未来社会を夢見る山下ゆみのブログ

アラ還真っ只中の暮らしと関心ごとを綴っています。最近の日本、おかしなことが多すぎる!と行動に。

大防災訓練

2017-11-05 10:22:44 | 震災・原発
「今朝9時、ついに南海トラフ大地震が発生」という設定で、泉佐野市大防災訓練が行われ、地元自治会の避難訓練に参加してきました。

発生直後のシェイクアウト訓練で、まず身の安全を確保し、その後避難所開設のエリアメールや防災行政無線の案内に従って、昨年同様、新池中学校の体育館へ。

今年の新たな行動メニューに、ブルーシートを実際に敷いてみるというのがあって、少しお手伝いしました。





東日本大震災での経験を生かして考案された「半島型」という敷き方で、各自が寝転ぶスペースから立ち上がって他の人の所を通らずにトイレなどへ移動でき、盗難や気づかいが激減するそうです。なるほど!です。

日頃温厚な人でも避難所での生活が4、5日も続くとストレスから他人とのトラブルになることが多く、その仲裁が一番困ることだとか。トラブルが起こらないような工夫もだいじですね。

隣の町の会長さんが元消防署長さんで、経験を交え最近の台風被害の実態などもお話してくださいました。

手話通訳が必要な方がお二人来られていて、後の説明に入ったところで要約筆記のご支援をさせていただきました。手話サークルのベストを着て行ってましたが、手話は未熟。筆記ならまあまあお役に立てたかと思います(^_^;)もうお一人の方には、手話バッチリのNさんが手話通訳されました。私もできるようにならなくては!



このタオルとα米をいただいて帰ってきました。

参加されたみなさん、お疲れさまでした。万一の時に役立てましょう!

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原子力問題対策協議会委員の募集

2016-04-22 10:08:27 | 震災・原発
 下記の要領で委員の募集が行われています。今日本で稼働している原発は、熊本地震で注目されている鹿児島県の九州電力・川内(せんだい)原発のみ。政府は原発再稼働に前のめりですが、福島原発の過酷事故の収束もままならぬ中、原発の燃料を造り続けることに、未来はあるのでしょうか。

 この夏までの2年間、私もこの委員会の議会選出の委員をさせていただきました。協議会の開催は年間1回だけですが、京大原子炉と原子燃料工業の職員さんから直接報告が聞け、質問に答えていただけます。
 
 ご関心のある方、ぜひご応募ください。

 以下、泉佐野市のホームページからのコピペです。


原子力問題対策協議会委員を募集します


熊取町にある原子力施設の平和利用と安全確保について、調査・審議する「泉佐野市原子力問題対策協議会」の委員を次のとおり募集します。

主な活動内容


年1回7月に開催予定の協議会に出席していただき、熊取町にある原子力関連施設の各種案件について、ご審議いただきます。

また、原子力に対する理解を一層深めるため、原子力関連施設の視察をしていただきます。





◆原子力関連施設◆

京都大学原子炉実験所  泉南郡熊取町朝代西二丁目

原子炉による実験及びこれに関連する研究を目的につくられた共同利用研究施設

原子燃料工業株式会社熊取事業所  泉南郡熊取町朝代西一丁目950番地

原子力発電所で使用する固体状のウランを物理的(プレス、研磨等)に調整する成型加工施設。西日本で唯一の核燃料加工施設。

応募資格


平成8年4月1日以前に生まれた市内在住・在勤者。

ただし、国・地方公共団体の議会の議員、本市職員および市立小・中学校に勤務する常勤職員は除きます。

募集人数


3~4人(予定)

任期


平成28(2016)年7月1日から平成30(2018)年6月30日(2年間)

応募・問合先


平成28年5月24日(火)【必着】までに「原子力施設の平和利用と安全確保について」をテーマにした作文(800字程度・書式自由)に、住所・氏名・生年月日・電話番号を明記の上、持参いただくか郵送・ファクシミリ・電子メールのいずれかの方法で市民協働課まで提出してください。

