パンダとそらまめ

ヴァイオリン弾きのパンダと環境系法律屋さんのそらまめによる不思議なコラボブログです。
(「初めに」をご一読ください)

SANUKI at 白梅 &JAM

2005-11-12 23:59:47 | SANUKI
二人合わせて一昨日、昨日、今日とSANUKIプロジェクトでずっと出すっぱりでした。高級懐石料理店キタノホテル白梅でさぬきうどんをお出ししたのと、Japan Art祭りの会場の一角に讃岐うどん出店屋さんを出店したのです(*_*)
 お出でいただいたのは、さぬきうどんの日の出製麺所のOMさん。日の出製麺所は農林水産大臣賞5回(アーネスト・ホースト以上ですね)も受賞した凄腕製麺所で、O.M.さんで3代目です。このイベントのために香川から駆けつけて頂いたのです。
 10日はグランドセントラル駅近くのキタノホテルニューヨーク内の白梅→Finest Asian, Japanese and European cuisine at The Kitano New York Hotelにて。懐石さぬき膳の中に、打ちたてのおうどんを組み込んでお出しするというもので、パンダさんがお手伝いに行きました。

SANUKIメンバーとしてのデビュー日。はっぴを着て&ワクワク。手打ちの讃岐うどんが食べられる!ということもあってかおかげさまで「さぬき膳」は予約でいっぱいになっておりましたまたお土産うどんもいい感じで売れて、とりあえず初日はホッです。パンダもお土産うどんを販売するため、何種類かあったそれぞれのうどんの特徴を覚えましたよそれに真横で職人0さんが打っている姿を見れてラッキーでした。いくら讃岐人とはいえ、なかなか職人さんのそのような姿を目の前で見るという機会はなかなかないですから・・・そう、この日はレストランでの販売だったため、おうどんは「白梅」の料理長さんが茹でたりしていたため、メンバー達はとにかくSANUKIうどんの宣伝を頑張っていたわけですでも明日からはメンバー達で茹でなくてはいけないのよねどうなるかな

 11・12日はブルックリンで行われたJapan Art Matsuri(JAM)の会場の片隅にブースを作って出店。ジャパンアート祭りはよさこいやら獅子舞やら和太鼓やらのパフォーマンスがあり、その他バレエなんかもあったりして、外国人がふらりと気軽に日本文化に触れるにはいい機会かもしれません(^O^)
 肝心のSANUKIブースですが、O.M.さんの手打ちをその場で茹でてかけor生醤油(鎌田のだし醤油(讃岐の醤油会社の名産品。長嶋茂雄氏がわざわざ取り寄せているらそう))でサーブする、というものです。料亭と違って設備が整いようがない状況で、なんとか美味しいうどんを食べて頂きたい!という思いだけで頑張りましたが、特に火力不足は深刻で、茹で上がるまで相当お待ちいただくこともしばしば。隣のカフェテリアの厨房を使える間はまだいいのですが、ある時間で閉まってしまってしまい、電磁調理器がダウンしたり、反対に焦がしてしまったり(>_<) 茹でていた私は、ごめんなさい、みなさんという感じでしたが、休む間もなく働いていると、あれ、売切れてしまっているではないですか(*_*) 決して広い会場ではないにも関わらず、気に入って頂いたのか何杯も食べた方が少なくなかったようです。小麦粉25kgが3日間できれいになくなってしまいました
 それにしてもO.M.さんは文字通り本当に一秒の休みもなく12日の便で帰国されるそうです。本当にスゴイことです。みなさん、ひとまずお疲れ様でした。食した皆さんがこのままSANUKIうどんにはまっていく&輪が広がっていくことを期待したいですね 

 ホント、いろんなハプニングを乗り越えつつも楽しめたJAMでした。しかし讃岐人であるがゆえに安く、すぐ食べられるおうどんがここまで大変たったとはどの分野でも職人さんはすごいとは思っていましたが、改めてそう思います。火力と鍋、うどんを最適な状態に茹でられるようなバランス、そして肝心のうどんの生地。おうどんに一番いい小麦はどれなのか?とにかく小麦がおうどんでは命ですから。卓越した技術だけではなく、みんなに少しでもおいしいおうどんを食べてもらうため、日々の研究。やはり2日間で、マスターできるなんてものではないですが、メンバーが少しずつでもそのような職人さんの苦労やおうどんのことを知り、それをいろんな世界の人たちに伝えていけると素敵ですよねそれにこのような文化祭的なイベントは、たくさんの出会いも経験できます。そしてきっとメンバーの結束力も深めてくれます。失敗はあって、お客さんを待たせたりしたかもしれないけど、失敗を恐れず積極的にこのようなイベントに顔を出していくことはとっても大切なことだな~と思うパンダでありましたもちろん上手くいかなかった所は少しずつ改善していかないといけないですがねとにかくOさんをはじめ、メンバーのみんなお疲れ様でした

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