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山里ひぐらしの小径

木曽路の入り口、岐阜県中津川市から
人と自然とのかかわりをテーマに、山里、植物、離島など。

梅雨前線の迷い

2017-07-17 | めぐる季節と自然
どんよりした感じです。一雨来るかもしれません。

昨日も、朝きれいに晴れていたかと思ったら
突然大粒の雨。

梅雨前線が、立ち去ろうかどうか迷っているみたいです。
何か忘れ物探しているかのように。

畑の草をざっくり取り終わったので
ホッとしました。
ナスもオクラも採れ始めました。

ナスとオクラは植えるつもりではなかったのだけど
近所の人が苗をくれたので、仕方なく? 植えました。

ナスは前に作ったとき、実がカチカチになったり
カメムシか何かにかじられたり、
皮が茶色く固くなったりして
難しいという印象しかなかったのだけど
今年はきれいなのができています。
運が良ければできることもあるんだと知りました。

里芋に恐怖の虫がついて
4匹退治。おぞましい。


今年は結構いろいろなものが作ってあります。
畑も庭も、隅から隅まできれいにできたら
どんなに気分がいいだろうと思うけど
そういう日は永久に来ないと思います。


毎日午前中はまだまだホトトギスがけたたましくないています。

梅雨明け

2017-07-15 | めぐる季節と自然
朝からすごい青空です。
梅雨明けしたんだと思います。
今後も連日雨は降らなさそう。

昨日は目が覚めたらしとしとした雨が降っていて
ほっとしたけど。

これから暑くなると思うとうんざりします。


晴れ続き

2017-07-11 | めぐる季節と自然
昨晩は梅雨時とは思えないほどくっきりと月が出ていた。
山の端に見えたり隠れたりする月を見ながら山道をドライブして帰ってきた。

今日は朝からまたきれいな晴れ。梅雨が明けたんじゃないかと思うほど。
シーツなど洗いまくって干す。

朝、ホトトギスが啼き始めるとなぜかウグイスが返事をする。さえずりじゃなくて地啼きっぽい声なんだけど、本来のウグイスの警戒音とも違う声で、ホトトギスの別個体なのかと間違えてしまうほど。
ウグイスがほととぎすの真似をしているんだろうか。

それからイカルもさえずり始め。

いろいろなところを訪れ、泊まっているけど、
自宅の中津川の朝が一番賑やかだ。

白い夕暮れ

2017-02-16 | めぐる季節と自然
今日の恵那山は真っ白ではなく水色。
雪が少し解けたのが分かります。

4月のような暖かい日で、外に出ると心地よく感じます。
いつもこんな陽気だったら本当にいいのに。
夕方5時を過ぎても明るく、白く暮れなずむさまに
迫りくる春を感じます。
白さに黄色味を帯びないのが春先の夕暮れの色です。

そのようないい日に、ひどい頭痛で午後3時ぐらいまで暗闇の中にいた一日でありました。
写真も撮りに行けず。

今日会うはずだった知人も風邪で寝込み。
季節の変わり目の何かいけない気でもあるんでしょうか。

積雪の深さ

2017-02-13 | めぐる季節と自然
恵那山の頭。
2月の恵那山はいつもきれいです。夕映えになるとバラ色に染まります。
今年の元日は恵那山からの日の出を自宅で見ることができました。
毎年ちゃんと見るべきだったと反省。

雪が見たくなりました。
かつてはときどき山形とか福島とか新潟とかに雪を見に行ったものです。
私の印象では、一番雪深かったのは福島県です。
調べてみると、気象庁で積雪の深さ一覧表というのをネットにあげてくれています。
それによると、掲載されたたぶん200か250地点ぐらいの中で
一番深いのはやっぱり福島県の桧枝岐(ひのえまた)で
そこには只見線に乗って雪のときに行ったことがあります。
電車の窓から丸2日ぐらい雪を見ていたけど見飽きることがなかった。
住んでいる人はうんざりしていることでしょう。
そういうのを高みの見物というのか。ちょっと申し訳ない。

