野球で時々「挟殺プレー」がある。
塁間で挟まれたランナーが行ったり来たりを繰り返し、野手が走者との間を詰めてアウトにするプレーである。
これを見る度、子供の頃を思い出す。バットが使用出来ないような路地裏で2本の電柱をベースに見立てて、電柱間をランナーが行き来し、二人の野手からのタッチかわす遊びである。ちなみに私たちはこれを「はさみ」と呼んでいた。ランナーは多い時で複数名いて、アウトになる度に次々と「はさみ」から外れて行く。全員タッチされるか、規定数往復すると終了・・・のようなルールだったと思う。私は好きな遊びだったな~
以前ある野球解説者が「挟殺プレーは非常に楽しい」と聞いたことがあるが、そうそうと非常に共感した。最近「はさみ」をする子供たちを見掛けなくなってから久しい。だからプロ野球でも狭殺プレーでのエラーが多いのかも知れない。