パンダとそらまめ

ヴァイオリン弾きのパンダと環境系法律屋さんのそらまめによる不思議なコラボブログです。
(「初めに」をご一読ください)

マタイ受難曲 by St. Luke's @カーネギー(とLa Bonne Soup)

2007-01-14 23:56:38 | 音楽
 昨日のことですが、パンダさんのN師匠率いるSt. Luke's Orchestraがカーネギーで大曲マタイ受難曲をカーネギーでやるというので行って来ました(昨日はコンマスではなかったですけど)。Student Ticketで。J.S.バッハ最大の(だけでなくクラシック音楽全体の)マスターピースと評されることもしばしばながら、3時間以上もの大作、滅多に聴けるものじゃなないっていうことで。

 っとその前に腹ごしらえ、ということで、前々から気になってましたが行ってなかったLa Bonne Soupへ。カーネギーやブロードウェイからも程近いのでプレ・シアター組なのか早い時間なのに大行列。フレンチベースのスープ屋さん、サラダ・スープ・デザート・ドリンクがついて15ドルのリーズナブルさ。初めてなので2人とも名物フレンチ・オニオンスープをオーダー。
   
これは濃厚!とーってもディープ。にしてイヤミさがなくて美味しい。また来ていろいろ試しましょうね。またプレ・シアター組に慣れているのか、ちょっと急いでほしい旨お願いすると物凄いテキパキさで応対してくれました。
 おいしかった でも何よりお店の雰囲気が大好きだったパンダ。フランスの家庭料理を振舞うのにピッタリなかわいらしい感じ。またお気に入りのお店が見つけられて幸せです
 
 んで、コンサートの感想ですが、言葉にならないというのが正直なところでしょうか。マタイ伝による最後の晩餐(のちょっと前)→キリストの磔・復活までを謳っているのですが、バッハの荘厳な音楽にのせて聖書の場面場面が眼前に迫ってくるよう、教会で聴きたいなと思うぐらい。コーラスだったりソロだったり、楽器もオーケストラだったりほとんどソロだったり変化ありまくり。時代の違いで、例えばモーツァルトのレイクイエムのような迫力はないのですが、噛めば噛むほど味が出るというとヘンですが、聴いてるうちにだんだんひき込まれて行きます。絵画と違う音楽の限界で終わりがあるのが残念に思えましたが、ずっと響いているような気にもなります。傑作の所以ですかね。
 本当に行ってよかったです。先生、コンサート情報をくださり、ありがとうございました。
 でも正直全くマタイのお話を知らなかったため、あらかじめWebで内容を調べてお勉強して行きました。そらまめさんも言っているとおり言葉で感想を表現することは難しく・・・でも心に感じるもの、そして考えさせられるものはたくさんありました。そして改めてバッハの偉大さを感じました。そして当時忘れ去られようとしていたこの大作に命を吹き込んでくれたメンデルスゾーンにも感謝です とにかくこれを聴く機会に恵まれてよかったです

 最近のそらまめ&パンダは残り少ない休日をとにかく充実したものにしようと積極的にいろいろなところに出向いているわけです。二人とも学校がこの火曜日から始まりますからね それに先日のパンダのexamのせいで、小旅行もできなかったからね でもまたいろいろな経験ができたここ数日間になりましたね。