東京タウンウォッチング 原宿「ナイキ」 これぞ旗艦店の真髄!!②
~経営コンサルタント・安岡裕二の「東京タウンウォッチングガイド」~
画像は、昨日のガラス張りの右側にある「トラックジャケット」の写真。直接商品を訴えているのは店頭ではここだけ。アイキャッチのポイントになっているようだ。
店内の撮影は通常は禁止、色々な遊び心や仕掛けをお見せ出来ないのが残念だが、一部お伝えすると…
1階はスニーカー、2階がトラックジャケットなど衣料、3階は「フットルーム」と名付けたサッカー専門のシューズ…こんなフロア構成。1階の中央空間に大量に、立体的に浮かぶスニーカーの陳列は壮観、圧倒的迫力がある。
2階は、1998年にサッカーのワールドカップで優勝したブラジルチームが着用したトラックジャケットのNew復刻版の売り場。店頭写真ジャケットのイメージポスターが今のイベントになっていて、当時の歴史など伝える本や解説などのコーナーもある。1階のスニーカーと組み合わせて、お堀端をジョギングするイメージを浮かべて下さいという訳だ。
3階は、サッカーファン集まれ…といったサッカー一色の売り場。店内階段も中央に狭くした螺旋状の階段を上るように出来ていて、目的客を絞る仕掛けだろう。
フロアテーマに関連させて、レジ背後には遊び心のアートが目に入る。1階は靴の木型の造型(歴史的なモノかも!?)、2階は靴の指先を組み合わせたアンモナイト、いや、遊び心で(アンモナイキ)と呼んでいるそうだ。3階はサッカーシューズの足裏の鋲で、ブラジルチームのマークをデザインした造型になっている。
さて、楽しいイメージが湧いてきましたか!? やはりリアル(実物)に触れてみるタウンウォッチングでないともどかしいのであります。
経営コンサルタント安岡裕二 TEL090ー3233ー7847