電動カートの安全対策

　先日、電動カートを利用されている方から「事故を起こしてしまって、リース契約を打ち切られるかも…。」というご相談を受けました。
　事故といっても、物にぶつけてタイヤカバーの部分にひびが入ったというもので、さいわいご本人に怪我はなく、カートも運転に支障はないとのことでした。
　しかしご本人にとっては、身体障害で介護保険を利用して使用されているカートは、出かける際の移動に欠かせない足の代わりになっており、その利用ができなくなるかもしれないということは、たいへんなご心配だったようです。

　「事故」の状況は、南海泉佐野駅の自由通路とロータリー側（山側）の広場の間に設置されている車止めと車止めの間の狭いところを通過しようとした際に、カートをぶつけてしまったというものです。間隔の広い部分も一か所あるのですが、あいにく人がたむろしていて通りづらく、狭いところを通ろうとされたそうです。

　

　市の都市整備部・都市計画課に確認したところ、駅舎に関しては、車止めの設置基準はなく、ここは公園の基準を準用しているとのことです。それに基づき、９０センチ以上の間隔のところを１か所作ってあるにもかかわらず、そこを通らなかったために今回のことが起こりました。

　今日、利用されている事業所との話し合いに同席させていただいたのですが、事業所さんも「利用者さんを守りたいんです。怪我されないことを第一に考えます。」ということと同時に、「○○さんにとってカートは体の一部ですよね。」と言ってくださり、いくつかの約束事を決めたうえで、引き続きカートの利用ができることになりました。
　ご本人は大変ホッとされたようで、よかったです。

　今回の件に限らず、街の中にはこのような移動弱者の方が困難に出会われる場所がたくさんあると思います。
　特に、電動カートや電動車いすは、便利である反面、事故が起こりやすいというリスクも抱えています。乗られる方への安全講習や、受け入れる社会のルール作りは、実態に追いついていないというのが現状ではないでしょうか。

橋下市長、誰も「誤解」していません！

　昨日行われた日本外国特派員協会での橋下徹・日本維新の会共同代表（大阪市長）の会見は、ずいぶんひどいものだったようですね。この間の彼の言い訳を聞けば、予想できたことですが…。

　会見で配られた「私の認識と見解」では、「アメリカ軍とアメリカ国民を侮辱することにもつながる不適切な表現だった」と「お詫び」を明記する一方で、女性や沖縄県民に対しては、謝罪も撤回もありません。

　自分が言った「誰だってわかる」に、自分自身が入っているのは当たり前。「正反対の意味を持った発言とする報道が駆け巡った」とは、苦し紛れにひねり出した言い逃れとしか聞こえません。ああ、なんというみっともなさ！

　世界に対して恥ずかしいこんな人物を、これまでさんざん持ち上げてきたマスコミにも大きな責任があると思います。日本共産党として、これまで何度も彼の問題発言、危険な思想を指摘してきました。今度のことで、その指摘が正しかったことが証明されました。
　どうして今まで気づいてくれなかったの？気づかないふりをしていたの？

　日本維新の会は、橋下氏とともに自滅するでしょうが、これまでこんなリーダーを担いできたことを反省してほしいです。橋下氏自身は、早く辞めてほしいですが、その際にきちんと「謝罪と撤回」することを求めます。


　昨日の宣伝行動では、このような歴史の逆流ねらう政治勢力に「真正面から対決できるのは、日本共産党と大阪選挙区ではたつみコータローだけです！」と、７月の参院選でのご支持をお願いしました。

党のつどいを開催しました

　午前、日本共産党泉佐野東地域の「日本共産党の躍進めざす　いのちとくらしを語るつどい」を開催しました。
　事務所に党内外から１５人の方が集まってくださり、参院選比例代表５人の候補者のＤＶＤを視聴して、懇談しました。

　つどいの目的は、目の前に迫った参議院選挙での日本共産党の躍進のため、党の政策を知っていただき、ご支持を広げていただくことです。しかし、国政の話だけでなく、泉佐野市政のことにももちろん話は及びました。最近では、３つの公共施設の愛称が決まった話題で、「いくら市に入ってくるの？コストの方が高いのでは？」との疑問が出されました。
　そして、今最も注目を集めている橋下大阪市長の「慰安婦は必要だった」発言。これに関しては、「維新の本質がついに出た」「維新ももう終わり」・・・。だけど自滅を傍観するのでなく、追及の手を緩めずきちんと「謝罪と撤回と辞任」を求めることが必要、とお話させていただきました。

