未来社会を夢見る山下ゆみのブログ

アラ還真っ只中の暮らしと関心ごとを綴っています。最近の日本、おかしなことが多すぎる!と行動に。

大阪で泉佐野市だけ「育鵬社」

2020-08-29 14:37:00 | 子どもは未来の担い手
 今年は来年度から中学校で使う教科書採択の年。(本来4年ごとに行われるはずですが、前回は2015年で5年ぶり。)
 先日、泉佐野市の臨時教育委員会議を傍聴し、その行方を見守りました。前回歴史と公民で「育鵬社」が採択された苦い経験と、今年は各地で「育鵬社不採択」を勝ち取られていることに期待を抱いて…。
 歴史は選定審議会(学校の先生方など専門家の機関)の答申どおり、東京書籍に決定!ホッとしたのも束の間、続く公民では答申最下位の育鵬社を推挙する意見が複数出て、なんと採決の結果「育鵬社」に決まってしまいました😱

 その結果を受けて「市政をよくする市民連絡会」が計画された駅頭宣伝にゆうべ参加しました。ビラでは伝わりきらない問題の本質、日ごろから市民が関心を持つ必要性などを痛感しつつ、「悪名高き育鵬社を採択する教育委員会、おかしいと思いませんか!」と声を上げてきました。






 青年との対話、大切なことです❣️
 そして運動を継続することが必要ですね!
 

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3年ぶりのサマースクール・デイキャンプ

2019-08-05 16:19:42 | 子どもは未来の担い手
昨日、障害児のためのサマースクールの一環で毎年恒例のデイキャンプに参加。手話サークルのみなさんと食事づくりのボランティアをしました。
子どもたちが先生方や保護者のみなさんと川遊びを楽しんでいる間、定番のカレーづくり。釜で炊いたごはんには懐かしいおこげもできて、大鍋4つに炊いたカレーは大好評。私もお代わりしました(^o^)/
自然の中で遊んだり食べたりした体験が、子どもたちの心の中に楽しい思い出としていつまでも残るといいな(*´-`)






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小学校の卒業式

2017-03-17 07:35:48 | 子どもは未来の担い手
昨日は、市内小学校の卒業式。来賓として中央小学校の卒業式に参列させていただきました。

担任の先生からひとりひとりの卒業生の名前が呼ばれ、「はい」と返事をして、校長先生から卒業証書を受け取る瞬間。緊張の中に誇らしげな様子も伺え、未来に幸多かれとエールを送らずにはいられません。保護者のみなさんの感慨はひとしおでしょう。うちの子どもたちの時のことも思い出されました。

パン屋で一緒にパート勤めをしていた知人の子どもさんの姿も。ついこの間、赤ちゃんやったのに!月日の流れ、子どもの成長の早さに驚かされます。

学校新聞の記事にあるとおり、子どもたちが主人公の素敵な卒業式でした。

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中学校の卒業式

2016-03-15 23:47:55 | 子どもは未来の担い手
 議会の方では予算委員会の最終日を迎えた15日、市内の中学校では卒業式が挙行されました。私も地元の新池中学校からご案内をいただき、来賓として参列させていただきました。

 6クラス、209名の卒業生が、義務教育の課程を終えて旅立っていきました。入場してくる時や校長先生から卒業証書を受け取り自席に戻る時、緊張したり照れくさそうにはにかんだりしている子どもたちの顔を見ていると、こちらも気持ちが引き締まる思いでした。この子たちの生きていく社会が、どうか平和で自由でありますように。そんな世の中を守る私たち大人の責任は重大です。

 国旗国歌条例がここ泉佐野市で制定されてから、このような行事での強制に重苦しい雰囲気を感じます。「君が代」は歌わない、と書けば、激しいバッシングに晒されます。「日本国籍返せ」とか「日本から出て行け」とかね(^_^;)
 「国旗国歌」について、憲法と法律と条例をごっちゃにしている無理解な方もいます。

 しかしこれらの考えの方たちも、今の憲法に守られて生きています。日の丸君が代を支持するもしないも個人の自由、という前提(残念ながらそうではないと誤解されているみたいですが)の社会で生きています。

 憲法擁護義務(第99条)違反の安倍政権がこのまま暴走したら、自分たちの身の上に何が起こるか、ぜひ考えてみてほしいです。

 
 午後は予算委員会を傍聴しました。各委員さんから出される質問とそれに対する答弁で新たに得る情報も多く、日々勉強です。
 予算特別委員会では、一般会計、国保その他の特別会計、水道事業会計、計8議案すべてが可決されました。
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土曜授業

