北海道昆虫同好会ブログ

北海道昆虫同好会は北海道の昆虫を中心に近隣諸国および世界の昆虫を対象に活動しています。

2015年7月18日 石狩市のカシワ喰いゼフィルスの状況  

2015-07-21 21:13:38 | ゼフィルス
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2015年初夏は札幌市南区のオオイチモンジ、オオムラサキなどの不作でフィールドへ出る気力がなくなってしまっていたが、昨日札幌市ラベルのウラジロミドリ1ペアーを採集したので少し気分が良くなり、下り坂の天候だったが、石狩市のカシワ林のゼフを見に行った。

2015年6月28日同場所へキタアカシジミを見に立ち寄った際に、ドクガの幼虫が多発していて、皮膚をやられたみたい。軽症だったが2週間程痒みが治まらず、それ以来一度もそこへ行っていなかった。

昨日の虫屋サロンでも銭函のカシワ林のゼフの話が出たが、発生が悪いだろうと言いつつも参加メンバーは誰も確認には行っていなかった。

2015年7月18日、午前7時30分現地到着、曇ってはいたが、時折日差しがあり、気温も高く蒸していた。結果から言うとカシワ喰いゼフィルスも大不作だった。



9時までの1時間半でネットに入れたのは、ハヤシ4、ウラジロ10、ウスイロ2、ダイセン1、キタアカ1、これ以外の目撃も大変少なかった。

キタアカは時期遅しだがそれにしても少ない、ここで一番多いハヤシとウスイロですら極端に少なく驚きだった。



今日一番多かったウラジロでさえ通常の個体数とは全く言えない状況。

ハヤシ、ウラジロは♀はスレ~新鮮だったが、♂はスレ、カケですでにピークを過ぎていた。

石狩の状況から、銭函のカシワ林も同様と推測される。ゼフの他、コキマダラセセリ、オオチャバネセセリを少数見ただけと今年【2015年】にありがちな寂しいフィールドだった。



  高木秀了 記




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