オーストラリア・ジェットスター航空“格安の秘密は選べるサービス”081221
12/21朝の経済羅針盤(NHK)を視る。格安航空をウリモノにしたオーストラリアのジェットスター航空が取り上げられた(画像は社長)。とにかく、ゴールドコースト往復が4万円というから東京~福岡並みの運賃だ。 格安を可能にしている要因は色々あるが、(秘密は選べるサービス)にある事に注目した。例えば、機内サービス、欲しい方には有料で提供する。言い換えれば(欲しくない方はカットする選択が出来る)ということ。
これって正に《顧客中心主義》である。私が勧める(お客様が選べる自由がある)状況に如何に近づけるかが顧客中心主義であるという考え方に近い。問題の本質は、(求めるサービスは人によって違う)というところにある。
その他に、搭乗受付を1時間前に打ち切り、入場手荷物チェックに回るという一人二役の発想、革製の座席は長持ちして返って安く付くetc.格安の秘密は色々ある。又、濃いサービスを求める層には、高価格の「カンサス航空」、格安価格は「ジェットスター航空」の2ライン、一方「安全性」には(常に新しい機種を導入する)という投資戦略も打つ。
ビジネスマンにヒントを与えてくれるお勧めしたい番組です。