昨日、観てきました。
いや〜素晴らしかった!
2021年2月4日
国際フォーラムC
原作 萩尾望都「ポーの一族」
脚本・演出 小池修一郎(宝塚歌劇団)
作曲 太田健(宝塚歌劇団)
美術 松井るみ
衣装 生澤美子
出演 明日海りお 千葉雄大 小西遼生 中村橋之助
夢咲ねね 綺咲愛里 福井昌一 涼風真世 他
先月16日、23日に大阪公演の配信を観てから、この日をとても楽しみにしていました。
配信でもとてもいい舞台だというのはわかっていたけど、実際にこの目で観て、配信ではわからなかった部分がいろいろわかって、素晴らしさが実感できました。
舞台全体がゴシック感に溢れて、とても重厚な感じでした。
セット、照明、衣装、全てがシックな雰囲気で、宝塚のゴージャス感溢れる舞台とは対局と言っていいくらい。
配信の時も書きましたが、私はこの梅芸版の方が好きかも、です。
特に感じたのが、衣装の素晴らしさ。
主役の二人、エドガー、アランは配信でもよく映っていたのでわかっていましたが、ポーツネル男爵夫妻とかも素晴らしかったです。
特にポーツネル男爵!
小西遼生さん、雰囲気ぴったり!
長身、小顔、抜群のスタイルの良さで、クラシックなコスチュームを着こなされていて、素晴らしい。
そうなんです、白状します(大袈裟でごめんなさい)
私、ポーツネル男爵に目を奪われたというか、心奪われました。
シーラとの婚約式の衣装が素敵で・・・ため息です。
くるぶしまであるロングコート、ベージュ色に金色っぽい刺繍が前たてと背中にあって、後ろのサイドベンツがプリーツになってる。
こんな分量のあるロングコートをすっきり着こなすって、ハードルかなり高いと思われる。
もう、目が釘付けでした。
2幕で傷ついたシーラと消え去る場面は、黒のシルクハットにマント。
で、このマントが床を引き摺るほどの長さがあるんだけど、それが全然おかしくない。
カッコいい!
いや〜参りました!
宝塚でも男役のカッコいいマント姿は見ていますが、小西さんは当たり前だけど、本物の男の魅力あるマント姿で感激しました。
マント好きなんです、私(笑)
マントでこんな盛り上がってるの、私だけかもしれないけど、でも、構わない(笑)
そして、ポーツネル一家は小西さん以外宝塚OGなんですよ。
元だけどジェンヌの中に一人入っている小西さん、違和感なく溶け込んでいるのも凄いなあと。
佇まい、立ち姿が美しくて、しかも気負った感じがないのも素敵です。
なんだか、小西さん絶賛モードで先に進まない(笑)
とにかく、興奮冷めやらずな気分なのでどうかお許しを。
福井さんのキングポー、涼風さんの老ハンナポーも声に力があって、抜群の存在感でした。
福井さんはガンダルフのようだった。
東京公演はまだ始まったばかりですが、なんと、配信が3回もあります。
凄い!
エドガーアングル、アランアングルの日もあります。
男爵アングルもお願いしたいわ(笑)
そして、名古屋の大千穐楽は配信とライブビューイングも。
それまで、無事に完走できますように。
エドガー、アラン、そして小池演出については、また、いずれ、ゆっくりと書きたいと思います。