【応募先】

●持参の場合:泉佐野市役所 2階 市民協働課

●郵送の場合:〒598-8550 泉佐野市市場東1丁目295番地の3

          泉佐野市役所 市民協働課 宛

●ファクシミリの場合:072(464)6253

●電子メールの場合:bousai@city.izumisano.lg.jp

※電話による受付はいたしませんのでご了承ください。

選考・発表


作文を審査し、6月中旬に結果を応募者全員に通知します。





お問い合わせ市民協働課 <e-mail:jiti@city.izumisano.lg.jp>
電話番号:072-463-1212(内線2271~2277)
FAX番号:072-464-6253
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原発の燃料、作らないで

2015-08-05 12:48:16 | 震災・原発
 昨日、泉佐野市原子力問題対策協議会が開催され出席しました。京大原子炉実験所と、原子燃料工業(株)熊取事業所から報告を受けました。
原子燃料工業さんは、原発再稼働を前提に燃料生産に向け「工場再立ち上げ」を行い、九州電力川内原発2号機向け燃料16体の生産を、2016(平成28)年1~3月に行う予定、とのこと。
今月10日にも再稼働が強行されようとしている川内原発ですが、周りには過去に大噴火を起こした火山がいくつもあるところです。万が一の対策を置き去りにしたままの稼働、というのは、福島の過酷事故に学ばない狂気の沙汰です。しかも、使用済みの核燃料は未来への負の遺産。…どこまで愚かな過ちを繰り返すのか、と悲しくなります。
昨日見学した工場内にも、汚染された資機材がドラム缶に封印されて積み上げられている建物がいくつも。これ、どんどん溜まっていきますよね。どうするつもり?

知識と経験を持つ技術者である従業員のみなさんに、未来に不安を残す仕事ではなく、「命と環境を守るんだ!」と自信と展望の持てる仕事で活躍していただきたいと願うのは、私だけではないはずです。

 
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原発はすべて廃炉に

2014-08-02 12:29:24 | 震災・原発
 一昨日7月31日の、泉佐野市原子力問題対策協議会についてご報告します。

 委員は全部で20名。市議会から6名、町会や農業・漁業・業者の団体、PTA連絡協議会、青年団協議会などの代表が10名、市民公募4名です。
 京都大学原子炉実験所の先生方と事務の方、計7名、原子燃料工業株式会社熊取事業所の事業所長・副事業所長はじめ各部の部長、計6名のご出席のもと、説明と質疑応答が行われました。

 実験や業務の内容、放射線の影響についての測定結果などが説明されました。原子力発電所とは規模がまったく違いますが、万一のことが起こったらどうなるのか、近辺住民にとっては大きな関心ごとです。すべて問題のないデータが示されましたが、事故が起こったら、という事態は、予測不可能です。最悪の過酷な状況を想定して対応してもらうことが必要でしょう。

 原子燃料さんは原発の燃料を製造されているわけですから、福島原発事故以来の原発の運転状況を考えれば、その仕事はどんどんなくなり、業績は大変厳しいことが容易に想像できます。私はそこで仕事をされている方々のことが心配で質問しました。
 実際、昨年は大赤字、約700名の従業員さんに希望退職を募り、約1割の方が早期退職されたそうです。その方たちへの再就職までのフォロー、退職金の積み増しなど、手厚く対応されているとのことでした。
 燃料製造業務を東海事業所に1本化するなどの事業構造改革では、到底この困難な局面は回避できないでしょう。原発はすべて廃炉にすべきです。福島原発の事故後の処理や今後の他の原発の廃炉という一大事業に、その専門技術を活用して国民のための仕事をしていただきたいと要望しました。

 他にはどなたからも質問も意見も出されませんでした。
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大飯原発、再稼働差し止めの判決!