　肝心の国政の話では、「アベノミクスで儲けた人、周りにいますか？」という問いに、「夫が、株価が上がって喜んでたけど、またすぐ下がって、お金貸してって言われたけど、返ってくるかどうかわからないから貸さなかった。」という方。
　きのうも「いつ売るかタイミングを見計らっている。」という方がおられました。
　どうぞ、大損なさいませんように！

　それより年金上げてよ。働いている人には、労働に見合った十分な給料を！
　政治が変われば実現できます。

人権感覚も歴史認識もない人

　橋下市長の「慰安婦」発言に、抗議の声がやみません。
　これまで維新を支持していた人も「橋下、早よ辞めさせよ！」と、怒っています。

　今朝大阪市役所で、日本共産党大阪府内全女性議員一同の連名で、「歪んだ人間観と歴史観にもとづく橋下市長の暴言に抗議し、辞職を求める」アピールを発表しました。
　急な呼びかけで、集まった議員は７名でしたが、地元大阪でこのような行動に取り組むことは、大変大きな意義があります。
　私も発言させていただき、「こんな人権感覚・歴史認識のない人物が、グローバルな人材育成だとか言って教育語る資格なし。この暴言のせいで国際社会から信用失って、戦後築いてきた平和国家・日本の危機を招いてる、という想いで、橋下市長に抗議したい。」と言いたかったのですが、うまくまとめられませんでした(^_^;)

　まあ、記者さんにうまく言えても仕方ないんですけどね。橋下市長と直接対決されている大阪市の市会議員さんたち、ほんと尊敬します。素敵やったなあ、山中智子さんと寺戸月美さん。
　私は地元で、有権者のみなさんに訴えて、「だから日本共産党」とわかってもらうためにがんばろうっと。

５月臨時議会

　きょうと２４日（金）に５月臨時議会が開催されます。臨時といっても、３・６・９・１２月の定例とは別に、毎年おこなわれる役員改選がメインの議会です。きょうも議長・副議長をはじめ、さまざまな役職が選ばれます。
　ただし、議長・副議長は来年の改選以降は、２年ごとの改選とすることが決まっています。

　今回の議会では、改選以外に、学校の耐震化工事や空調設備設置のための「工事請負契約」や「動産の買入れ」についての議案が出されています。夏休み中に工事を行うために、６月議会を待たず審議されます。
　学校の耐震化や夏の暑さ対策は、緊急の課題です。特に耐震化は、大規模な震災の発生が警告されている状況で、早くすべての学校でやらないといけません。

　長い視野で見れば、耐震化工事で間に合わせるより、老朽化も進んでいるところは「建て替え」の方がいいのですが、同時にそのような大規模な事業をいくつもの学校で行うことができないのは、残念な思いがします。

ボーイング７８７

　昨日日帰りで、東京まで親戚の結婚式に行ってきました。関西国際空港に近いという利便性を活かして、往復とも飛行機を利用しました。帰りはＪＡＬの便でしたが、ベテランのパイロットさんや客室乗務員さんが多数不当に解雇された事件以降、極力利用を控えていたので、ほんとうにずいぶん久しぶりに乗りました。

　飛行機といえば、事故が多くて飛行停止措置がとられていたボーイング７８７、４月２６日に運行停止措置が解除されたかと思ったら、最近になって全日空で点検ミスがあったことが明らかになりました。ボーイング社の整備チームが行った点検の際に、配電盤の取り付け方が悪かったとの報道がありました。
　もっともっと慎重にやってもらいたいですね。ほんとに大丈夫なのかな、と心配になります。こんな飛行機に乗りたくないですね。

　朝日新聞デジタルの関連記事


　さて、今日は天気予報どおり昼ごろから雨になりました。洗濯物がたまっていたので、風呂場とリビングルームまでもが、物干し場と化しています(^_^;)

　お散歩おあずけだった我が家のイヴは、今日こそ連れて行ってもらえると思っていた当てが外れて、犬小屋の中でふて寝です。

　　　

　

この国の、恥ずかしいリーダーたち

　５月１３日に橋下大阪市長が「慰安婦制度は必要」、「米軍はもっと風俗業を活用して。」などと発言したことに対し、内外から批判の声が集中しています。以前から彼の人権感覚には呆れていましたが、ほんとうにひどいです。
　歴史の真実をねじ曲げて、被害者の女性たちを著しく傷つけるものです。それだけでなく、はなはだしい女性蔑視の思想です。彼はツイッターでもくどいほど持論を展開しているそうですが、男性だってひとまとめにこんな言われ方をして、気分が悪いでしょう。まったく人権感覚が欠如しているとしか言いようがありません。