今大変な鳥取県では、智頭町よりも鳥取市内の方が多く積もっているということで
驚きました。

近場で雪を見るならやっぱり長野県北部かなぁと思います。山陰よりもずっと多いのです。

青い実と雪

2017-02-12 | めぐる季節と自然
山陰の大雪が嘘のように
こちらではあっけらかんと晴れた日。
かと思ったら少し雪がちらついたり。

鳥取市にも智頭町にも何度も行っているので
雪のニュースはしっかり見ています。
智頭町では以前から1月になるとものすごく雪が積もります。
豪雪地といっていいでしょう。
山奥の集落も多いのできっと大変だろうと思います。

2月に入ってから猫がにゃおにゃお騒いでいます。
そういう声を聞くのは数年ぶりです。
昨日家の前でつかず離れずの2匹を見たら
1匹はかねてから家のテラスに遊びに来ているノラ猫
なのにいつのまにかしゃれた首輪などしているのです。
最近見ないと思ったらどこかで飼われているようです。
濃いグレーのペルシアンブルーで、とてもかわいい子です。
猫ほどかわいい生き物がほかにいるだろうかとよく思います。

今年やたらとヒメヤブランの青い実が玄関前のアプローチに転がっています。
宝石のようでとてもきれいです。

雪に月の光

2017-02-11 | めぐる季節と自然
雪はほとんど降りませんでした。
夜になって皓々と照る月。屋根に残る雪が青く照らされています。

昨晩はいつもとは違いピリピリする頭痛に一晩中悩まされ、
余ってしまった粕汁、さすがに今日は食べる勇気がありません。

1月の終わりごろから、小鳥が庭先を歩くようになりました。
これも春の初めの風物詩です。
ツグミなど少し大型の鳥が、土の中の虫などをついばんでいるようです。
もうすぐバレンタインデーなので、木の梢の小鳥のさえずりもよく聞かれるようになるでしょう。
昨日、今日はジョウビタキの群れが庭の木に来ていました。オレンジ色と黒のコントラストがきれいでかわいい小鳥です。

季節が過ぎるのは本当に早い。
和歌山ではもう梅が咲いているそうです。
あっという間に春になるでしょう。

少し色づく

2016-11-08 | めぐる季節と自然
午後2時ごろから、しとしと雨が降ってきました。
空は薄暗く、灰色の煙のような雲がゆっくりと流れていきます。

今日になって、木の葉がはっきりと色づいてきました。ヤマイモの葉の黄色、ドウダンツツジの赤が目立ちます。けれどまだくすんでいます。
明後日頃冷え込むようですから、そうしたら鮮やかな色になるでしょう。


会議や人の話の録音を書き起こす(キーボードで)機会が多く、人の嫌がるこの仕事が私はかなり好きなのですが、最近体力が落ちて、持続力と集中力がなくなっています。
前は50分打ち込んで10分休む、というペースを平気で続けられたのに、この頃は30分打ち込んで20分休む、あるいは30分休むって感じです。
と言ったら、「それがフツーだろ」と言われました。
あら、そうなの?
ならいいけど。

いや、よくないでしょ。もっとサクサクやらないと。
それにしても、左腕もひどく痛くて、夜中にうなされたりするんです。
右は平気なのに左だけ痛くなります。力の入れ方に問題があるんでしょう。
改善しなきゃ。

雨、しとしとと、いい音で降っています。

写真/田んぼの間の水の流れ 和歌山県印南町にて9月

紅葉が遅い

2016-10-31 | めぐる季節と自然
今日も青空です。けれど日が陰ります。
真っ白で薄い雲の切れ間に、青空が見えています。
ノコンギクの花が咲いています。

もう11月になろうというのに、ほとんど紅葉していません。
わずかにヤマノイモの葉だけが明るい黄色になり
今朝になってコバノミツバツツジがちょっとオレンジがかっています。
けれど、紅葉というほどの色の鮮やかさはありません。

山の方に行けばもう色とりどりの風景が見られるかと
昨日ちょっとだけ山の奥の方に行ってみましたが
標高700mぐらいではまだ全然で驚きました。

例年10月中旬にはいろいろ色づき始めるのですが。

まあ、寒くないのはいいことです。
秋の期間の過ごしやすい時期は、10月の1カ月間ぐらいしかありません。
その前は暑すぎるし、その後は寒くなります。
短すぎると思います。

写真:和歌山県印南港 10月中旬

秋の青空が続きます

2016-10-29 | めぐる季節と自然
今日も秋の青空が広がっています。
風で庭の草がゆらゆら、ふわふわと揺れています。
心地よさそう~。
というか、揺れるほど草を茂らせてることに問題があります……。

