山人ワールド

山旅近況報告や日々の出来事などが書かれた日記です。

近況報告 靴ソール張り替え テント修理

2018年12月10日 | 山道具
ブログをほったらかし状態で随分と月日が流れてしまいました。

モコモコさんが椎間板ヘルニアを患い7月下旬から登山活動が完全に停止している状況です。
毎日のように整形外科と整骨院を交互に通っています。
最初の状態からは良くはなっていますが、大分かかりそうです。
春には軽い山にでも行ければ良いかと、気長に見ています。

山人の方は、元気で9月下旬に甲斐駒ヶ岳、11月上旬には雲取山へ行ってきました。
体力と山の感覚を忘れないよう月1回ぐらいの頻度で登れれば良いかなと考えています。

という訳で久しぶりの更新です。まずはソールの張り替え

張り替え前



踵の部分ボロボロ



張り替え後 



踵の部分も補強してもらいました。

約1ヶ月 ソール張り替えと踵補強代 税込 約19500円


テントのポールの通し部分の破損
(朝の暗い内に出発しようとして、急いで強引にポールを衝いて仕舞った為)



しっかり丁寧に直りました。3週間ぐらい 修理代 税込み 3240円







スキーメンテナンス 本気(マジ)

2016年01月29日 | 山道具
我々にとってスキーは大きなカンジキといった認識。なのでスキー道具に関しては、滑走面が傷つこうが、ガサガサになっていようが、最終的に滑ればいいんだとかなりいい加減な考えを持っていました。

でもやはり道具は大事にしたいし、どうせ滑るのなら、ストックで激しく漕ぐような滑りでなく、板本来の滑りでスーと滑りたい。
新しく買い替えるのも、恐ろしく値段が高くて手も足も出ないです。

ということもあり、今更ですが持っている道具を日常的に自分でメンテナンスして長く使おうという考えになりました。



トライアルワクシングボックス 9000円位



中身はこんな感じ
初めて見る道具もある。メンテナンスにブラシも必要なのかと一つ勉強


手入れ前



手入れ中
椅子を二つ使い手入れをした。


手入れ後

最後に初めてこの様なメンテナンスをする方にアドバイス。慣れない姿勢で作業するので、作業前に準備運動をしてから取り掛りましょう。特に腰は念入りに。

なぜなら、モコモコさんは気合の入れ過ぎで腰痛になってしまったからです。

板のメンテナンスも大事だけれど、何よりも自分の体も大切にしないとね。

ワックスの効果を試すのはしばらく先になりそうです。(ToT)/~~~

スキーシール金具 交換

2016年01月24日 | 山道具
2014~2015年シーズン中にスキーシールの金具が壊れてしまいました。
なんかいい方法はないかな~と思っていたら一年経ってしまいました。
切羽詰まらないとやらないタイプなのです。

多くの山スキーはシールは山を登る為だけに使用して、下りは剥がして滑るというのが一般的です。

しかし、山モコの場合は、シールは常に貼りっぱなしでようやく安全地帯の林道に出てから剥がすのがお決まりのパターンになってきています。そのためシールの使用時間が半端なく、更に使用中には、たまにスキートップ同士が激しくぶつかり合うことがあり、それが繰り返されて破損ということになってしまいました。

修繕するにあたり、一つ問題が発生しました。金具は仕入れる(これも結構な出費)として、この頑丈な金具(カシメて留めてある)をどうやって外せばいいのか?


ネットで、いろいろと調べたりしました。
そこで、ホームセンターに行って道具を探しましたが決定的なものは見つかりませんでした。

地元のホームセンターには作業部屋があり、来店者はそこで無料で日曜大工などの作業できるようになっています。
なんと、日曜大工道具も無料で貸し出しされています。とても素晴しいことです。

シールを持ちこんで、悩んだ末に購入した道具は「五寸釘」(19本入りで300円位)です。
五寸釘といえば、あの恐ろしい「○い」の「わら○形」ですね。怖くて文字に打ち出せませんよ。あ~おっかね。
さて、この釘の次回の出番はいつ?正当な理由でしたらお譲りしますよ。

結局荒技に出ました。シール金具の上(凸)に五寸釘を金づちで叩き込みペンチで無理やり剥ぎ取るという作戦が功を奏して
金具は無事に外れました。

あとは説明書の通りに新しい金具を取り付けるだけです。


交換前 見事に千切れてます。


交換後 「五寸釘」様々です。あっ、ちなみに背景は毛布です。アウトドア生活と毛布をこよなく愛すということで・・・。


ハードシェル新調

2016年01月24日 | 山道具
10年ほど使い込んだハードシェルに見切りを決め大きな買い物に踏み切った。

世の中にたくさんのハードシェルが出回っている中から一つを選ぶのはなかなか難しい。
海外のメーカーは値段が高いのが多いので、買うとしたらモンベルにしようと予め決めていた。

