ガザの人々を殺すな!イスラエルはただちに軍事侵攻をやめろ!
星野文昭絵画展
■星野文昭さんは、1971年11月14日、米軍基地撤去・沖縄返還協定批准阻止闘争に決起。そのデモの中で機動隊員1名死亡の「実行犯」にでっち上げられた。1975年に不当逮捕され、裁判で「無期懲役」が確定。1986年に妻・暁子さんと獄中結婚。獄中44年、無実を訴え続け、再審を請求して闘う。 2019年4月に肝臓がんが発見され、切除手術後の5月30日、帰らぬ人となった。 まともな治療も行わず検査結果も隠して星野さんを死に追いやった徳島刑務所と国家権力を絶対に許さない。
◇ 布施駅前 市民プラザ(夢広場)
ヴェルノール布施・5F 市民ギャラリー
12月10日(日)10:00~19:00
◇ 八尾北医療センター
12月4日(月)~9日(土)診療時間内に展示
無実で獄中44年 星野文昭さんの獄死=国家犯罪を許すな!
連日、イスラエルによるガザへの空爆はますます激しくなり、10月末には地上侵攻を開始しました。パレスチナの人々の死者は1万人を超え(11月8日)、その4割が子どもたちです。絶対に許せません。「パレスチナ連帯!ガザ虐殺やめろ!」イスラエルの無差別空爆と虐殺に対する反戦闘争が欧米はじめ世界中で闘われています。今こそ戦争反対の声を上げるときです。
1971年に批准された沖縄返還協定は沖縄米軍基地を固定化するためのものであり、「基地撤去」という沖縄県民の願いを踏みにじるものでした。星野文昭さん、大坂正明さんは沖縄県民のたたかいにこたえ、この協定批准に反対する渋谷闘争に参加しました。
この渋谷闘争の警備の過程で一人の警察官が亡くなるということがおこりました。これに対し警察・検察は何の物証がないにもかかわらず、目撃証言をデッチ上げ、星野さん・大坂さんを「殺人者」に仕立てあげました。
星野さんは獄中で肝臓がんを発症し適切な治療を受けられず、無念にも命を奪われました。(2019年5月30日逝去、享年73)星野さんの家族は星野さんの死の真相を明らかにするために国家賠償訴訟をたたかっています。
星野さんは亡くなるまで獄中で絵を描き続けました。人間が人間らしく生きられる社会の実現と戦争反対の気持ちが込められています。絵画にはつれあいの暁子さんの詩がそえられています。ぜひ絵画展でご覧下さい。
大坂正明さんへの無期懲役求刑を許すな!
星野文昭さんとともに闘った大坂正明さんの論告求刑が10月19日に行われ、検察側は大坂さんに「無期懲役」を求刑しました。絶対に許せません!
大坂さんも星野さん同様にデッチ上げの目撃証言で起訴されました。警察の取り調べで調書を取られた1972年当時学生だった人のほとんどが「供述調書は検察の作文」「大坂さんを今日初めて見た」と証言を撤回しています。
12月22日、大坂裁判の判決公判が東京地裁であります。大坂さんの無罪判決をかちとるために保釈の要望書を集めています。みなさんのご協力をお願いします。