東京タウンウォッチング ららぽーと新三郷に近接する「IKEA」の新店
IKEAは、06年に船橋に日本上陸1号店を出してから、09年は前年比44%増、5店舗で520億円と成長、低価格品指向、室内空間の需要の伸びなどが追い風になったといいます。
更に日本市場での認知度を高める為、8月から値下げに踏み切っています。
以前船橋IKEAへウォッチングに行った時、セルフで持ち帰り、自分で組み立てるシステムは日本人に馴染まないだろうとウワサしたがどっこい若いファミリーに定着したようです。
一部屋まるごと○○円という解りやすい表現でトータルなデザインコーディネートと価格訴求をしています。12個あるベッドルームが見物です。
東京タウンウォッチング ららぽーと新三郷「コストコ」
コストコは、アメリカ生まれの倉庫型ディスカウント店です。世界中に500以上の倉庫店(*面白い言い方ですね)があり、1兆6千億円の売上があります。安売り型大型店では世界ベストテンに入っています。
正式の社名は、「コストコホールセール」と言いますから、卸売りを主にする考えのようです。
会員制で、年会費が個人4200円、法人3500円、それぞれパートナー2人まで入店出来るシステムです。個人はおまけのようなものかも知れません。
大量に買い物しない日本人には、馴染まないと思うのですが、さにあらず日本では既に9店舗ありますから定着しているようです。九州に1号店が出来た後、フランスのカルフールが千葉幕張に1号店を出したころ、同じ幕張に2号店を出店しましたから、もう4~5年前になるかも知れません。
当時タウンウォッチングで乗り込んで行った時の印象では、とにかく“量の多い”ことに驚いたものでした。品揃えは、生活雑貨、食品、家電小物etc.、アメリカ的品物が多く、日本では一寸見られない業態でした。当時フィルム、セロテープなど、軽くて持てるものを買い求めましたが、とにかく量の多いのに閉口しました。
これも卸と思えば納得ものです。目新しさもあって、ウォッチングした時には主婦らしい女性や家族連れで賑わっていましたが、買い物カートの方はカラカラで実際のショッピングには繋がっていない印象でした。
定着したと言いましたが、キャッシュオンデリバリー(現金orカード買いで、持ち帰りのシステム)で、車で仕入に来る業務需要が支えているのが実態かも知れません。
東京タウンウォッチング ららぽーと新三郷「変わるゲーセン」ラウンドワン
普段パチンコ、ゲームセンターなどには縁のない方としては、変わりようにビックリしますね。
先ずは、入って懐かしい「クレーンゲーム」の変わり様にビックリ。飴、菓子、小さいぬいぐるみなど、思い浮かぶがどっこい、まあ、あるはあるは多彩な品物が揃っているものです。
ボーリングのレーン数や人の多さを見て、盛んなる事にも感心!? カラオケなどもニューファミリーには必需施設のようです。
上の階には、ローラースケートやバッティングセンターなどスポーツ施設がある。
ららぽーと新三郷は、エンタテイメントをウリモノの1つにしているが、若い世帯の多い土地柄、親子で楽しむことがマッチしそうだ。
東京タウンウォッチング ららぽーと新三郷「トーマスタウン」
トーマス機関車とトーマスタウン…こちらはさっぱり知らないが、ご覧のように子供を楽しませるミニテーマパークの様なものらしい(*画像は屋外になっていますが、新三郷は屋内型です。満員で入れずじまいでした)。
機関車に乗るだけでなく、疑似通貨でおカネの使い方を体験したり、外国人スタッフと触れ合ったり知育的な狙いもあるとの事。見るから体験するへ…この広がりは、大人、子供を問わず大きい流れですね。
新三郷トーマスタウンの動画が見られますので、下記をクリックしてみて下さい。
http://www.sonymusic.co.jp/MoreInfo/Chekila/Thomas/top.html
東京タウンウォッチング ららぽーと新三郷「遊べる水族館」よしもと
ららぽーと新三郷にとって、「子供戦略」は重要なキーワード。その一環がこの「水族館」。そこは、よしもとの事、普通の水族館とはことなり、回転寿司の店内を模した水槽に、鮨ネタになる魚を泳がせたり、釣り堀を作って“釣り体験”をさせたり…と、親子で楽しめる造り。
一号店は、横浜中華街にあるが、回りに埋没しがちな場所と大人客が多い街なので、こちらは子供、親子という狙いがバッチリ嵌りそう。
東京タウンウォッチング ららぽーと新三郷「噴水広場」にも立地あり!!