2014-05-22 21:09:12 | 震災・原発
 きのう、福井地裁(樋口英明裁判長)で、関西電力大飯原発(3,4号機)の運転差し止めを命じる判決が出されました。

 今日の「しんぶん赤旗」1面の記事(→こちらから)をご覧ください。 

 「『国富の喪失』とは、『豊かな国土とそこに国民が根を下ろして生活していること』を失うこと」
 福島の現状を見れば、そのとおりだと言わざるを得ないでしょう。胸が熱くなる素晴らしい判決です。
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福島での2日目~3日目

2013-04-15 12:13:06 | 震災・原発
 訪問先を写真でご紹介します。

 伊達市梁川町山舟生(やまふにゅう)で、あんぽ柿の生産者さんたちのお話を伺いました。米、野菜には、土の放射能がほとんど吸収されないのに(ひまわりを植えてもほとんど除染の効果がないことでも証明されました。)、なぜか柿には大きな影響があって、ここの特産品である「あんぽ柿」は出荷停止に。現在はそれは解かれていますが、やはり少しでも心配のあるものは売ることはできない、と作業ができずにおられます。冬場の貴重な収入源であったあんぽ柿が作れず、その4か月間する作業がないことが辛いとおっしゃっていました。(東電から賠償金は支払われているそうです。)
 3年目の今年も再開できなければ、「もうやめてしまおう。」という高齢の生産者も多く、かけがえのない日本の食べ物が消えてしまうかもしれない危機に。

 


 福島県農民連の産直カフェ全景

 

 
 県男女共生センターで学習。福島県農民連の根本敬氏が、「新たな次代の『魁』になる」と題して講演。副題に「いま、福島で生き抜くために」とあり、その覚悟も語られました。「犠牲者では終わらない」と、農民として「損害賠償」を闘う意義、経済成長を追い求める社会の限界、エネルギー自立をめざす必然性など、豊富な内容のお話でした。いま私たちは生き方・くらし方を考え直すチャンスだと。原発事故という不幸な経験をしたからこそ、それを契機に、大きく舵を切ろう!福島と大阪の連帯を、これからはその取り組みに活かしていこう!と私たちに目の前が明るくなるエールを送ってくださったと受け取りました。
 その後、階下のホールで行われていた農民連食品分析センターの八田純人氏のトークショーに合流。「遺伝子組換え作物」はタネが飛んでもうずいぶん自生していることや、栽培しなかったり、製品に不使用・不分別などと表示したりすることが、TPP参加でルール違反とされる危機にあると聞き、怖くなりました。

 

 最終日はまず観光から。裏磐梯の五色湖沼群・毘沙門沼へ。

 


 猪苗代湖をぐるっと回って、布引高原の電源開発風力発電所を見上げて。

 


 仙台空港へ向かう途中で、バスの運転手さんの計らいで甚大な津波被害のあった名取市閖上地区へ。あらためて津波のすさまじい威力を見せつけられました。犠牲者を悼み、ご遺族の悲しみに触れる現場にて。


  

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学びと感動の福島での3日間

2013-04-15 10:46:14 | 震災・原発
 昨晩予定どおり、福島から帰ってきました。
 中身の濃い、ほんとうに有意義な3日間でした。放射能で汚染され住むことができなくなった地域の主(あるじ)のいない家々、作物を作ることができなくなった農地…、誰がこの美しい福島をこんな哀しい風景に変えてしまったのか。原発事故を起こしてしまった無責任な運営管理を追及し続けなければなりません。そして、原発を日本中にこんなにたくさん作らせてしまったこれまでの(今も変わりませんが)この国のあり方に、ひとりの日本人として反省せざるを得ません。

 そんな過酷な現状に、希望を失わず立ち向かっている人々に会ってきました。それが今の福島で新たな生き方を求めて踏ん張っておられる農民連のみなさんです。
 農作物の栽培がだめなら、その土地をどう活かすのか。
 作って大丈夫な土地で収穫された作物の安全性を、どう証明するのか。
 その安全な福島の農産物を、消費者に届けるための取り組み。

 その取り組み拠点である、浜通り農民連の直売所「野馬土(のまど)」や福島県農民連の「産直カフェ」で、たくさん買い物をさせていただき、「買って食べる」という支援をさせていただきました。今回のツアーではこれが「支援」の一環でした。商品を一つ一つ手に取って見ると、放射性物質検査を受けて安全性を確認されているという表示があります。福島で生産するということは、このハードルを越えることが強いられるのです。

 2年前の福島農民連さんからの暑中見舞いには、「風評被害ではなく実害。」ということばがありました。「放射能の影響があるかもしれないものは食べたくない。」と考えるのは消費者として当然で、それを「風評被害」と言ってしまっては、消費者に責任を転嫁することになると。
 そのとおりです。責任は東電と国にあるのですから。

