてて着水地点でピントを拾い、獲物を捕え飛び去るところの撮影に、ひとまず成功！

今日の鳥の出現率の悪さから考えれば、粘り勝ちの幸運と考え、満足としましょう。

いや～、それにしても今日は暑かった！！

着水も離水も後ろ向き。魚を捕まえているか？



どうやら獲物はゲットしている。


やっと横を向いてくれた。


そのまま一直線に去っていきました。獲物は鯉にしては細長く、マルタウグイのよう・・・


今日も、黒い白サギを発見。
なんでも多摩川では２０数年ぶりの見参のようです。




ミサゴを撮り終え、カメラを仕舞って帰り始めたら、私の真上の少し上空でチョウゲンボウがホバリングや旋回をして見送ってくれました。