今の歌声は

ohtaと申します。M!初演の中川晃教さんに感動してこのブログをはじめました。ゆるゆると更新中。よろしくお願いします。

浅川マキさん

2010-01-20 17:43:27 | 日記・エッセイ・コラム
浅川マキさんが亡くなった。

「夜があけたら」
とか
「かもめ」
とか
「ちっちゃな時から」
とか

大好きでした。
歌に物語があった。
私にとっては凄い大人の人、という感じで、ちょっと近寄りがたい雰囲気ではあったけど、ぼそっとした喋りとかうつむいて歌うスタイルとか、全てがあこがれ目線で見てました。

清志郎が亡くなったときも思ったけど、自分が年取るってこういうことなんだなあ…と思います。
好きなものが一つ一つなくなっていくんだねって。


どうぞ安らかに…
天国できっとタバコぷかぷかしながら、歌ってるね、きっと。

ご冥福をお祈りします。











あれから15年

2010-01-17 23:25:08 | 日記・エッセイ・コラム
阪神淡路大震災からもう15年…
早いなあ、と思う。

宝塚ファンになってから、大阪、兵庫近辺は凄く身近に感じるようになりました。
ちょうど、ファンになってすぐくらいの時にあの地震があったので、私にとっても衝撃でした。
だから私のヅカ人生(爆)ももう15年か…


あの地震での教訓がこれからも生かされ続けることが、被災された人たちへの供養となるのでしょう。






Dr.パルナサスの鏡

2010-01-14 22:33:15 | インポート
試写会見てきました。

面白かった~~~!!

鏡、迷宮、そして監督がテリー・ギリアム、出てる俳優が今は亡きヒース・レジャー、その意志を継いだジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレルと曲者ぞろいとくれば、相当疲れることを覚悟していたけれど、全然そんなことはありませんでした。

鏡の中の世界の映像が素晴らしい。ダリの絵みたいなシュールさが堪らない。

CGと実写が違和感なく融合してて。しかも、凄く可愛かったりする。

まさに夢の世界!

ちょっとシニカルな独特のユーモア感も程よいスパイスになってるし、最後はホロリとさせてくるし。

「幻想館」のステージ組み立てるところとか、アナログな感じもあって、ぬくもりの感じられる映像が凄く気に入りました。


公開は1月23日から。 123…です、ね(笑)

ぜひ、また見たいです。


僕たちはあきらめない

2010-01-14 00:10:01 | 日記・エッセイ・コラム
ハイチでM7の地震があったという…
かなりの人たちが瓦礫の下敷きになっているとか…

実は先週NHKアーカイヴスの特集で1996年に放送された「僕たちはあきらめない~混迷のハイチと子供たち」という番組を見て、衝撃を受けた。

どう表現していいのかわからないけれど、とにかく重い過酷な現実が胸を打った。
3人の少年達の瞳が忘れられない。

アメリカ軍が警備している宮殿の周辺ならば暴漢も襲ってこない。だから彼らはアメリカ軍のそばでいつも暮らしている。
アメリカ軍の出すゴミの山が彼らの食料であり、宝の山だ。
我先にゴミを取り合う場面は本当に衝撃だった。
こんな世界があっていいのか。


1996年の放送なので、もう14年たっている。
番組の最後にプロデューサーの方が3人の少年のその後を語ってくれた。
一人は銃で撃たれて命は取り留めたものの障害が残っているそうだ。
後の二人は暴動に巻き込まれて銃で撃たれて死亡したそうだ。

悲しい現実…
子供が生きられない社会…

番組の最後で「でも、僕達は諦めてなんか無い」って言ってた少年の言葉が胸に残る。


今回の地震では政府関係の建物も被害を受けていると言う。
スラム街なんかあとかたも無いだろう。
救助の人たちが、裕福な人たちとそうでない人を区別しませんように。
家のない少年、少女たちも公平に助けてくれますように。
何もできないけど、祈るばかりです。