その中でも保温材なしの物は主に3種類。

1.アルパインサーマシェル パーカ
2.ストリームジャケット
3.ダイナアクション パーカ

購入したのはストリームジャケットです。

主な理由は
・ゴアテックスプロとやらを使用していて透湿性が高いこと
・ダイナアクション パーカに比べて丈が長いということ
・フード周りがしっかり顔面を覆っていること


色は遭難しても目立つように黄色を選びました。



ヘルメットを被っても余裕があります。襟元が立っているので、風雪から顔面を守ってくれそうです。



外のポケットは2つ まちがあり大きめに作られています。



内ポケットは3つ  その一つが横ジッパー付きが一つ

メンテンンス

2016年01月21日 | 山道具
皆さん、御無沙汰しております。
すっかり年も明けてしまいました。
更新をおろそかにしている状態でも、毎日遊びに来ていただいている皆様ありがとうござます。

近況としては、昨年の11月下旬の山旅(日光・利根)を最後に山に登っていない状態です。
年末から正月にかけて食べて飲んでで、モコモコさんが巨大化しているのではないかとやや心配です。
そういう私も2カ月もの間、のほほんと暮らして重荷を担いで山を登れるか微妙な立場です。

今後しばらく出番のない3シーズン用の靴のソール張替えに出してみました。
これで2度目になります。新品に買い替えるよりは安く済みます。

張替え前



張替え後 16500円

スキーのメンテナンスをしてみました。メンテナスといってもエッジの錆取りです。
「サビトール 中目」という消しゴムのようなものでエッジを擦るだけですが、見違えるように綺麗になりました。
滑走面のメンテナンスは研究中です。楽で簡単でお金が掛らず、実効性のあるやり方なんかないかな~。


最後に2006年1月より冬シーズン中はずっと来ていたアウタージャケット(パタゴニア製)を処分することにしました。
ゴアが剥離してきたし、破れてきた部分もあり、生地劣化もありでした。「本当によく頑張ったよ」と言ってあげたいです。

しなやかで、ポケットも多くお気に入りでした。

変わりに購入したアウタージャケットについてはまた、別の機会に書こうと思います。

2015年2月 吾妻連峰スキー縦走UP

2015年03月01日 | 山道具
だらだらとレポを作っていたら、早くも3月に突入してしまいました。なんだか最近、目が痒くなってきました。もう花粉の季節なのですね。

レポはこちらからどうぞ!

今回の縦走で、シールの先端が破損してしまいました。2013年1月に一度修理した革で覆っていた部分も千切れそうです。また修理しなくてはならなくなりました。

今シーズンのスキーは早くも終了として、来シーズンまでに安く簡単に直せる方法を考えたいと思います。
良い方法があればいいいけど・・・。

あ~もうワカンの季節だな~。


2月11日 明月荘を出発して主稜線へ向かう



左 革で覆って修理したもの。もう千切れそう。
右 今回の縦走で金属部分が千切れた。金具は山の中(行方不明)

テント改造

2014年01月10日 | 山道具
アライテントのデラックスフライを持っていない方は何のことやらと思うような記事です。

デラックスフライとは通常のフライでは味わえない広い空間を得ることができます。(全室面積2倍)

当たり前のことですがアライテントのXライズとデラックスフライは同じメーカーということで問題なしに装着することが出来きます。

私はパイネ ゴアライトXを使用しています。購入した一番の理由はアライテントより、少し軽かったということでした。アライテントにしておけばこのような苦労はなかったのにな~。
パイネのテントにはアライテントのようにテント前面のポール差し込み部分に穴が一つしか開いていません。

もし、ここにもう一つ穴を開けることができればアライテントのデラックスフライを付けることができるかもしれないと考えました。

新たにテントを購入するとなるとアライテント・Xライズ2で54000円です。ゴアテント二つはいくらなんでも必要ありません。

そこで実行に移すことにしました。ホームセンターに行って次のものを手に入れました。



両面ハトメパンチ(ハトメパンチ、両面ハトメφ8mm、ポンチ8mmのセット) 980円
皮ポンチ用下敷          380円

ホームセンターには嬉しいことにお客様工房(作業場)がありそこを利用しました。さらに、家庭用工具をお借りしました。
作業工程は至って単純。
①ハトメのズレ防止のために間に挟むものを事前に用意。今回はブルーシート片を使ってみました。
②ブルーシート片を挟み入れて、ポンチを使って穴を開ける。
②あとはハトメパンチを使って凹凸をかみ合わせて終了。
二つ穴を開けて作業終了まで30分ほどでした。



