北海道昆虫同好会ブログ

北海道昆虫同好会は北海道の昆虫を中心に近隣諸国および世界の昆虫を対象に活動しています。

リンゴシジミとかわいこちゃん

2016-06-23 00:24:23 | リンゴシジミ
にほんブログ村 その他ペットブログ 昆虫へにほんブログ村

にほんブログ村 その他ペットブログ 昆虫へにほんブログ村

リンゴシジミとかわいこちゃん


北見市ではリンゴシジミが飛び始めました。

しかし、このところ強風の日が続き、スモモなど叩いてもなかなか飛び出さず、飛び出しても風で吹っ飛ばされてしまうので大変です。


2016-6-20  北見市郊外で、きれいなリンゴシジミ♀をジジツー氏が撮影しました。梅の葉にとまっています。







このかわいこちゃんはジジツーが好きです。

二段ベッドの手すりにぶら下がってぶらぶらやって遊んでいたら、バキッと手すりがとれました。

ジジツーはその手すりをすぐ直してくれました。






この子は網でクジャクチョウやエゾシロチョウを採るのが上手。







にほんブログ村 その他ペットブログ 昆虫へにほんブログ村

にほんブログ村 その他ペットブログ 昆虫へにほんブログ村

道内でのアサギマダラの交尾観察例について

2016-06-20 18:11:21 | アサギマダラ
にほんブログ村 その他ペットブログ 昆虫へにほんブログ村

にほんブログ村 その他ペットブログ 昆虫へにほんブログ村



道内でのアサギマダラの交尾観察例について
対馬 誠




道内でのアサギマダラの交尾観察例は極めて珍しいと思います。


私の知りうる観察例は下記の2例です。

2006年6月4日、えりも町、庶野

2013年6月1日、函館市、函館山



八雲町熊石の交尾観察は北海道では3例目の記録と思われます。
また、熊石で観察された交尾のペアは本州以南から津軽海峡を渡り、北上してきた個
体と考えられます。6月18日の交尾は時期としてはかなり遅い記録と思います。



えりも町ではミヤマザクラ、函館山ではイボタにとまり交尾している写真が撮影されています。




2006年6月4日、えりも町、庶野 ミヤマザクラにとまり交尾。撮影者:中岡利泰氏。





2016年の奥尻島への北上のピーク(第1波)は5月26日から5月29日でした。

5月29日までに奥尻島在住の成田氏が島北端の稲穂岬で50♂以上に標識をしています。奥尻島への北上数は例年よりやや多く、ピークは1週間程早くなっています。

私も6月4日~7日まで奥尻島で観察をしましたが、ピークを過ぎたようで3♂しか標識できませんでした。


奥尻島のアサギマダラの写真  2016年6月7日、奥尻島藻内海岸
奥尻で撮影したこの写真のアサギマダラの 「ハコダテ、MT-1、6/7」 は私(対馬)の標識の意味です。
本来は「オクシリ」と書くべきでしょうが、日本全国では 「ハコダテ」 マークが多く知られているので道南で標識した個体は 「ハコダテ」 と書いています。奥尻在住の成田さんは「オクシリ」と標識しています。
MT-1は 対馬誠 のイニシャル、2016年の 標識1番目 と言うことです。6/7は 6月7日に標識 ということです。






函館市付近の観察では、5本のイケマから8卵を見つけることができました。産卵したのは6月上旬で、6月18日の観察では卵が黒くなっているものが見られたので6月20日頃から孵化が開始されているようです。

北海道の温暖化のみではなく、日本全体の温暖化の影響で、初夏に北上して来るアサギマダラが多くなったと考えることはできると思います。

上記の状況から考えると、北海道での今年の夏の発生数は例年よりやや多くなりそうですが、どうなるか楽しみです。




にほんブログ村 その他ペットブログ 昆虫へにほんブログ村

にほんブログ村 その他ペットブログ 昆虫へにほんブログ村

八雲町熊石で、アサギマダ ラを発見、2016-6-18 交尾か

2016-06-20 00:12:49 | アサギマダラ
にほんブログ村 その他ペットブログ 昆虫へにほんブログ村

にほんブログ村 その他ペットブログ 昆虫へにほんブログ村


 

八雲町熊石で、アサギマダ ラを発見、2016-6-18 交尾か

稗田です。
 ご無沙汰しております。

 さて、さて…またまたアサギマダラを見かけちゃいました。
 
 本日(2016年6月18日15:30ごろから16:00過ぎまで)、八雲町熊石で、アサギマダ
ラを発見しました。

 ここをなわばりにしているようで、遠くへ行くことなく、しばらく周辺の木々の間
や樹上を飛び回っておりました。
 姿を見失っては出てくるので、ちらちらと現れる姿を追っていましたら…
 もう一ついるのでは…と
 別個体かどうかを確認すべく見ておりましたら、2頭同時に見られるようになり、
追い回しているのが分かりました。
 そのうち、絡みあうように飛ぶのが見られ…もしかして、♂♀…?
 
 やがて…2頭はもつれるように木の葉(オニグルミ?)の裏に止まり、なにやらも
そもそ…
 もしかして…交尾?と思いまして、撮って見ました。

 頭上高かったので、うまく撮れませんでしたが、記録だけはと思いまして、撮影し
ました。

 写真を確認したところ、羽にはマーキングはありませんでした。
 ということは、放蝶した個体ではないはずです。

 もしかして、このあたりで育った個体ではないかと…思うのですが…いかがでしょ
うか…?

 どなたか調査をされるのであれば、場所をお教えします。

 よろしくお願いします。









アサギマダラの追加です。





 たぶん、♂だと思うのですが…いかがでしょうか…?



