11月2日~11月5日、3泊4日で南アルプスへ行ってきました。
ルート
老平~笊ヶ岳~伝付峠~笹山~奈良田です。
計画では広河内山まで足を延ばしたかったのですが、体力的、時間的に厳しいと判断し笹山から下山しました。
歩いても歩いても、どこまでも続く稜線は想像力をかきたてます。
稜線に辿りつくまで標高差2000m以上を稼がなくてはなりません。かつてないプレッシャーからお酒を持参しない真面目な山旅となりました。
標高が高いということは凄いことなんだなと身をもって体験しました。登ったからには標高差約2000m下山することになりましたが、老平から布引山への登りの尾根のときと同様、笹山ダイレクト尾根は非常に素直な尾根で、登り返しがなく直線的に奈良田へ向かって伸びており、飯豊朝日のように登ったり降りたりしないので精神的にも体力的にも楽に感じました。
私のバイブル的存在となった「狩猟サバイバル」服部文祥 みすず書房。
私は鉄砲は撃ちませんが、服部氏の表現する文章は臨場感があり、いつ読んでも引き込まれます。
本の最後に白峰南嶺を舞台にサバイバル山行を繰り広げ厳冬期の間ノ岳に登頂するといった内容が書かれています。その中で、老平、笊ヶ岳、伝付峠(転付峠)などの地名が出てきます。
今回、実際に山へ登り家に帰って本を読みなおすと、しっかりと風景が浮かびあがりスラスラと読み進めることができました。
南アルプスの良さを見つけることが出来た良い山旅となりました。
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笊ヶ岳 山頂より
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/ea/a1b592d4c6b043e98b57b3293855d552.jpg)
伝付峠付近から
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笹山から先にも行きたかった。