北海道昆虫同好会ブログ

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ヒグマとカラタカとエゾクロテンの死

2016-12-02 15:35:39 | カラフトタカネキマダ...
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ヒグマとカラタカとエゾクロテンの死

6月のある日の午後、大雪山山麓のとある林道を歩いているヒグマ。



こちらに気づいているのかいないのか、悠々とのっしのっしと歩いて行きます。

このさきで蝶とりをしたいのだがヒグマを追い越すわけにも行かず、ここでU-ターン。



エゾクロテンが一匹死んでいた。




車に跳ねられたのか、ヒグマにちょっかいをかけて一撃されたのか、最高級の毛皮がとれるエゾクロテンのあえない最後。 





カラフトタカネキマダラセセリの♀が一匹あらわれ吸蜜中のところを一枚撮影。


ところで原始の自然が残る大雪山といえども、山麓部は前述のコウリンタンポポはじめ外来種植物がいっぱい。

近年、カラフトタカネキマダラセセリが最も好む吸蜜植物は外来種代表のシロツメクサの白い花です。

ここ大雪山でもカラタカ♀はシロツメクサの白い花に吸蜜していることにご注目ください。

ちょっと悲しい現実ですが、これも地球全体の生態系の変化の一環ととらえるべきでしょうか。


初夏の大雪山山麓、おだやかな6月の午後の風景でした。





写真は蝶愛好家のM氏撮影。

知床のヒグマ親子のサケとりの写真があります。





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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (通りすがり)
2022-03-14 15:43:37
写真のイタチはエゾクロテンではなく、外来種のミンクですよ。
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