 

 今回の買い物でできた支援はささやかなものです。でも、福島と大阪でしっかりと手をつないで、「東電と国に責任を取らせる。」ことを求め続け、原発をなくすために声を上げ続け、これからこの国をどんな国にしていくのか、そのために私たちはどう生きていくのか、ともにそれを追い続けることが、支援を越えた取り組みになると確信することのできたすばらしい学習と交流の旅でした。
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福島支援ツアーと農民連交流

2013-04-12 23:11:11 | 震災・原発

 やっと福島へやってきました。仙台空港から国道6号線を南下して、相馬市の野馬土(のまど)へ。ここは、浜通り農民連が昨年12月にオープンさせた農産物の直売所です。隣の農産物供給センターでは、放射能についてお米の全袋検査をされています。

 買い物の後は、またバスに乗って南相馬へ。福島県農民連の亀田会長のご案内で、福島第一原発から20㎞のラインを超えて小高区へと入っていくと、景色が違います。人が住んでいないから、まだまだ津波の傷跡が残っています。亀田会長のご自宅にも立ち寄らせていただきました。ホットスポットがあって、線量計の針はなんと17~18マイクロシーベルトにも!

 双葉町の入り口で引き返して、浪江町、飯館村を経由して、今晩の宿舎は伊達市霊山町の紅彩館です。夕食をいただきながらの交流会で、いいおはなしがいっぱい聞けました。

 明日もしっかり見て、学習します。
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駅宣終了、明日から福島へ

2013-04-11 09:26:02 | 震災・原発
 今朝の鶴原駅での宣伝で一応今月の予定は終了ですが、議員団発行の3月議会報告「市政報告№102」が来週完成する予定なので、また駅頭で配りたいなと思っています。
 今朝も寒いのは覚悟して行きましたが、終盤小雨が降ってきました。たいした降りではありませんでしたので、終了予定時間までやりました。幟(のぼり)を片づけたら少し湿っていて、そこで、「きのう美容院に行ったばかりだった!」と思い出し、あわてて頭に手をやりましたが、それほど濡れていなくてよかったです。(^.^)

 明日から2泊3日で、福島に行きます。ボランティアに行きたいけど、スケジュール・体力など自信がなくて、でも福島を見に行かなきゃ、という想いがずっとあって、今回、新婦人の「福島支援ツアーと農民連交流」に参加させていただくことにしました。被災地の現在と、そこでがんばっておられるみなさんの姿を、しっかり目に焼き付けてきたいと思っています。
 「野馬土」、「産直カフェ」などでの買い物も楽しみです。
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「再稼働反対!」はおあずけに・・・

2013-01-25 13:32:35 | 震災・原発
 今朝の冷え込みはそれほどでもなかったのに、風が強くて寒い日になりました。
 赤旗日曜版の配達がまだ半分残っていて、集金を兼ねて出かけようと思っていましたが、議員団発行の「市政報告」次号のゲラが印刷屋さんからメールされてきて、手直しをお願いするのにあれこれしていたらもうこんな時間に!

 今日は2週間ぶりの関電本社前抗議行動の日ですが、党の行事が入ったので、またおあずけになりました。いつになったらデビューできるのだろう?用意していたグッズのうち、とっくにうちわは使えない季節になっています。
 原発推進勢力を追い詰めるのはそう簡単なことではないと思うけれど、私たちの周りにいる「原発なくして大丈夫なの?」という人たちを仲間に引き入れるのも、なかなか力のいるしごとです。今も「フクイチ」の収束作業にかかわっておられる作業員の方々をはじめ、原発関連のお仕事をされている方のことを思うと、ほんとうになんてモノを作ってしまったんだろうと悔しいです。廃炉に当たっても、たくさんの危険な仕事が待ち受けているのですから。気の遠くなるような険しい道が続いているわけですね。
 でも、だからこそ、未来のために一歩ずつ進んでいかなくてはなりません。
 命をまもり、安心して暮らせる世の中に変えていく道を、決して逆行してはいけないのです。
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