稗田さん、いつもながら、とても貴重な情報ありがとうございます。 アサギマダラの北海道における交尾写真はこれが3例目です。

産卵してさらに世代をつなぐようでしたら、アサギマダラも温暖化にともない北上しつつある蝶のひとつなのでしょうか? 今後は、幼虫の確認などできませんでしょうか。


 



にほんブログ村 その他ペットブログ 昆虫へにほんブログ村

にほんブログ村 その他ペットブログ 昆虫へにほんブログ村

エゾシロチョウ羽化 その壱 連続写真

2016-06-18 19:54:34 | エゾシロチョウ 
にほんブログ村 その他ペットブログ 昆虫へにほんブログ村

にほんブログ村 その他ペットブログ 昆虫へにほんブログ村

2016-6-7 (火)  晴れ

エゾシロチョウ羽化 その壱 連続写真



よく晴れて朝から我が家の庭のどこかでエゾハルゼミが数匹、合唱中。

やっと初夏がきたといった気分。

孫の長男君が蝉の声に興味をもったが、蝉はいったいどこにいるのかはわからない。 

おお。今年初めてのエゾシロチョウが1頭、さっそうと舞っている。

北見市の我が家の庭では、2016年6月7日が今年のエゾシロチョウ初見日ということになる。

昨日から天候が回復してきて、昨夜ミヤマカラスアゲハ1♂羽化。

今日はエゾシロチョウの羽化が始まったようだ。

出勤直前でまったく時間がないのでボケの群落をすばやく見て丁度、蛹を割ってでてきた個体を発見。

大いそぎで撮影。

みるみる羽根を伸ばしてゆく。

5分でほぼ広がってあとはゆっくり羽根を乾かすのみだが、このとき外敵におそわれたらひとたまりもないだろう。














今日は相当数のエゾシロチョウの羽化が予想される。 



大量のエゾシロ幼虫に食害され丸ハダカだった赤ボケに若葉がでてきた。 おびただしい数のエゾシロ蛹がついている。


紅白の牡丹が見事に咲いている。

                続く。



にほんブログ村 その他ペットブログ 昆虫へにほんブログ村

にほんブログ村 その他ペットブログ 昆虫へにほんブログ村

雨の日、エゾシロチョウはどこにいるのだろう?

2016-06-17 14:10:56 | エゾシロチョウ 
にほんブログ村 その他ペットブログ 昆虫へにほんブログ村

にほんブログ村 その他ペットブログ 昆虫へにほんブログ村

雨の日、エゾシロチョウはどこにいるのだろう?

2016-6-17(金)  雨 寒い

北見市では昨日午後から降り出した雨は、今日もシトシト降っていて気温は低く、久しぶりに山でもいこうかと思ったが出鼻をくじかれた。


寒くて釣りにも出たくない。

蝶友から、電話。

今年は多忙で蝶の飼育が全部うまくゆかない。

採卵用エゾリンゴ♀、ぜんぶアリにやられた。

山へいてもまったく蝶がいない。

ウラキンシジミの幼虫がたくさんいたがきっと寄生が多いだろう。

コバルトジョウザンシジミの卵をあちこちに送った........などとりとめのない話。

大人気のコバルトジョウザンシジミは全国に卵をくばってモルフォオオムラサキみたいにしたいもよう。

野外では今年は例がないほど蝶が少ないらしい。異常だ。といった話がをだれもがしている。

5月に30℃越えの異常高温が続き、そのあとぐんと急に冷え込んで雨が多く、確かに蝶にとってはまともでない気象である。

どうやら、このところ蝶が乱舞しているのは我が家の庭だけらしい。

今年は庭の赤ボケに前年の倍ほどのエゾシロチョウが発生、毎日庭を20-30匹のエゾシロチョウがさっそう舞ってあちこちで、このブログには書ききれないほど色々のドラマを繰り広げている。

今日は冷たい雨が降りしきり、さすがにエゾシロは一匹も飛んでいない。

ところで、雨の日、いったいエゾシロチョウはどこにいるのだろう。

蝶愛好家たちといえども、恐らくきっと誰も知らない。

蝶類生態図鑑にも雨の日、エゾシロはどこにいるのかなど、どこにも書いてない。

実は私も知らない。

大きなフキの葉っぱの裏に群れて止まって雨が止むのを待っている....というしたり顔の話はきっとウソ。

そこで傘をさして庭へ出てエゾシロを捜してみたのだが、昨日朝、あれほど舞っていたエゾシロはどこにも見つからない。

そこでさらに一生懸命さがしてみたら居場所がわかった。

といっても、たったの3匹のみ。

一匹はネギ坊主のかげ。

一匹は植栽したウドの葉裏。 

もう一匹は白ボケの葉裏。 

それ以外は、一体どこへかくれたのか、まったくみつからなかった。


一匹はネギ坊主のかげ。




一匹は植栽したウドの葉裏。




もう一匹は白ボケの葉裏。 


発生木の赤ボケの灌木には一匹もいなかった。




エゾシロの天敵アオムシコマユバチの繭のハチの目が透けて見えてきており、こんど晴れたら一斉に出てきそうな感じ。



庭のイチゴが色づいて3個、初物摘んで食べた。甘くておいしい。 



 

長男が今年の母の日に贈ってきた赤いカーネーション、いまだに咲き続けており長持ちする愛の形です。



今日中ずっと雨で、ところによっては雷雨、豪雨という。新しく 35mm デジカメも買ったので蝶の撮影で試したいのに…………..。



にほんブログ村 その他ペットブログ 昆虫へにほんブログ村

にほんブログ村 その他ペットブログ 昆虫へにほんブログ村