北海道昆虫同好会ブログ

北海道昆虫同好会は北海道の昆虫を中心に近隣諸国および世界の昆虫を対象に活動しています。

雨の日、エゾシロチョウはどこにいるのだろう?

2016-06-17 14:10:56 | エゾシロチョウ 
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雨の日、エゾシロチョウはどこにいるのだろう?

2016-6-17(金)  雨 寒い

北見市では昨日午後から降り出した雨は、今日もシトシト降っていて気温は低く、久しぶりに山でもいこうかと思ったが出鼻をくじかれた。


寒くて釣りにも出たくない。

蝶友から、電話。

今年は多忙で蝶の飼育が全部うまくゆかない。

採卵用エゾリンゴ♀、ぜんぶアリにやられた。

山へいてもまったく蝶がいない。

ウラキンシジミの幼虫がたくさんいたがきっと寄生が多いだろう。

コバルトジョウザンシジミの卵をあちこちに送った........などとりとめのない話。

大人気のコバルトジョウザンシジミは全国に卵をくばってモルフォオオムラサキみたいにしたいもよう。

野外では今年は例がないほど蝶が少ないらしい。異常だ。といった話がをだれもがしている。

5月に30℃越えの異常高温が続き、そのあとぐんと急に冷え込んで雨が多く、確かに蝶にとってはまともでない気象である。

どうやら、このところ蝶が乱舞しているのは我が家の庭だけらしい。

今年は庭の赤ボケに前年の倍ほどのエゾシロチョウが発生、毎日庭を20-30匹のエゾシロチョウがさっそう舞ってあちこちで、このブログには書ききれないほど色々のドラマを繰り広げている。

今日は冷たい雨が降りしきり、さすがにエゾシロは一匹も飛んでいない。

ところで、雨の日、いったいエゾシロチョウはどこにいるのだろう。

蝶愛好家たちといえども、恐らくきっと誰も知らない。

蝶類生態図鑑にも雨の日、エゾシロはどこにいるのかなど、どこにも書いてない。

実は私も知らない。

大きなフキの葉っぱの裏に群れて止まって雨が止むのを待っている....というしたり顔の話はきっとウソ。

そこで傘をさして庭へ出てエゾシロを捜してみたのだが、昨日朝、あれほど舞っていたエゾシロはどこにも見つからない。

そこでさらに一生懸命さがしてみたら居場所がわかった。

といっても、たったの3匹のみ。

一匹はネギ坊主のかげ。

一匹は植栽したウドの葉裏。 

もう一匹は白ボケの葉裏。 

それ以外は、一体どこへかくれたのか、まったくみつからなかった。


一匹はネギ坊主のかげ。




一匹は植栽したウドの葉裏。




もう一匹は白ボケの葉裏。 


発生木の赤ボケの灌木には一匹もいなかった。




エゾシロの天敵アオムシコマユバチの繭のハチの目が透けて見えてきており、こんど晴れたら一斉に出てきそうな感じ。



庭のイチゴが色づいて3個、初物摘んで食べた。甘くておいしい。 



 

長男が今年の母の日に贈ってきた赤いカーネーション、いまだに咲き続けており長持ちする愛の形です。



今日中ずっと雨で、ところによっては雷雨、豪雨という。新しく 35mm デジカメも買ったので蝶の撮影で試したいのに…………..。



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