今日、公明党県議団は、神奈川県立精神医療センターで研究している「光トポグラフィー検査」について現地調査しました。
うつ病をはじめとする気分障害は診断が難しく、精神科でも確定的な診断を下すまでには時間がかかります。客観的にうつ病などを診断する手段として注目されている「光トポグラフィー」は頭に近赤外線を当て、反射してくる光から脳血流の変化を読み取り、脳の活動状態を数値化する装置です。
実際の検査では、頭に光源と光検出機を内蔵したヘッドセットを着け、最初の40秒間は「あ・い・う・え・お」を繰り返すよう指示され、次の20秒間は、同じ頭文字で始まる言葉を声に出し思いついたまま、言い続けます。この「く、で始まる言葉は……」と脳を使う際の血流の変化がポイントです。最後に70秒間は、また「あ・い・う・え・お」を繰り返します。約3分程度の比較的簡単な検査でした。
使い始めから血流量がどう変化するのか、あるいはしないかをグラフ化して疾患の傾向性を「見る」との事です。今後、保険診療に移行し臨床現場で治療に役立てるため、導入している病院施設の専門医は、今月20日からナショナルセンターで研修を受けます。
この先進医療がうつ病などの診断・治療の精度を上げると考えられており、更に研究が続けられています。
うつ病をはじめとする気分障害は診断が難しく、精神科でも確定的な診断を下すまでには時間がかかります。客観的にうつ病などを診断する手段として注目されている「光トポグラフィー」は頭に近赤外線を当て、反射してくる光から脳血流の変化を読み取り、脳の活動状態を数値化する装置です。
実際の検査では、頭に光源と光検出機を内蔵したヘッドセットを着け、最初の40秒間は「あ・い・う・え・お」を繰り返すよう指示され、次の20秒間は、同じ頭文字で始まる言葉を声に出し思いついたまま、言い続けます。この「く、で始まる言葉は……」と脳を使う際の血流の変化がポイントです。最後に70秒間は、また「あ・い・う・え・お」を繰り返します。約3分程度の比較的簡単な検査でした。
使い始めから血流量がどう変化するのか、あるいはしないかをグラフ化して疾患の傾向性を「見る」との事です。今後、保険診療に移行し臨床現場で治療に役立てるため、導入している病院施設の専門医は、今月20日からナショナルセンターで研修を受けます。
この先進医療がうつ病などの診断・治療の精度を上げると考えられており、更に研究が続けられています。