朝、夢を見ていました。
徳島県上勝町の山の中の古い小さな家。
壁は黒ずんだ板で、床も板で、昔の貧しい農家のよう。
私はそこの囲炉裏の前にいて、その家のおじいさんとおばあさんが順にやってきて、大きな薪をくべてくれるのです。
おばあさんは頭に白い手ぬぐいをしています。
薪が足りなくなったので外に行くと、薪と薪割りの道具が置いてあります。

場面代わって今度は宮崎県椎葉村の同じような山の家にいて
私は熊のはくせいを抱えています。はくせいは抱えられるぐらい小型で
大人のツキノワグマではないようです。
その毛並みを整えているのですが毛玉みたいなのができてしまってうまくいきません。
その剥製は、私が自分で撃った熊で自分で作ったものなのです。

変な夢。
現実とは異なる話ばかりだけど、なんか私らしい感じがして笑えます。
ガンバレ山里文化。


いい天気なので畑を片付けたいですが、ちょっと頭が痛いので、畑には行きません。
そうやって理由をつけて畑仕事をサボっているのかも。

冷たい雨

2016-10-28 | めぐる季節と自然
午後から雨が降り出した。
公民館の4階の窓から外を見ると、空は真っ白。
そして空の下の建物の群れも白くかすんで、まるで雪が降っているかのようだった。
いよいよ冬の到来。
辛い季節だ。

夏も辛いけど、冬も辛い。
冬は夜になるのも早くて、暗くなってから出かけるのも辛い。

暑くも寒くもない国に移住したい。
そんな都合のいい国なんかあるもんか、と、いささか自虐的な日本人は思うけど、
あるのだ。私は知っている。

そうはいいながら、四季の移り変わりを眺めることができるのは、素敵なことだと思う。

ツクツクボーシが

2016-08-04 | めぐる季節と自然

7月の終わりから早くもツクツクボーシが鳴き始めました。とはいっても、まだ2度しか聞いていません。最盛期というにはほど遠く、いまだ早朝と夕方にはヒグラシがさかんに鳴いています。
梅雨が明けたかと思ったら連日雨が降っていて、では梅雨に戻ったのかというと、梅雨のような降り方でもありません。
あまり体調がよくなくてぐずぐずしているのは私だけで、草は私の体調とは関係なく毎日元気よく生い茂り、有機物を盛大に生産しています。植物ってすごいと感心します。
なんて感心している場合ではありません。
早く草を取って対処しなければ。勝手に草が消えてくれたりは絶対にしないのですから。

今日が8月4日ということは、あと3日で立秋です。
まだ盛夏すら来ていない感じですが、別に来なくていいので勝手に秋になってもらいたいものです。

体調が良くないのにそれをかいくぐって無理やり毎週末出かけていました。
写真は、立山の弥陀ヶ原。7月24日。
とてもいいところで四季折々に行きたいものですが、なんせ、すごい人でした。


行ってから知ったのですが、このあたりは局所的に結構硫化水素の臭いがすごいのです。
火山帯ですから仕方ありません。
けれど私は硫化水素にとても弱くて、座り込んで動けなくなってしまいますから
ほかの人たちと離れて待っていました。
小学校の修学旅行で箱根に行ったものの
みんなと一緒に大涌谷の見えるところまで行けなかった残念な思い出がありますが
不思議なもので、だから悲しいのかというと、あんなへんな臭いのところに行かなくて良かったという思いしかありません。
誰にとってもいい臭いではないのだろうと思いますが、それでも我慢して行けてしまう人たちのことが信じられません。
しかし、そういう人たちから見ると、頑として行かない私のことが理解できないに違いありません。

待っている間、高山植物とたわむれていました。


夏至 ヒグラシはもうすぐか

2016-06-21 | めぐる季節と自然
夕暮れの時刻が少し早まったなと思って、よく考えたら夏至だった。
早いものだ。

夏至というと、毎年この頃ヒグラシが鳴き始めるのだけど
なんだかまだまだ到底ヒグラシが鳴きそうには思えない。

ハルゼミもヒグラシに先立って鳴くものだけど、
この頃ハルゼミを聞かない。

子どもの頃、こんな時期の夕暮れ、むんとする空気の中、
家の東側の小さな庭で、青いアジサイが雨に濡れ
つやつやしたヤツデの葉に水滴が光り、
そこにアマガエルがちょこんと乗ってケロケロと鳴く、
そんな頃にハルゼミも1年ぶりで鳴き出したものだった。

