山人ワールド

山旅近況報告や日々の出来事などが書かれた日記です。

2017年南会津 9月 沢旅

2017年09月07日 | 沢登り
 なぜ「南会津」の沢へ気持ちが向かうのか?
答えはすぐに出た。ずばり「全てがそろっているから」。足りない物は何もない。
御神楽沢はグラビアルート。美しく楽しい。

ゆっくり、のんびり、ゆるゆると気の赴くままに行ってきました。
9月2日~9月6日。天候に恵まれ、最終日の下山日だけ雨に降られただけでした。

1日目 小豆温泉~三ツ岩岳避難小屋
2日目 三ツ岩岳避難小屋~ミチギノ沢~御神楽沢出合
3日目 御神楽沢出合~1400M付近
4日目 1400付近~駒の小屋(宿泊)
5日目 駒の小屋~登山口


ミチギノ沢の下降中、熊さんに出会った。びびった。



岩畳



スラブ滝2段10m




ナメ状美滝50m



10m滝



イナズマの滝

2017年 南会津 3泊4日の沢旅

2017年08月13日 | 沢登り
8月9日~8月12日の日程で南会津に行ってきました。
ルートは次の通り
小立岩~安越又川道行沢~稜線~上梯子沢(下降)~黒谷川本流~東実沢中俣沢右沢~1538Pと1692P鞍部~弥次郎沢(下降)~袖沢林道~奥只見ダム

まずまずの天候に恵まれました。気力、体力不足で会津駒ヶ岳へ抜けられずピークを踏まない締まりの無い山行になってしまいました。

黒谷川の清冽な流れを闊歩し、沢と尾根を繋いで自分たちのルートを引けたことに意味のある山旅となりました。


東実沢 魚止め滝


袖沢林道のメジロ虻。袖沢林道、ある意味ここが核心部となる。
ざっと数えて130匹以上。



南アルプス 2017年 奥西河内

2017年08月01日 | 沢登り
2017年7月22日~7月25日の日程で南アルプスを満喫してきました。
道中、御一緒することになったHさんパーティー(2人)には大変なご迷惑をお掛けしました。

奥西河内は歩き中心の優しい沢と思い込んで油断。最後の詰めでの大間違い。
奥西河内は荒川岳と赤石沢の間を流れる大渓谷。
登山の拠点となる椹島より始まり、詰めは大聖寺平へ抜ける予定でしたが・・・。

最後の詰めを誤り小赤石沢岳へ延びる支沢に入ってしまい、行動を共に共にしていた、
Hさんパーティーと一緒に予定外のビバークとなってしまいました。
ガスと雨の中、時間に追われ緊急ビバーク。幸い雪渓がありましたので、飢えと乾きを耐えしのぐことが出来ました。
濁った融雪水を飲む。貴重な体験をしました。

両パーティー無事に下山できたことが何よりの収穫。

沢と縦走の南アルプス、百間洞山の家のトンカツは次回に持ち越しというこになりました。

素敵な出会いと、沢の厳しさを教えてくれた南アルプスに感謝。


60m大滝での修行。もっと踏み込んで修行が必要でした。



滝見台からの大滝


レポは今週末にUP予定です。


2017年 沢初め 湯桧曽川東黒沢

2017年07月10日 | 沢登り
 7月8日~9日で1泊2泊で湯桧曽川東黒沢~一ノ沢~宝川温泉へ行ってきました。
天気に恵まれ素晴らしい沢初めとなりました。

焚き火も盛り上がり飲み過ぎで、山、沢に限らずですがお酒は身体能力を低下させる一因です。
いろんな意味で反省の多い沢初めとなりました。

山モコの沢シーズンは近年、9月末の禁漁日までとなってきています。
もう7月中旬、記憶に残る沢旅を一本づつ増やして行きたいです。
出来れば大岩魚にお目にかかりたい。

今回は早めのレポUPでございます。
こちらからどうぞ!



ハナゲの滝 水量多め



ヒャッホー滝 滑ると楽しい。天気が良いと尚良い。



ヒャッホー滝その2 今シーズン絶望か?倒木のお陰で遊べません。

2016年9月 八幡平の沢旅

2016年09月25日 | 沢登り
9月17日~9月21日の4泊5日で八幡平へ行ってきました。

当初、南会津の沢旅を予定してました。しかし前線の影響で悪天候が続く予報でしたので、好天が期待できる北東北の八幡平へ急遽計画を練り直しました。
天候にも恵まれ、八幡平の山の懐の大きさを垣間見た素晴らしい沢旅となりました。

ルートは次の通り。
八幡平~伝左衛門沢(下降)~大深沢~北ノ又沢~大深山荘~三ツ石山荘~網張温泉


ナイアガラの滝



キノコ



稜線の紅葉

レポはこちらから!


