未来社会を夢見る山下ゆみのブログ

アラ還真っ只中の暮らしと関心ごとを綴っています。最近の日本、おかしなことが多すぎる!と行動に。

総選挙に向けて

2017-09-24 08:41:42 | 国政
いい天気です。運動会やお祭、果物狩りなどお出かけを楽しみにしている方、よかったですね。

私はと言うと、議会の一般質問を明後日に控えてこの土日はそれに全力投球!の予定でしたが、28日開会の臨時国会冒頭で、衆議院の解散が濃厚になりました。いよいよ総選挙必勝への具体的な動きに取りかからなくてはなりません。

憲法9条を変えて軍事国家に逆戻りさせようとする安倍首相の頭に、世界の平和も国民の暮らし向上もないのは明らかです。アメリカ一辺倒で、北朝鮮問題でも「対話は無駄、圧力しかない。」なんて言う国際感覚欠如のリーダーに任せてたら、この国は世界から孤立してとんでもないことになってしまいます。

その危機を避け、憲法どおりの「平和を守り、差別を無くそうと努める国際社会で、名誉ある地位」につける日本になりましょう。
そして何より、もっと一人ひとりが豊かに安心して暮らせる日本をつくりましょう。

アベ自公政権ではそれは望めないどころか、真逆の方向に持っていかれます。野党共闘の本気度を示し、それしかアベ独裁政治を止める道はないことを市民のみなさんと共有したい!そのための、今頑張りどきです!

質問準備もしっかりやって、少しでも宣伝の時間を確保したいと思います。

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社会福祉センター跡地を売るな!

2017-09-09 20:48:40 | 泉佐野市政
9月議会の補正予算案に、社会福祉センター跡地の売却益や、そこを売る時に一緒に売った方が条件が良くなるからと、敷地に隣接する元JAの跡跡を一旦買い取る経費が計上されています。地理的に好条件の市民の財産が、市長の「市の中心部は民間に活用してもらい、公共施設は市の周辺部に。コンパクトシティとは異なる。」という方針の下、一般競争入札で売り飛ばされようとしています。

これまでの議会でも、これに関わる様々な議案などが、市長に賛成するほとんどの議員によって通されてきました。福祉センターをダンバラに移転させないでほしい、という市民の声を受け止めて議会に届けているのは、私たち共産党議員団とごく一部の個人会派の議案さんだけです。

今回も「市政をよくする市民連絡会」から出された「福祉センターの跡地等を福祉公共施設に活用することを求める請願」は賛成少数で委員会否決されました。高道議員が紹介議員となり、厚生文教委員会で私が賛成意見を述べましたが、署名してくださった市民のみなさん、力及ばずで申し訳ありません。

移転先では着々と準備が進んでいますが、高齢者・障害者をはじめとするこれまでの利用者のうちどれくらいの方がここを利用できるのか、新たな利用者が増えるという側面もあるのか、気になるところです。

移転が決まっても、せめて跡地を売らないで将来の有効な活用を市の責任で考えてほしいという願いさえ、多数派の市長賛成派議員によって切り捨てられてしまうのでしょうか。

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請願がひとつ、委員会で採択に!

2017-09-08 06:38:17 | 泉佐野市議会
 きのうは厚生文教委員会が開催され、委員として出席しました。
 
 大阪府の福祉医療費助成制度の改定にともなう条例制定には、新たな負担増が大きいこと、市民の命、健康を守る責務を果たしてほしいとの思いから反対しました。

 「いじめ防止対策推進法」による「泉佐野市いじめ防止基本方針」が6月に示され、それに関連して、「いじめ問題対策連絡協議会」と「いじめ防止対策審議会」を設置するための条例制定の議案が出ています。これらには、実効ある運用を求めて賛成しました。

