クロッカスとサフランはユリ科だと思い込んでいた。
アヤメ科なんだって。そう言われてみると、黄色いおしべとめしべの感じがアヤメ科らしく思えないこともないけど、それはあくまでも、そう言われてみると、の話だ。
ユリ科とアヤメ科はときどき間違える。
アヤメ科でほかに有名な園芸植物はグラジオラス。この人は確かにユリ科よりはアヤメ科らしい。
ヒガンバナとスイセンもかつてはユリ科だと思い込んでいたけど、ヒガンバナ科だ。
どうも、ああいう感じの球根で地面からにょきっと出てくるものは全部ユリ科だと思っていた節がある私。
カタクリはユリ科ですよ。ややこしいですね。
ところでユリ科というのはずいぶんいろいろなものをいっしょくたにしてユリ科にされていたから
最近の分類ではいくつかに分けられた。
その一つがネギ科。アリウム。
ネギの花、すなわちネギ坊主を見て、いわゆるユリ、カサブランカとか鉄砲百合とかと「わあ、似てるわぁ~」と思う人は全然いないだろう。いたとしたら裸の王様ぐらいだ。
それからアスパラガスを見て、「これってユリ科よね」と思う一般人はまずいないだろう。この人もユリ科とたもとを分かちキジカクシ科(またはアスパラガス科)になった。一体どうして今までユリ科だったのか。
え~っと、アヤメ科のクロッカスがそろそろ咲く季節だという話がしたかったのですが。
玄関先にあって毎年この時期に黄色い花で春を告げていたクロッカスが、なくなってしまいました。早5年位。そう、東日本大震災の頃から見ていない。関係ないと思うけど。
来年はかわいらしく植えてみようかと思う。早春には黄色がやっぱり似合います。
そして、ネギ科の有名なひとたち、アサツキとノビルについての検索でこのブログにやってくる人が日に日に増えてきて、春が近いんだなと思います。
陽射しはすっかり明るく、春です。
夕方5時にも、まだまだ明るいんですから。
気が付いたら、家の近所の白梅も5分咲きぐらいになっていたし
あちこちで水仙がすくすくと芽を出しています。
写真は、去年の2月15日、伊豆の人が送ってくれた河津桜。庭に雪がたくさん積もった日。
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