梅雨まっさかりのひととき。
もうすぐ夏だと知らせてくれる。

今日は月もまんまるく、きれいに姿を見せて昇ってきた。
昨日が満月だったようだ。
夕方にはホトトギスとコジュケイがやかましかった。

6月14日の変

2016-06-16 | めぐる季節と自然
複数のブログを書いていますが、どれも一昨日(6月14日)のアクセスが異常に低い。
枡添さんのせいか?
みんなそんなに都議会中継見てたのか……?

その件について、人々やマスコミは、説明が不十分だとか、謎のままだとか言っているけど
全然謎でもないし、説明なんかこれ以上要らないぐらい分かりやすいではないか。
隠れてワイロもらってたとかいう話ではなく、
公然と公私混同されてたってことなだけで。(それはある意味大物だ)

不思議なのは、知事の使うお金に予算ってないんだろうか?(ないわけない)
予算を出した段階で、変な使途のものが多額にあったら、誰かが疑問に思うわけでしょう。
その予算が通っているという時点でおかしいんじゃないか。
秘書室か知事公室か知らないけど、その人たちも同罪でしょ? 予算通した議会だってそうだし。
政治団体に計上したものは別として、出張旅費とか公用車とか、
秘書たちは何をやっていたのか、テレビに出てきて話してほしいものだ。

それにしても、その是非は別にして、何千万もの(総額2億円?)海外出張経費やら、それなりに使えてしまう東京都ってやっぱりすごいね。田舎の町村ではありえません。

まあこの件については手垢のついた話題なのでもういいけど
二流のビジネスホテルに泊まるとはずかしいっていう感覚だけは、私には受け入れがたい。
ムヒカ大統領みたいなのははずかしいってことなんだろう。



山里で聞いた話を書き起こしていますが、遅々として進みません。
自分が質問しているのを聞くのが恥ずかしいから、というのが大きい気がします。

今日はしっとりしていい感じの天気です。
毎日ホトトギスがときどき啼いていますが、今年は巣がちょっと遠いのか、それほどやかましくありません。
今年初めてホトトギスの姿を見ました。今まで声しか知らなかったのです。ホトトギスは東から西へとか、空を駆けわたっていくのかと思っていたら、上空を旋回しているのでした。

まだまだ夕暮れの空気が青いのです。
夏至を過ぎたら少し変わるでしょうか。
青い夕暮れが好きです。

初ブヨ

2016-06-13 | めぐる季節と自然
なんとまあ前回更新から早2週間とは。
その後1週間は頭痛がひどすぎPCに向かえる状況ではなく、
その後1週間はのらりくらしていました。

早い梅雨入りです。
昨日、不注意からブヨにかまれました。
私の借りている畑は、脇に水のたまるところがあり、そこがブヨの巣になっているのだと思います。
昨日は履いていた長靴の丈が短いことを忘れていて、やられました。
ブヨはすきまから入り込む性質があります。

今日はうすら寒いので右足は寒いのですが、ブヨにかまれた左足は熱く、当てている保冷材が沸騰しそうです。
左足の熱を右足に分けてあげたい。

ウツボグサは一気に咲き、一気に終わっていっています。
ノイバラも終わりました。
ノイバラは昨年ものすごく花をつけたのですが、今年は花付きがあまりよくなかった。
多分昨年花のついた枝を刈り込まなかったためです。今年は切ろうと思います。

とにかく日々すごく草が生い茂ります。
1週間頭痛で家にとじこもっていたら、畑は手をつけられないぐらい草だらけです。
今年は畑の3分の2を除草シートで覆っています。それをやっていてよかったと思います。
春先には、そんなことしなくても管理できそうな気がします。夏のことなんか想像ができないのです。毎年のことであっても。
冬には夏の暑さを忘れ、春には秋のつめたさのことを忘れます。
人間って忘れやすくていいなと思います。
忘れなかったら、季節の移り変わりに感動などしないでしょう。

サツキが咲いてきました。