 補正予算案には、福祉センター移転により入浴サービスがなくなるため、新・社会福祉センターと鶴原共同浴場を結ぶシャトルバスを11月から運行することや、路線バス・南海電車を利用して通学している小学生対象のスクールバス運行を試験的に実施することなどが盛り込まれています。そして大きな事業として、第二・中央・北中・大木の4つの小学校にプールを建設するというものです。佐野中学校・新池中学校・佐野台小学校に続き、これまでなかった学校プールが次々にできることは、泉佐野の教育環境改善におおいに寄与するものです。これは評価できますが、福祉センターの移転前提のものが含まれていることなど、また、昨日の総務産業委員会に付託された中に反対する事業が多いことから、補正予算案自体には反対しました。

 議案審査の後、午後から2本の請願についての審査となりました。
 うちひとつの「交流による精神障がい理解の促進に関する請願」が、全員賛成で採択することに決まりました。請願者を代表して意見陳述された3名の方も、大変喜んでくださいました。今後の市の事業を後押しする条件となるよう、働きかけていきたいと思います。 
もうひとつの「福祉センター跡地等を公共福祉用地として活用することを求める請願」は、私と寺本議員だけが賛成で不採択になりました。予想はできましたが、多くの市民の声を議会に反映できないこと、残念です。
 
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こども議会

2017-09-03 18:51:59 | 泉佐野市議会
 8月30日に小学生、31日に中学生を対象に「みらい 泉佐野こども議会」が開催されました。
 かつては教育委員会主催で、小中学生の質問に担当の部長さんなどが答弁される「子ども議会」が開催されていた時期もありましたが、今回は市議会の主催で、市議会議員が答弁するという形式で行いました。
 と言っても議員の立場で答えられる内容は、市当局のそれとはおのずと異なります。「質問」・「答弁」ということばを用いているものの、内容的には「意見交換会」という位置づけで行いました。

 小学校は時間の関係で13校中7校、中学校は5校すべてから、それぞれ2名の代表が、「遊び場」、「土曜授業」、「プール」、「まちの美化」、「イベント」など、日頃疑問に思っていること、困っていることなどについて鋭い質問をしてくれました。
 
 小学生から多かったのが「ボール遊びのできる公園がほしい」というもの。議員からは「学校の運動場で遊んだら?」と提案されるも、それでは間に合わない現実がありました。「校区外に子どもだけで行ってはいけない」というルールの下、子どもたちがのびのびと安心して遊べる公園が如何に近くにないか、という現実を突きつけられました。

 中学生からは、「土曜授業の効果がわからない」「夏休みが短くなったのに、宿題は同じ量なのはなぜ?」「部活や分割授業を増やしてほしい。そのためには、先生の人数を増やしてほしい」と、学力、学校生活に関する厳しい意見が多く出されました。「夏休みは朝9時から晩9時まで塾。宿題をする時間がない。」という反論には、過酷な競争教育の無法地帯に子どもたちを追い込んでいる現代社会の病巣を見た思いがしました。
 こんな世の中、絶対おかしいよね。君たちにそんな辛い思いをさせているのは、すべて大人の責任です。「子どもの権利条約」や「児童憲章」が泣いてるよ。教育とは学力をつけてもらうことだけではない。人間としての丸ごとの成長・発達を保障するものでないといけないのに。「副教科はなぜあるのですか?」という質問が飛び出した背景には、受験戦争に勝ち抜かせることが教育の一大使命だと勘違いしている政治家がつくってきた、日本の教育の貧困さが如実に表れています。

 とにもかくにも、小中学生のみなさんにおおいに学ばされ、反省させられた「こども議会」でした。

 私は大木小学校の児童のお二人からの「課題のある子とない子について」、「土曜授業について」という質問に答えさせていただきました。
 支援を必要とする友達があまりにわがままだと一緒に遊べないですね。学校で等しく教育を受ける権利は、どちらにも保障されなければなりません。そのためには、もっとたくさんの先生がいてくれるなど、環境整備の必要性を訴え、それを求めていくと答えました。
 土曜授業が導入された経過で、先生の意見が取り入れられなかったことはおおいに問題!として、具体的にお聞きしていた問題点を紹介しました。「土曜授業は必要」という立場で答えた議員もおられますが、私は「反対」の立場で、「なくしてほしい」という児童と意見交換しました。
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