北海道昆虫同好会ブログ

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コクサギ飼育ミヤマカラスアゲハ越冬蛹が 6月に夏型として羽化 その壱

2020-06-17 22:07:38 | ミヤマカラスアゲハ
コクサギ飼育ミヤマカラスアゲハ越冬蛹が 6月に夏型として羽化 その壱



2016-6-6 (月)  晴れ




夜7時。2階の私の部屋に出していた昨年コクサギで飼育したミヤマカラスアゲハ越冬蛹5個のうち1♂が羽化している。








久しぶりに見る生きたミヤマカラスアゲハは文句なく美しくあれこれ撮影した。


 

本来、本種の飼育には不適とされるコクサギで飼育したとはいえ一応、美しいミヤマカラスアゲハなのだが、ちょっと注文をつけると以下のようになる。




越冬して6月6日に羽化してきたのに春型ではなく、夏型を思わせる外観の小型♂。




羽化状態はまあまあだが尾状突起の展開がやや甘い感じ。




きれいはきれいなのだがダントツの美形とは言えず小さな夏型♂みたいといったところ。



後翅裏面白帯が細く狭いのは夏型の特徴。






ひそかに期待していた異常な色調や斑紋は見られない。




この蛹の前に黒くなって羽化間近と思われた2蛹は、その後急に異常低温が続いたせいか力つき羽化に至らず蛹内で死亡した。





残り2個、うまく羽化するかな。





夜。とある蝶友からの電話あり。





ミヤマカラスアゲハの越冬蛹を、思い切りたくさん作ったが美麗異常型を期待して低温処理したら全部死んでしまったとのこと。



ご愁傷様です。






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