県政のどまん中!   佐々木正行日記

公明党の神奈川県議会議員(相模原市中央区)が日々の活動を綴ります。

5月4日 福島県南相馬市及び相馬原釜地方卸売市場視察!

2011年05月11日 | 実績・政策

3月11日(金)に発生した東日本大震災で被害に遭われた皆様に心よりお見舞い申し上げます。

南相馬市及び相馬市・新地町を調査しました。

地震発生から50日余り経った今でも復旧・復興の目途が立たないくらい甚大な被害の爪あとが散見されました。

被災地に実際に行ってみると被害の甚大さが判ります。復旧・復興のために、自衛隊をはじめ様々な人々が活動していました。

南相馬市の小学校ではボランティアの皆さんが遺留品や残留品の整理をしている様子も拝見しました。

一方で福島第一原発は地震と津波により、全電源を喪失し、原子炉や核燃料プール内の使用済み核燃料を冷却することが出来なくなり、深刻な原子力事故となりました。事故による被害は未だにその全容が明らかでなく、環境汚染が懸念されております。

南相馬市民の皆さんに状況や要望も聞くことが出来ました。

避難指示が出ていない30㎞圏内の農家では米や野菜を作るなとの支持も出ているがそこで暮らしていて本当に大丈夫なのかと不安がある。更に遠く離れた飯舘村では放射能濃度が高く近々避難指示が出ると聞いている。南相馬市の放射能濃度の測定は役所の近くで低い値が出る。山に近いところとは濃度が違うと思う。細かく各地で測定して欲しい。等の声も聞きました。

原発事故発生後しばらくの間、市内の病院は休診でした。被災地避難所には支援の医師が派遣されていましたが家が倒壊していない20km以上30km以下の住民のところには派遣されなかった。

現在は市内の病院は入院患者を他施設に送り少数の医師で外来のみ実施していることから従来診察していた専門医等がいない状態で不安を抱えている。

原発事故30km圏内の福島県南相馬市市民の声を直接聞き、現状を掌握し、国の対策本部に伝えました。

 

南相馬市役所の中に入ると電力会社の相談窓口がありました。

 

市役所側の公共施設には自衛隊車両が駐車していました

被害を受けた南相馬市の介護支援センター

被害を受けた建物

海水が田んぼに入ったままの状態

海岸の堤防が破壊され、テトラポットが打ち上げられ散乱している様子

海岸近くの電信柱が軒並み倒れている様子

海岸近くの住宅地 

地盤が沈みマンホールが隆起している

海から川を遡って来た船が橋にぶつかりひかかっている

松川浦港に向かう道路脇まで漁船が打ち上げられボートに乗り上げている

潮干狩りが出来た松川浦

 

相馬原釜地方卸売市場も甚大な被害

相馬港近くの建物倒壊の様子

津波により道路が崩壊

瓦礫が山

様々なところに残留品が置かれている

相馬港付近

タンクローリー車等も押し流されて

復興活動に時間が掛かると感じた

一日も早い復興を心よりお祈り申し上げると共に被害に遭った皆様が必ず再び立ち上がるために全力で支援をしなければと強く感じました。また、地元神奈川県においてもこの状況を受け止め震災対策、放射能被曝対策、防災訓練等強化し早急に実行しなければならないと決意しました。


5月2日 2期目の初登庁!

2011年05月02日 | 日々の活動

いよいよ2期目の活動がスタートしました!

東日本大震災の発生により世の中の仕組みが大きく変わる時、

政治の責任の重みを感じます。

議員にとって信頼のバロメーターは人格・力量・実績だと思います。

いまの政治不信を払拭できるかどうか。

苦しむ人に寄り添う政治を実現できるか。

身の引き締まる思いで一杯です。

「大衆とともに」との立党精神で、全力で取り組んで参ります。

↑ 公明党神奈川県議団です!