未来社会を夢見る山下ゆみのブログ

アラ還真っ只中の暮らしと関心ごとを綴っています。最近の日本、おかしなことが多すぎる!と行動に。

日本は教育にお金がかかりすぎる

2015-11-30 22:30:42 | 子どもは未来の担い手
 1週間ほど前のことになりますが、日本のGDPに占める教育機関への公的支出割合は3.5%(OECD平均は4.7%)で、比較可能なOECD32か国中最下位であったと報じられました。最下位は6年連続とのこと。
 児童・生徒・学生一人当たりに換算した教育支出は約143万円で、これには重い家計の負担が含まれています。日本は教育にお金がかかり過ぎ。教育の機会均等のためにも、学費の無償化など教育条件の改善が必要です。
 
 一方、国公立学校教員の法定勤務時間数は、日本は年間1899時間(2013年)で、OECD平均を約300時間も上回っているそうです。日本の先生方の厳しい勤務状況がうかがい知れます。このうち、初等教育での授業時間の割合が39%。これはOECD平均の49%を大きく下回っており、授業以外の仕事がたくさんあり、日本の先生たちの多忙と長時間勤務を引き起こしていることを示しています。

 教育をめぐる課題はたくさんありますが、国の教育予算が少なすぎることはその大きな要因ではないでしょうか。子どもたちがそれぞれ能力に応じて希望を持って学ぶことができ、幸せな人生を歩むことができるようにする。これは国の責任です。経済的な困難によって、進学の道が閉ざされるようなことがないように、どの子にも学ぶ権利を保障する政治をつくらなければなりません。

 2016年度予算編成に向けて、財政制度等審議会が建議(意見書)をまとめ、文教予算では全国の公立小中学校の教職員定数を2024年度までに3万7000人削減することを盛り込んでいます。軍事費の増大は認めておきながら、教育予算削減のために教職員定数を削るなどもってのほかです。少子化であれば、少人数学級を進めるチャンスととらえるべきです。
 戦争する国づくり優先、社会保障・教育軽視(敵視?)の逆立ち政治を正しましょう!
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大阪W選、残念な結果に

2015-11-23 13:43:23 | 地方政治
 昨日投開票された「大阪府知事」と「大阪市長」のダブル選挙は、どちらも大阪維新の会の候補者が当選しました。日本共産党と「明るい民主大阪府政をつくる会」、「大阪市をよくする会」は独自候補を立てず、「反維新」の一点で一致する知事候補・くりはら貴子さん(元自民党府議)と大阪市長候補・柳本あきらさん(元自民党大阪市市議)を自主支援して奮闘しましたが、維新候補に及びませんでした。

 連日、駅頭をはじめとする街頭で、また訪問先のお宅で、「くりはら貴子さんをよろしく!」と訴え続けたこの数週間でした。反応はまずまず、日を追うごとによくなってきている、ビラの受け取りがいい、などと追いつけ、追い越せの選挙戦でしたが、結果はあまりにも残念でした。
 争点は「都構想」だったとも思えず、維新政治の実害を受けていない、あるいはその実感がない多くの府民が「街の中で見える華やかでにぎやかな大阪」に「これでええやん。」と評価したのかもしれません。
 自民党と共産党が同じ立場に立っていることに、疑問や戸惑いのあった人が最後までいたのも事実です。

 それでも「維新府政8年間でくらしや教育が壊された」「維新にこれ以上騙されたらアカン」と、事実を見極める目がもっともっと広がってほしかった。橋下さんの口汚い「野合攻撃」や「人権感覚欠如発言」など、「これは絶対ダメ」と判断するに足りる材料もありあまるほどあったのですけれど。

 これからも大阪ではそれらとたたかっていかなければならないということです。独裁維新のタネを全国にばらまかないためにも!
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オール大阪で!

2015-11-17 12:57:09 | 地方政治
 知事選挙の投票日を今度の日曜に控え、くりはら貴子さんへの支持を広げきる活動が急がれます。しかし週末ごとに雨にたたられ、おとついの日曜に回復した天気は、2日間もっただけでまた雨です。ビラ配りに行けな~い(>_<)

 長い共産党支持者の中には、「なんで自民党の候補者を支持するの?」と疑問をお持ちの方も多いです。「維新政治を終わらせる必要」と「そのための具体的な手立て」として、この選択肢しかないことをお話しますが、理屈でわかっても感情的にすんなりと受け入れられない、というご感想をお聞きします。

 私(達)がなぜそれを乗り越えて「反維新」の共同の立場に立つことができるか、それはその結果が府民にとってプラスかマイナスか、それに尽きるのではないと考えます。
 誰かひとりが必ず知事になるのです。すでに数々の害悪を及ぼしてきた府政を続けさせてはならないのは明白ではないでしょうか。

 その「害悪」をご存じない方が多いのかもしれません。ならば知らせるしかありません。
 維新府政がこの8年間で壊してきたものは、踏み越えてはならない民主主義のルールや教育の自由です。維新はさかんに「過去に戻すか、前に進めるか。」と改革者を気取りますが、そのやってきた中身は戦後の民主主義(不完全ですが)よりさらに古い政治への退行、独裁です。これを終わらせなければ、次のステップ、住民要求の実現に進めません。

 たたかいは「オール大阪」対「維新」です。ルールある府政を取り戻して、次なる「府民の要求実現のたたかい」へすすみましょう!

 今晩7時から泉佐野市の泉の森ホール2階レセプションホールで、くりはら貴子さんの演説会があるそうです。ご本人の訴え、私も生でお聞きしたいと思っています。参加されてはいかがでしょうか。
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大阪府知事選挙始まる

2015-11-06 04:13:37 | 地方政治
 昨日、知事選挙が告示され、新人ふたりと現職の3名が立候補しました。
 8年間の維新府政をどう評価し、これからの大阪をどうしていくのか、府民ひとりひとりが関心を持ち、事実を知って判断する、そんな選挙にしたいものです。

 そのために、維新府政のひどい中身、くらし・営業を守るには今何が大切か、そのことをしっかりお伝えしていかなければなりません。ウソを見破る力が試される選挙でもありますね。
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ふれあい交流会

2015-11-02 13:27:12 | 日記
 きのうは自治会の福祉委員会でふれあい交流会がありました。スタッフ含めて30名ほどの参加で、松風台自治会館で催されました。
 私も今年は福祉委員として、準備や当日のお手伝いで初めて参加しました。
 社会福祉協議会の職員さんを招いての「カルタで学ぶ高齢者虐待」の学習の後、お弁当をいただき、南京玉すだれのチームのみなさんの芸を鑑賞。皿回しの体験もさせていただき、大いに盛り上がりました。

 町内でこのような機会を持つことで、日頃のおつきあいも深まり、コミュニティの活性化につながると思います。これまで続けてきてくださったみなさんに感謝です。

 

 
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