朝日連峰 荒川東俣沢左俣

2016年09月09日 | 沢登り
9月3日~9月7日の4泊5日で朝日連峰の沢を遡下降してきました。
天候にまずまず恵まれ記憶に残る沢旅となりました。

通常のルートなら、荒川本流を登り曲滝、綾滝と越えていくのでしょうが、なぜかモコモコさんが拒否反応。
結果的に、荒川本流の核心部を稜線まで大高巻したようなルートどりになってしまいました。

それでも、記録が少ない大帯沢、ヒノキモッコ沢を遡行できたことが良い収穫になりました。

レポは来週まではなんとか仕上げたいと思います。

ルートは次の通り

小国駅(タクシー)~大石橋~角楢小屋~大玉沢出合~荒川本流~大帯沢(幕営)~稜線~平岩の水場(付近幕営)~ヒノキモッコ沢(下降)~荒川東俣沢左沢(幕営)~大朝日小屋~竜門小屋(宿泊)~根子


荒川東俣沢左沢 下流部



荒川東俣沢左沢 30m大滝



荒川東俣沢左沢 モコモコさんが行く

和賀山塊 継続遡下降 羽後朝日岳~和賀岳 レポUP

2016年08月18日 | 沢登り
レポUPしました。こちらからどうぞ!

天候に恵まれ充実した沢旅となりました。それに尽きると思います。

今でも体のあちこちが痛く、治りかけの手足のかさぶたも厳しい長旅を物語っています。

長々とした記録になっていますが、お時間あるときに遊びにいらしてください。


八滝沢のコケコケ滝

和賀山塊 継続遡下降 羽後朝日岳~和賀岳

2016年08月14日 | 沢登り
8月7日~8月12日、5泊6日の沢旅
沢を繋いで羽後朝日岳と和賀岳に登ることができました。

ルートは次の通り
生保内川~羽後朝日岳~上天狗沢(下降)~マンダノ沢(下降)~八滝沢~和賀岳~和賀川渡渉点~高下登山口

   8月7日(晴れ)
 生保内川出合~標高550m付近(BP①)

8月8日(晴れのちくもり夕方一時雨)
 BP①~魚留の滝~標高795m付近(BP②)

8月9日(くもりガス夕方一時雨)
 BP②~羽後朝日岳~上天狗沢出合(標高1150m付近)~標高1000m付近(BP③)

8月10日(くもり夕方から晴れ)
 BP③~下天狗沢出合二俣~マンダノ沢八滝沢出合(BP④)

8月11日(くもりときどき晴れ)
 BP④~辰巳又沢出合~大滝下~標高1200m付近(BP⑤)

8月12日(晴れ)
 BP⑤~和賀岳~コケ平~和賀川渡渉点~高下登山口


生保内川 ゴルジュの始まり



羽後朝日岳 残念ながらガス



マンダノ沢 蛇体淵



八滝沢 上流部の大滝



稜線に出た 後方には羽後朝日岳



和賀岳

遙かなる 丸山岳 レポUP

2016年07月30日 | 沢登り
遅くなりましたがレポUPしました。
こちらからどうぞ!

最近こんな雑誌を購入しました。
「渓流釣り2016」笹倉出版社 1800円+税

なぜかというとDVD付録が付いていてその中に服部文祥「サバイバル登山入門」というものがあったからです。
内容は南会津の2015年夏の山行記録 約50分ほど
撮影スタッフ2二人を含めて3人での沢旅の模様です。

ルートは5泊6日、大幽沢東の沢~丸山岳~北沢下降~梵天岳(峠の稜線~西実沢~スギゾネ沢~坪入山(西鞍部)~ミチギノ沢~三岩岳~登山道下山
渓流釣り、沢生活、歩き方、思想とあらゆる面で山行になりかつ面白い内容となっています。イワナ、ヒキガエル、蛇の捌き方まで盛りだくさん。
DVDだけでも十分価値がある内容でした。
ちょうど東の沢を遡行して来たばかりなので食い入りように見てしましました。

今度ヒキガエルに挑戦してみようかなと思案中。



大幽東の沢にて

 遙かなる 丸山岳

2016年07月20日 | 沢登り
7月16日~19日の3泊4日で丸山岳に行ってきました。
簡単に登れるようになったマイナー12名山もあるようですが、丸山岳はまだ十分価値があると思います。
山頂の景色には恵まれませんでしたが、充実した沢旅となりました。

ルートは次の通り
大幽沢東の沢~丸山岳~メルガ股沢~袖沢乗越~奥只見ダム

登山メモ
・天候は曇り一時雨、またはガス、最終日だけ晴れ。
・小幽沢出合までタクシーで入れました。6220円
・東の沢、メルガ股沢とも雪渓なし



東の沢の核心部 神の倒木 これがないと突破は厳しい



丸山岳山頂 生憎の天気とても残念



メルガ股沢 

尾瀬 赤倉沢右俣 沢登り

2016年07月05日 | 沢登り
7月2日~3日 尾瀬夜行23:55にて

七入~実川本流~赤倉沢右俣~花沼湿原~小淵沢田代~沼山峠

ようやく本腰入れての沢始動となりました。初日は晴れ、2日目は下山後雨となり、なんとか天候に恵まれた沢旅になりました。


水流に逆らい、ゴボウで登る(おもしろい地形)


その後の快適な滝


花沼湿原

軽量化は大事ですね。装備は軽いのに越したことはありません。装備が軽ければ、長時間行動できるし、体の負担も軽い。
そんなことをシミジミ、体で再考した沢でした。(というか反省)