今の歌声は

ohtaと申します。M!初演の中川晃教さんに感動してこのブログをはじめました。ゆるゆると更新中。よろしくお願いします。

Underground Parade

2011-04-23 22:46:06 | akinori nakagawa
Photo


今日のマチネ、見てきました~
面白かった!

SHOW-ismII -Sketches with Body and Music-
Underground Parade

構成・演出・訳詞:小林 香
音楽監督・編曲:扇谷研人
振付:原田 薫/港ゆりか

出演: 中川晃教 彩吹真央 藤岡正明 岡 千絵 原田 薫 YOSHIE 港ゆりか 大貫勇輔 佐藤洋介

ニューヨークの地下鉄。あるべき自分であるように自分の心に素直に生きている登場人物たちによる、ロック、ジャズ、R&B、ブルースなどの既存音楽に合わせた、ジャズ、ストリート、バレエ、コンテンポラリー・ダンスのパレード。

あっきーはD.D.というミュージシャン。ラブソングを書くために10,000人と会話する、という使命?を持っている。
衣装が可愛い。ポスターの写真見たときから、大友克洋の絵みたい、と思っていた。
地下鉄を通り過ぎるたくさんの人たちのエピソードを重ねて、それを歌とダンスで見せていく、という舞台。
あっきーはもちろん、歌担当。そしてギター弾くみたいにキーボードを弾いてるのが新鮮。
ただ、一つの大きなストーリーがあるわけではないので、入り込み方が難しいかな、と。
ストーリーがあった方があっきー自身、入り込みやすいんじゃないかな、と思いました。


彩吹真央さん。
宝塚退団後の舞台、初めて見た~
男性ダンサー大貫さんが女性のような衣装で、彩吹さんが少年のような雰囲気で、ロマンチックなデュエットがあって、男女逆転のような雰囲気で素敵でした。
彩吹さんが元男役、ということを考えての演出かな、と。
全体的にヅカ出身としてはちょっと大人しめかな…ゆみこちゃんらしいといえばらしいか。
とてもしなやかな感じで素敵でした。
彩吹さんの役はニコ。そういえば、ベルベットアンダーグラウンドにニコっていう女性アーティストがいたなあ…





藤岡正明さん。
声にパワーがあって、ギターも弾けて、カッコいい。
ロックしてました。
R&Bもいい雰囲気。
もっと歌を聞きたくなりました。ライブはどんな感じなのかなあ。



そして、ダンス組の方たち…最高です!!
基本ストリート系というか、ブレイクダンス風あり、シング・シング・シングではボブ・フォッシー風だし、最後ボレロはベジャール風?
アクロバットみたいな感じも。


特に、大貫勇輔さん、 佐藤洋介 さん。ジャンプが高い!リフトが高い!
鍛えられた筋肉を持つダンサー同士のリフト、久々に見た気がした。綺麗~
女性ダンサーも動きが凄い。溜息。はぁ~
圧巻でしたね~



最後に…
あっきーの魅力が存分に出ていたか、という点では、自分の声と歌で独自の世界を表現する、と言うわけではないし、主役として全体を引っ張らなくちゃいけない、という訳でもない。結果、ちょっと埋没感があるかな、と。
あっきー自身、どうしていいのか…状態だったかも。
でも、私は好きです。
迫力と繊細さ。あっきーらしさが出てたと思う。
全体の中の一つのピースとしてのあっきー。いつもとは別の個性が見られる気がします。


ところで、この公演は今度の震災のチャリティー公演だったのですね。
カテコでアピールしても良かったのになあ。
それがちょっと残念でした。




























あれから

2011-04-17 21:28:58 | 日記・エッセイ・コラム



大地震から1ヶ月以上過ぎました。
なかなか事態は好転せず、余震、原発と心配なことばかり。
でも、一番心配なのは、ぐだぐだな政府かも…(苦笑)
天災はなんとか乗り越えるしかないけれど、というか、乗り越えられる、と思うけれど。
真に怖いのは人災、当事者意識の無いリーダーを持ってしまったことだなあ…と。

地震の翌週に職場の人事異動が発表になり、上司が異動、しかも後任は兼務、ということに…
専任は私だけじゃん。ううう~
そして、3月末になって急に嘱託の人が退職することに…泣きっ面にハチ。
去年から研究プロジェクトが増えているので、かなりピンチな状態です。
こうなると、我に七難八苦を与えたまえ、なんて悟った気持ちになるのがいいのかもしれないが、そんな達観はできません。
もう、どうにでもなれ、的な気持ち。やけくそだあ…(爆)

そんなこんなで、桜が咲いても気持ちに余裕があるはずもなく…

でも、どんな厳しい状況の中でも、季節になると花は咲き、風は吹きます。
あっきーのアンパレももうすぐですね。
私は23日の昼の部だけだけど、楽しみにしてます。