前回、重いものを持ったとき「肩の力まで抜くと、支える力はどこに移動するか?」という問いを投げかけた。
答えは「背中に移動する」である。
ぜひこの感覚、つまり「重いものを背中で持つ感覚」を味わってほしい。これこそが勁力の体現である。
これは弓道においては、大変大事なことを意味している。つまり、手先の力を抜き、腕の力を抜き(何度もいうが、詰合いは抜けないように)、さらに肩を落としきると、それらにかかる力は、背中に集約する、ということだ。
このことは、これまで説明してきた「下ろす引分け」と大変相性がよく、下ろす引分けを正しく行えば、自然に背中と連動するということになる。
ここから、さらに深く考えてみよう。
では、背中を支えているのはどこか?
答えは、下半身であり、背骨であり、首筋である。このいわゆる「縦線」がしっかりと伸びて(詰め合って)いることによって、背中ががっちりと支えられるのである。
こう考えていくと、勁力を使っているかどうかで、見える姿は同じであっても、その中身は全くの別モノになってしまうということがよくわかるのではないだろうか。
答えは「背中に移動する」である。
ぜひこの感覚、つまり「重いものを背中で持つ感覚」を味わってほしい。これこそが勁力の体現である。
これは弓道においては、大変大事なことを意味している。つまり、手先の力を抜き、腕の力を抜き(何度もいうが、詰合いは抜けないように)、さらに肩を落としきると、それらにかかる力は、背中に集約する、ということだ。
このことは、これまで説明してきた「下ろす引分け」と大変相性がよく、下ろす引分けを正しく行えば、自然に背中と連動するということになる。
ここから、さらに深く考えてみよう。
では、背中を支えているのはどこか?
答えは、下半身であり、背骨であり、首筋である。このいわゆる「縦線」がしっかりと伸びて(詰め合って)いることによって、背中ががっちりと支えられるのである。
こう考えていくと、勁力を使っているかどうかで、見える姿は同じであっても、その中身は全くの別モノになってしまうということがよくわかるのではないだろうか。