山里ひぐらしの小径

木曽路の入り口、岐阜県中津川市から
人と自然とのかかわりをテーマに、山里、植物、離島など。

ミヤマハハソの花と語源

2010-07-29 | 植物
梅雨明け十日の言葉どおり、一滴も雨の降らない日が11日続いたけれど、今日は梅雨に戻ったかのように、一日中雨。こういうことも珍しい気がする。

木祖村で見た、ミヤマハハソ。
葉はときどき見ることがあるけど、花を見たのは初めて。
花がないときは、コナラと見間違う。葉の形がコナラに似ている。


昔は山の草(ススキなど)を堆肥にしていた。
同時に柴(雑木の枝、多くは鎌で刈れる太さのものをいう)を肥料として田畑に入れていた。
奈良県十津川村で、山の上の平に、「ほうそしば」「ほーそーしば」を刈りに行ったという話があって、カヤの話の延長だったので、
てっきり草のほうかと。
で、ホウソシバ・ホウソウシバという芝草があるのかといろいろ調べたけど見つからない。
結局、話の後のほうで、ホウソはコナラだと言っていたのでわかった。

で、ミヤマハハソは、ミヤマホウソがなまったものだと図鑑にある。

なるほど、合点でした。


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