左が作業前、右が作業(穴開け)後
これでデラックスフライのポール用の穴が出来ました。


穴が二つ

実際にテントを張ってみましたがうまくできました。アライテントの場合、フライ後ろ側はバックルで接続しますが、ゴアライトXにはバックルがありません。
ゴアライトXとは、ゴアライトX専用のフライ同様紐で止めることにしました。



最後に、改造には非常に危険が伴います。各自、自己責任でお願いいたします<(_ _)>。





俺のジャケット 相棒シーズン8突入~?

2014年01月06日 | 山道具
冬の季節になると山の雑誌等に各メーカこぞって最強のウインターシーズンのジャケットが掲載される。

なんだかそれを着ているというイメージだけで、自分が強くなるような感じになる。

厳しい環境の中、初々しいジャケットを着込み、地吹雪を耐えるシーンなんかイメージするとワクワクするのは私だけ?(・。・;

私が今着ているジャケットは山モコ記録を辿ると2006年1月から使用していることが判明しました。

今年は2014年だから8年目突入!!!

え~!!そんなに時は流れたとはびっくりです。


出番は主に1月から3月まで、月に1回か2回しか使用してませんがそれでも8年目ということでお疲れさまでした。

「さ よ う な ら」と言いたいところですが今シーズンも頑張ってもらいます。
(冬用ジャケットはお高いですしね)


いまだにに撥水性能もいいですし、フード周りもお気に入りです。ちょいと小汚いですが・・・。


しかしながら、内側の接合部分の剥離が目立ってきましたので万能接着材で修理しました。

今年も宜しくだぜ!(^O^)/



2006年1月 吾妻連峰 東大巓にて
昔は50リットル程のザックで縦走していた。今は80~90リットル。この差はなんだ~?


剥離を接着剤でくっ付ける。

山靴のソール張替完了 復活!

2013年12月30日 | 山道具
2013年 年末のオイラの心理状況つぶやきメモ

 なんだか忙しい毎日です。科学が発達してあらゆることが便利になった反面、逆に人間は振り回されて忙しくなったようが気がする今日この頃です。

あ~山に籠って登山に集中して、シンプルな世界へ没頭したな~と思います。(1月下旬かな?)


それでは本題です。山靴が帰ってきました。

3週間ほどで張替が終了しました。お値段は15750円でした。
出番はいつになるやら・・・。

角が際立つ。ソールパターンは新しくなっています。



ツルツルです。

ファイヤー! SOTO製 ポケトーチ

2013年12月03日 | 山道具
前から気になっていた「ポケトーチ」を購入してみました。たしか900円だったかな?
(←おいおい、しっかりしろ)自分突っ込み!

どうしてかといいますと・・・。

その最大の理由は、ズバリ!

トイレ大の後のロルペ(トイレットペーパー)の焼却の為です。

皆さんはどうしているのでしょうか?気になります?



山モコの場合(無積雪期)。

1、良い場所を見つける。これ大事です。(登山道、沢、人が入ってきそうな場所から遠い場所)

2、穴を掘る。(木の枝や足を使って掘る)

3、事を済ませる。ロルペで拭く。

4、ライターを使って使用済みロルペを燃やす。

5、物と焼却済のロルペを一緒に埋める。

※積雪期はロルペを使用せず雪で拭く。サバイバル登山家 服部文祥氏に刺激を受けた結果このようになりました。

ということで、4の場面で普通のライターだと風が吹いていたりすると、なかなか点火しなかったりして、イライラしていました。


しかし、ポケトーチは一発着火で心強い青い炎を噴出!これで、イライラとはサヨナラです。

大の処理方法については色々と御意見あるかと思います。

自然と人にローインパクト!を合言葉に山に向かいたいと思います。



ポケトーチ






山靴のソール張替え

2013年12月02日 | 山道具
2011年9月に購入した山靴。「サミットライトGTX」。不満要素はなくお気に入りです。

最近なんだか下りでやけに滑るようようになってきました。ソールを見るとかなりすり減っています。道理で滑る訳です。滑って怪我でもしたら大変です。

モコモコさんも最近同じ種類の山靴のソールを張り替えています。ちなみにモコモコさんは沢シーズン中に出しています。見違えるように戻ってきたので、中途半端でこのシーズンに張替えに出すことにしました。