子供が水浴び出来る「噴水広場」はどこも人気。子供達がキャ~キャ~言ってはしゃいでいる。画像では水しぶきがよく見えませんが…。
何気なく見ている事が多いが、実は場所に大いに関係有りなのだ。駅2つの越谷の「イオンレイクタウン」にもあるが、こちらに比べると賑わいは遙かに落ちる。ナゼか!?
こちらは、エコガーデンやJRの「夢空間」、レンタサイクル、自転車置き場に通ずるなかなか人通りの多い場所なのである。それも、ショッピングセンターの狙いに子供戦略を大きく位置づけている事から来ているからなのですね。
そう絵解きしてみると、腑に落ちるというものです。(^^;)
東京タウンウォッチング ららぽーと新三郷「ニトリ」安さで人気
新三郷駅前は、ららぽーと、コストコ、イケアと外資を巻き込んだ今までにない大型開発。
「ららぽーと」に、程近いイケアは、スウェーデン発の家具・インテリア世界企業。07年の日本再上陸から既に5店舗目になり、日本市場にしっかり根を下ろしている。
コレに対して、日本発の家具で躍進しているのが「ニトリ」。ららぽーと新三郷内に出店し、2強の戦いとして行方が注目される。
消費者1000人調査(*日経MJ)によると、イケアは「デザイン」 「安さ」で支持され、ニトリは「安さ」で、イケアを上回るで支持を集めている。
ららぽーと内の「ニトリ」は、行った時が連休中だった事もあるが、大いに賑わっていました。イケアの方も入場制限する位行列していましたので、先ずは、戦いの前哨戦といった所。
それにしても、イケアは、組み立て式の商品、セルフサービスの売り場と日本での家具店の常識を破った方式。以前、船橋のイケアウォッチングで行った時、家具を自分で運び自分で組み立てるなんて…と、売り方には散々の評価でした。
中高齢の参加者にも、私にも、成功には半信半疑でしたが、若い層になるほど受け入れられている事に年齢差の価値観の違いを感じさせられます。
東京タウンウォッチング ららぽーと新三郷「子供のお楽しみ戦略」
準都心とも言える郊外型ショッピングセンターにとって、子供を魅きつける戦略は極めて重要だ。
そんな狙いで、よしもと水族館に子供向けの釣り施設を入れたり、トーマスタウンで列車に乗る体験型施設を導入したり、エンタテイメントも“子供中心”の狙いのようだ。
画像の小型飛行機でのスナップ撮影もその一環なのでしょう。
東京タウンウォッチング ららぽーと新三郷 JR東日本の「プレミィコロミィ」見つけた!
JR東日本は、エキナカの成功に自信を得て、本業以外の小売り、飲食の直営事業に力を入れている。東京駅にトレードマークが楽しい列車のデザインの「プレミィコロミィ」という通勤OLを対象にした雑貨、オフィスの必需品、軽衣料などを扱う店を出している。
最近は、エキナカからエキソトへ飛び出し、業容拡大を狙っている。その一つがこのお店。やや!こんな処にカワイイ店があったか!?という発見でした。
ファミリーや子供が多い事に合わせ、ぬいぐるみやバッグなども置いている。エキソト向けに開発した業態との事だが、最小単位の36㎡という小型店のチェーン化メリットはあるのか!? エキナカに集中した方が良さそうに思えるのだが…。
東京タウンウォッチング ららぽーと新三郷「アーバンリサーチ」DOORS
関西勢のアーバンリサーチが、ライフスタイルショップのセレクトショップ新業態を出店しているのが目に付いた。都心では、渋谷~原宿にかけて、旗艦店やエコ(自然素材)にこだわった「かぐれ」というショップを出したり、意欲的出店が目に付く。
ここは、メンズ、レディスの大人の都会派キャリア、メンズに焦点を当てた(良いものを集めたライフスタイル感性を提案)したセレクトショップ。例えば、60年代をモダンで味付けしたカリモクの製品など目に付いた。ゆっくり覗いてみたいショップの1つ。