参議院本会議で山口代表が代表質問しました。
政治姿勢
マニフェスト総崩れの民主党政権には「もはや正当性はない」と批判。
震災復旧・復興
政府の震災関連10会議で議事録を作成していなかった問題を追及。
「広範な議事録作成義務違反は重大な違法行為であり、国民や国際社会に対する深刻な背信行為だと言わざるを得ない」と糾弾
野田首相は「誠に遺憾」と述べるにとどまり、責任を免れようとする答弁に終始。
福島県の復興・再生に関する特別立法に関し提案
(1)18歳以下の医療費無料化
(2)長期的・継続的な県民健康調査の法的裏付け
(3)放射能不安・風評被害に十分対応するための基金の積み増しや弾力的運用
補正・本予算案
今年度第4次補正予算案で子宮頸がんやヒブ、小児用肺炎球菌のワクチン接種を支援する基金の継続が盛り込まれた。早急に予防接種法を改正して、法律に基づく安定した制度として13年度以降も継続を」と訴えるとともに、高齢者の肺炎球菌ワクチン接種への財政支援を求めた。
野田首相は「結論が得られるよう努力をしていく」と述べるにとどまった。
一体改革
社会保障と税の一体改革素案について、山口代表は「年金の一元化と全額消費税で賄う最低保障年金月額7万円との主張はもう10年越しの(民主党の)金看板ではないか」と追及。新年金制度で必要となる財源の公表を先送りしようとする同党の姿勢を批判した。
「堂々と全体像を示して協議できる環境を整えていただきたい」
野田首相は「法案提出に向け党内で検討していく。検討内容についてどのように整理するか、党が判断した上で取り扱う」と述べるにとどめた。
政治とカネ
公明党が国会提出した政治家の監督責任を強化する政治資金規正法改正案について、山口代表は「総理は前向きな答弁を重ねるが、実際には全く取り組もうとしていない」と迫り、早期成立を要求。野田首相は「協議を行うよう私も努力をするが、山口代表にも努力をお願いする」と責任逃れに終始した。