　日本維新の会の石原共同代表をはじめとする幹部も、橋下氏の暴言を擁護する立場です。こんな人たちが幅を利かせて国政にモノ言うとは、恐ろしいことです。
　そればかりか、政権を握る安倍首相も、この発言を間違いだとは言いません。もともと橋下氏が秋波を送る安倍首相ですから。侵略戦争を否定することに躍起になっている人たちですから。

　こんな政治家が、リーダーとして存在するなんて、世界に対して恥ずかしいです。これを許していては、日本人の恥です。すでに多くの団体から抗議の申し入れや文書が届いているということに背中を押され、わたしも今日夕方の定例宣伝は「橋下維新代表の暴言は許せません。撤回・謝罪と、市長辞任を求めます。」でいきましょう。

　しんぶん赤旗関連記事

ツバメの巣立ち

　今朝は玄関先が静かだな、と思ったら、ツバメの巣が空っぽ！
　きのう、ヒナたち、巣のふちに止まって盛んに羽をバタバタさせていました。もう飛べるようになったんですね。どこまで遊びに行ったのかな。自由に空を飛びまわって、この世界を見て回ってるんだろうなあ、・・・。

　ふと庭に目をやると、物干しざおに３羽のつばめが！２羽はころころと太ってて、もう１羽はスマートです。うちの子たちとその親鳥かな。たぶんそうです。

　

　晩には巣に帰ってきていました。何日かは、朝飛び立って日暮れに帰ってくるというのを繰り返して、そしてある日、もう帰って来なくなるのです。その日まで、この子たちのかわいい姿を少しでもたくさん見たいです。

合併、イメージキャラクター、施設のネーミング・・・

　今週は水、木、金と早朝駅頭宣伝が続き、早寝早起き（と言うより、夜は睡魔に襲われて撃沈・・・）と日中も何かと所用が多く、このブログの更新もできませんでした。最低でも３日に１回の更新を目指していたのに・・・。反省です。

　ゆうべも早く休んだので、早起きしてホームベーカリーで食パンを焼いています。最近は成功続きです。焼き上がりが楽しみ(^o^)

　朝刊の折り込みに「ニュースせんなん」がありました。目についた記事から思うことを。

　まず１面に「賛成　ｏｒ　反対？」という見出しで「合併を問うアンケート」が掲載されています。先日、泉南市との間で合併協議が進んでいるかのような新聞報道がありました。実際のところは具体的な話があるわけではありません。昨年末の市長同士の何かの話の中で触れられた程度らしいです。「先走った報道」であったとしても、「なぜ今出てきたか？」というのは憶測の及ぶところです。
　以前３市２町で合併について協議された結果、住民多数の意見で「しない」となりました。最近はそんな話は出ていなかったと思うのですが、また突然の「新聞報道」で市民のみなさんが驚かれたというのが実態です。

　２面には「岬町のマスコットキャラ」の絵が載っています。かわいい坊や（？）が帽子を被って釣竿を担いでいます。帽子には花といっしょにイルカも乗っています。岬町といえばみさき公園！子どもが小さいころはよく行きました。（話が逸れてる…(^_^;)）このキャラクターデザインは、一般公募に応募のあった２００点以上の作品の中から選定委員会で審査が行われ、さらに「住民による総選挙の結果」選ばれたそうです。そうですよね、住民も選定に参加したいですよね。
　そこで思い浮かぶのが我が泉佐野市のイメージキャラ「イヌナキン」です。こちらも最近誕生しましたが、一般公募で募った作品から選ばれたいくつかの作品に、有名な漫画家さんが手を加えて完成させられたそうです。
　私のまわりには「ええやん♡」という人、いないのですが、どうですか？

　泉の森ホールとか市民体育館の「愛称」も決まりましたが、パートナー企業さんの「ご厚意に感謝」するのは悪いとは思いませんが、評判よくないです。

　中身はさておき、手続き的にあまりに「市民不在」が多すぎるのではないでしょうか。

ツバメのひなが孵りました

　我が家の玄関の軒下に、かれこれ１０年以上前になるでしょうか、ツバメが巣を作り、それから４、５年間毎年ツバメがやってきて子育てしていました。
　ところがどうしたことか、ここ３、４年やって来なくなり、「さびしいなあ…。」と思っていたのです。

　それが今年久々にツバメがやってきて、先日まで卵をあたためている様子が見られました。そしてつい先日、かすかな「ピヨピヨ」の声。ひなが孵りました！
　それから連日このブログにアップするべく、シャッターチャンスを窺っているのですが、カメラを構えていると警戒されてしまいます。なかなかそろって顔を出してくれないのです。
　何とか写したのがこれ↓

　

　巣立ちまで、元気に育ってほしいと思います。