パップのライブラリー・・・

趣味の野鳥撮影を中心に季節の風景や心象を、徒然に・・・心の赴くまま・・・写真と言の葉遊びで・・・

鳥友に捧ぐ

2023-07-24 10:03:03 | 野鳥
野鳥撮影をしていると、あちこちでよく顔を合わすバーダーがいるものです。野原真美さんもそんな一人でした。
大抵は名前も聞かず、挨拶をする程度ですが、野原さんとはわずか1か月ほどの間に行く先々でお目にかかり、お互いその偶然性に驚きFB(フェイスブック)の「お友達」になっていただいた間柄です。いわゆる「鳥友」として誘い合って鳥撮りに行くほど連絡先の交換はありませんでしたが、FBのメッセンジャーで情報交換や投稿に関してやりとりをしてきました。
その野原さんが急逝されたとの知らせが舞い込みました。いつも私のFBやブログに真っ先にレスポンスをいただいていたのがないので、変だなとは思っていたのですが・・・
昨年、親しい鳥友2人を亡くしたばかりで、さらにまだ若い野原さんまでが亡くなるとは・・・本当にショックで残念で堪りません。

野原さんとの最初の出会いは2020年の冬、東京港野鳥公園でした。確か、シマアジかトモエガモが来ていると聞いて出かけて行きましたが、既に抜けた後でした。野原さんも同じ目的で来ていたようで、とても残念にされていました。その印象が強く・・・数日後、葛西臨海公園でまたお目にかかり「数日前、野鳥公園でお目にかかりましたね?」と私のほうから声をかけました。その時、野原さんは私のことは覚えていないようでした。

その後すぐ2020.2.10・・・立川の公園にベニヒワが来ている!と聞いて鳥友と3人で出かけた時、ここでも野原さんと出会いました。
この時、野原さんも私を覚えていて下さいましたが、お互い連れがいることとごった返すバーダーの群れの中、目であいさつを交わす程度でした。
その時撮ったベニヒワ・・・込みいったサワラの木の中と大勢のCMで上手く撮れませんでした。



その2日後の2020.2.12・・・秦野市の神社でヒレンジャクの撮影中、またまた野原さんと遭遇!お互いびっくり!!
その時のヒレンジャク・・・



およそ1か月後の2020.3.11・・・埼玉県の農耕地にオオカラモズが来ていると聞いて出かけた時。ここでも野原さんとの出会い!わずか1か月ちょっとの間で5回。
しかも、1都・2県の広い範囲の中で・・・お互い「アアー!」と声が出たものでした。不思議なご縁を感じ、ここでお互いFBで「お友達」になることとなりました。
その時のオオカラモズ・・・



その後、FBを通しての情報交換やブログを愛読いただいていました。
そして今年、野原さんとお会いしたのは2023.3.16・・・野原さんの地元の公園。多分、地元だけにお会いできるのでは?と思っていましたが、予想通り久しぶりにお会いできました。
その時撮ったキレンジャク・・・


野原さんは太陽のように明るく、心優しい芯の強い方でした。最近ではコアジサシの保護に心を痛めていたようです。亡くなる前日もコアジサシの観察に行かれていたとか・・・
心より、ご冥福をお祈りいたします。(野原真美さんの回顧の思いをこめて・・・)
コメント
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