山里ひぐらしの小径

木曽路の入り口、岐阜県中津川市から
人と自然とのかかわりをテーマに、山里、植物、離島など。

ひともじのぐるぐる 熊本水前寺の甚句亭にて

2009-10-12 | ネギの仲間 アサツキ・ラッキョウ・ノビル・ヒトモジ…
ひともじのぐるぐる、という料理。
ひともじとは、わけぎに似た野菜で、
共通語に翻訳はできません。この名前しかないということ。

ちなみに、ふたもじはニラのこと。これは翻訳できる。

ひともじの味はわけぎ的でした。
熊本の人たちは、ひともじを共通語にするとどうなるか
わけぎだ、あさつきだ、万能ネギだ、のびるだ、と言い合っていましたが
結局そのどれにも訳せず、ひともじはひともじだ、ということに落ち着きました。
でもって、ものすごくおいしかった。
色も最高にゆであがってました。

もじ、というのは平安時代の宮廷言葉。クロモジも同じです。

あまりにも出張が多く、大変なので、今回の熊本はなかばあきらめていましたが、頑張って行ってよかった。
収穫がありすぎるぐらいあり、めちゃくちゃ楽しいたびでした。
その半分は、甚句亭のおかげ。

楽しくて深いご主人がやってます。
農と食の話をしだしたらとまりません。

偶然見つけたお店なのに、なんだか導かれていってしまったような気がします。

甚句亭は、水前寺駅南口から西に3分、ホテルスローの真向かいにあります。
オススメのお店です。
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