お店の説明によると早ければ年内中に出来上がり、ソールのパターンは違うものになる可能性があるので承知してくださいとのこと。値段は17000円位だそうだ。

せっかくお店に来たので店内を物色してみました。新製品は4~5万が多いです。そう考えると張替えは経済的に助かります。


サミットライトGTX


踵部分がスベスベ



「CASIO」に感謝!時計復活

2013年09月29日 | 山道具
2007年8月頃にカシオ製のPRW-500ARJを購入。

その後、山であれ、日常生活であれ、寝ている時も肌身離さず付けていました。外す時はお風呂に入るときだけでした。

数々の山行を共に歩んできて、表面は塗装がはがれ金属がむき出しになってきました。ダメージを負ったターミネーターのような状態で味がずいぶんと出てきました。

今年になってバンドが切れかかってきて、このままだと山行中に落としてしまう心配が出てきました。また、モート切り替えボタンがうまく作動しないことが度々あり、これは買い替え時かな~と思うことが多くなってきました。

今の時計は多機能ということもありサイズが大きく、値段もそれなりにするので修理することにしました。


そこでヨドバシカメラの時計修理コーナーに相談したところメーカーに問い合わせていただき、時計のバンドの在庫が奇跡的に2個残っていますとのことだった。無理を言ってモード切り替えボタンも可能ならば直してもらいたいとリクエスト。


それから約2週間で修理完了の連絡があり、時計とご対面。


あらま~新品同様でカムバックしてきたのです。嬉しくてホント感動しました。


ヨドバシカメラの方にも親切に対応していただき感謝です。そしてカシオリペアセンターありがとう。
ちなみに修理代金は約11000円でした。

これからもこいつと一緒だぜ!



交換された部品。


年季が入っている


新品同様に復活しました。

八幡平 2013年7月 レポUPとエサ箱の話

2013年07月21日 | 山道具
沢登りというか、縦走というかなんだか不思議なレポUPしました。こちらからどうぞ!


別件で道具のお話。今回はエサ箱。

いままではエサ箱は持たないでビニール袋に捕った川虫を入れて釣りしていました。泳いだり、遡行に専念する時などは、ポシェットに軽く仕舞って遡行していました。エサ箱という大それた道具を手にしてない沢ヤの美学を感じていたかったのかもしれません。

昨年の八和川で泳ぎを繰り返す行程でせっかく捕まえた多くの川虫が弱って死んでしまって、最後の川虫での釣りで呂滝の貴重なワンチャンスを活かせなかった苦い思い出があります。

川虫の保護ということで今シーズンエサ箱を購入してみました。200円くらいでお手頃です。
川虫を入れてみると、なんと、ツルツルで上に登ってこられないでありませんか。蓋を開ける時に逃げ出す心配をしていましたが、これでもう安心です。

やっぱり道具ってすごいな~






コッフェルシステム

2013年07月07日 | 山道具
綺麗に収まっているコッフェルというものは見ていて気持ちがいい。

今回はブログネタがないので山モコのコッフエルの紹介。

解説
・ビリー缶は中と小

・四角い「MORITA」のフライパン。もうこれは売っていないので貴重。

・ガスヘッドはモコモコさんが山を始めたころの年代物。ERI製品。ケース込みで191g。現在のス マートな製品と違い頑丈な作りで信頼感がある。

・ガスはイワタニのIP-110。小さいので、ガスヘッドも仕舞うことができた。

・食器。エバニュー製品。山人が高校生の時に買ってもらった年代物。テンプラを揚げたりするに丁度い い。蓋を使うとお弁当箱になる。

・しゃもじ、お玉。しゃもじがあると当たり前ですがご飯を炊いた時便利。お玉は100円ショップで購 入。汁物はこれがあると便利。

総重量1237g

お知らせ 6月29日~30日。栗子山塊レポUPしました。こちらからどうぞ。


収納時





広げてみた

シール補強

2013年01月06日 | 山道具
そろそろ山スキーシーズンということで、道具の点検をしていたらシールのトップの3個所ハトメの一つからシールが千切れていた。このままだと、いづれ金具ごと取れてしまうので革全体で覆って縫いつけることにした。

縫いつける道具ないので銀座にある東急ハンズで道具を揃えた。それにしても人通りが多かった。私にとって場違いな場所でした。


手縫い機 2100円
菱キリ   700円
革の切れ端 210円

作業時間 1時間30分(休憩含む)

手縫い機という道具はこれからザックの修理等に使えるかもしれない。




シール右が革カバー補強済 手縫い機 菱キリ