山人ワールド

山旅近況報告や日々の出来事などが書かれた日記です。

2015年秋 南会津 御神楽沢レポUP

2015年10月25日 | 沢登り
遅くなりましたがレポUPしました。

こちらからどうぞ!

今回の沢旅ではノコギリを忘れてしまいました。
幸い悪天候のお陰で沢の中1泊だけでしたが、テン場の整地から焚き火の準備で苦労しました。

大きく育ったスカンポは強かったです。蹴り倒したり、根元部分の繊維を手で引きちぎったりと、「ノコギリがあれば楽勝なのに~」と自分のバカさ加減を恨みました。

焚き木も細いものは石を使ってテコの原理を使ってなんとか折ったりしました。手首ぐらいのものは強敵で戦った後はもうヘトヘト。下手すると怪我しそうなのでホドホドにしました。

それでも何とか集めて揃えて、焚き火を起こすことができて、のこぎりの重要性と生身の人間の弱さを痛感できて良い経験となりました。

また山の恵みとしてナメコの大群生を初めて見て収穫し、調理して食べたという一連の行動も勉強になりました。


三岩岳山頂より




ナメコの大群生(写真は一部)




おいしかったナメコ汁



2015年秋 吾妻小舎訪問

2015年10月22日 | 山登り
10月11日~12日と吾妻連峰に行ってきました。

今回の一番の目的は吾妻小舎に宿泊することでした。
管理人の高橋さんとじっくり交流することができ楽しい山旅となりました。

この日の宿泊者は我々を含めて13人でした。
一切経山の火山活動の影響でしょうか、紅葉のシーズンとしては寂しい感じがしました。

静まりたまえ~一切経山。と念じてきました。

食事は品数も多く野菜がたっぷりで大満足でした。

高山からの下りは笹薮が麦平まで濃く、なかなか大変でした。いずれは棄道かなと思いました。
登山道に雪が残るシーズンは迷いやすいと感じました。


1日目 福島駅~浄土平~吾妻小舎(宿泊)
2日目 吾妻小舎~鳥子平~高山~土湯温泉


吾妻小舎



鳥子平



高山 山頂から一切経山方面



山頂直下からいきなりの笹薮攻撃



勇者の武器



麦平



下るにつれて紅葉が映えてきた



ブナハリの木 残念ながら時期が遅かった。カリカリでした。

2015年秋 南会津 御神楽沢 上中流部

2015年10月06日 | 沢登り
久しぶりの更新になります。
山モコ共に元気にやっています。すっかりサボって早10月になっていました。これから頑張って更新したいと思います。

10月1日~10月5日の日程で丸山岳から南下するルートを中心に考えていましたが、台風の影響で前半天候が思わしくないので計画を短縮して御神楽沢一本に絞ることにしました。(今シーズンは遡行時間が少なく体力技術面で不安があったので、台風のお陰で助かったのかも知れません)

9月の大雨影響で東武鉄道の夜行が運行されていないので、夜行バスにて会津若松経由でのアプローチとなり大きな出費となりました。

1日、2日と台風崩れの暴風雨のため三岩岳避難小屋でゴロゴロと停滞生活を満喫しました。

停滞による日程短縮と雨による増水の影響があって、定番のルートに成りつつあるミチギノ沢下降ルートは時間がかかるため諦めました。停滞中にルートを捻りだして中流部からの入渓に切り替えることにしました。

三岩岳から大戸沢岳方面の薮を漕いで入渓ポイントの鞍部を目指しました。御神楽沢の前半部のおいしい所(岩畳や8m直瀑)をカットすることになりますが、まだまだ、楽しめるのが名渓です。

鞍部からは無名の沢を下降しました。幸い困難な滝は出てきませんでした。無事、御神楽沢へ入渓となりました。



10月1日(曇りのち雨) 小豆温泉~三岩岳避難小屋(宿泊)
10月2日(風強し雨)  三岩岳避難小屋(停滞)
10月3日(晴れ)    三岩岳避難小屋~三岩岳~P2060とP2057の鞍部から御神楽沢へ伸びる沢へ下降~1400m付近(幕営)
10月4日(曇り)    1400m~会津駒ヶ岳~登山口
10月5日(曇り)    移動日、桧枝岐村から帰るだけ


9月10日の大雨の影響が残る バスの車内から


三岩岳を望む湿原



ナメコの群生 おいしいナメコ汁になりました



50mナメ滝 濡れていて緊張しました



ムジナクボ沢出合い手前の滝 



イナズマの滝



上流部の滝と紅葉