八尾北医療センター労働組合

藤木 好枝 執行委員長

福島第一原発の汚染水海洋放出に絶対反対!

2021年04月14日 | ふくしまの怒りとむすび、被曝労働拒否!すべての原発いますぐなくそう!
昨日4/13(火)改憲・戦争阻止!大行進八尾実行委員会の定例会でも、当日閣議決定になった福島原発の汚染水海洋放出に対して、絶対許せないと討論になりました。
▽ 国で決めて、話し合おうが一切はポーズだけで、無視して強行する、このやり方こそ戦争への道だ、
▽ だが政府も即放出方針を出せてない、2年後と言わざるをえない、追いつめられている。
▽ 反対の声をあげる人・労組が旗を掲げて闘おう






すべての原発いますぐなくそう!全国会議(NAZEN)関西

4月13日の菅政権による東京電力福島第一原発の敷地内タンクに貯まる汚染水の海洋放出の閣議決定を絶対に許さない。2年後の開始予定まで、「海洋放出絶対反対」の声をあげ続けて、海洋放出を止めよう!福島の闘う仲間は4月9日、福島駅前での抗議行動に立ちあがっています。

今回の事態は、福島の県民や漁民の反対を無視した暴挙であり、「福島原発事故10年」で改めて「原発はいらない」と誓った私たちの思いを踏みにじるものです。これは菅政権による政府・東電を批判する声をつぶして、オリンピックを強行しようとする戦争・改憲攻撃そのものです。絶対に許せません。

菅政権は4月7日、汚染水の処理法の決定を突如表明、福島に足を運ぶことなく岸宏全漁連会長を官邸に呼びつけました。岸会長は「反対という考えは変わらない」と菅首相に突きつけ、「東電の近々の不祥事は安全性が担保されるかを考えると極めて強い疑念を抱かざるを得ない」と強調しました。この声を無視して、13日に正式決定したのです。

福島第一原発事故10年の3月11日、全国・全世界的に反原発の行動が取り組まれ、菅首相の「福島事故をなかったことにする」思惑は完全に破綻しました。原発反対の世論はいまだ8割を超えています。

トリチウム汚染水の問題は、被曝と健康被害の問題です。トリチウムだけをとっても健康被害の報告は世界中で出されており、どんなに薄めても捕食関係を通した生態濃縮によって必ず人間に跳ね返ります。政府による命と健康の軽視は、コロナ対策と共通です。

何より東京電力の責任を曖昧にしてはなりません。福島原発からは放射性廃棄物の詰まったコンテナが8万5千基確認され、そのうち4千基は中身もわからない。事故前から東電の姿勢はまったく変わっていません!避難者や健康の不安を抱える福島県民を切り捨て再稼働へ向かうなど絶対に許されません。

闘いはこれからです。海洋放出開始予定は2年後です。絶対反対の声をあげ、海洋放出を阻止するため全力で行動しよう。福島圧殺・オリンピック強行に走り、核武装と戦争・改憲を進める菅政権を打倒しよう。


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