2016-01-15 16:23:11 | 子どもは未来の担い手
 12月議会のご報告は「山下ゆみニュース」の年末年始号に掲載しましたが、紙面の都合で私の代表質問の2点目「学校教育について」は「維新型教育改革」を批判する立場で取り上げた項目の紹介にとどまっています。次号で詳しく掲載する予定ですが、取り上げた3つのうち「土曜授業」について、ここに記しておきたいと思います。

 来年度から市立のすべての小中学校で、第4土曜日に午前中3時間の授業を実施することになりました。7・8・12・3月を除き、年8回実施されます。
 
 12月議会の質問では、「ゆとり」のためと言いながら実際には子どもたち、先生方に負担を押し付けるものであること、本市だけで行えばクラブの試合などに出られなくなるケースも起こること、先生方の勤務条件にムリが生じることなど問題点を指摘し、拙速に実施しないよう求めました。
 しかし、1月の教育委員会議では、お一人の委員さんから「先生方にはご負担をおかけすることになると思うが、致し方ない。」という感想が出されただけで、すんなりと決まってしまいました。

 すでに年末には、町会を通じて教育委員会から次のような文書が各地域に届き、うちの自治会でも回覧されました。

 文書の内容についてはこちら→ 「保護者・地域のみなさまへ」(泉佐野市教育委員会)

 今年度から夏休みが1週間短くなったばかり。その検証もないまま、他市に先駆けて土曜授業を導入し、クラブの試合など他市との連携が必要な行事について「理解を求める」とは、あまりにも身勝手で拙速ではないでしょうか。
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日本は教育にお金がかかりすぎる

2015-11-30 22:30:42 | 子どもは未来の担い手
 1週間ほど前のことになりますが、日本のGDPに占める教育機関への公的支出割合は3.5%(OECD平均は4.7%)で、比較可能なOECD32か国中最下位であったと報じられました。最下位は6年連続とのこと。
 児童・生徒・学生一人当たりに換算した教育支出は約143万円で、これには重い家計の負担が含まれています。日本は教育にお金がかかり過ぎ。教育の機会均等のためにも、学費の無償化など教育条件の改善が必要です。
 
 一方、国公立学校教員の法定勤務時間数は、日本は年間1899時間(2013年)で、OECD平均を約300時間も上回っているそうです。日本の先生方の厳しい勤務状況がうかがい知れます。このうち、初等教育での授業時間の割合が39%。これはOECD平均の49%を大きく下回っており、授業以外の仕事がたくさんあり、日本の先生たちの多忙と長時間勤務を引き起こしていることを示しています。

 教育をめぐる課題はたくさんありますが、国の教育予算が少なすぎることはその大きな要因ではないでしょうか。子どもたちがそれぞれ能力に応じて希望を持って学ぶことができ、幸せな人生を歩むことができるようにする。これは国の責任です。経済的な困難によって、進学の道が閉ざされるようなことがないように、どの子にも学ぶ権利を保障する政治をつくらなければなりません。

 2016年度予算編成に向けて、財政制度等審議会が建議(意見書)をまとめ、文教予算では全国の公立小中学校の教職員定数を2024年度までに3万7000人削減することを盛り込んでいます。軍事費の増大は認めておきながら、教育予算削減のために教職員定数を削るなどもってのほかです。少子化であれば、少人数学級を進めるチャンスととらえるべきです。
 戦争する国づくり優先、社会保障・教育軽視(敵視?)の逆立ち政治を正しましょう!
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小田原市の小規模特認校・片浦小学校

2014-10-28 07:10:24 | 子どもは未来の担い手
 先日一部ご紹介しました、市議会・厚生文教委員会で行ってきました視察について、もう少し詳しくお知らせします。
 
 きょうはまず1日目、10月20日(月)に訪れました、神奈川県小田原市の小規模特認校・片浦(かたうら)小学校についてです。
 JR根府川(ねぶかわ)駅から、目の前に迫る相模湾を背に急峻な階段を上ること約10分、小田原市立片浦小学校にたどり着きました。
 全校児童80人という小規模ながら、4階建ての立派な校舎です。
 さっそく、6年生の「英語」の授業を参観させていただきました。全学年1クラスで、クラス定員は15人、このクラスは13人(うち女子3人)。2,3人ずつ机を並べ、ネイティブスピーカーの外国人の先生に英語で授業を受けています。担任の先生が時々日本語で補足の説明をされていますが、基本的に英語のみの授業です。
 先生の質問に手を挙げる子が何人もいて、活気ある授業です。この日は、国旗が次々に示され、その国名を答えたり、その中から自分の行きたい国を選んだり。また、それぞれの国旗の特徴が英語で説明され、それはどの国のものか、といった設問もありました。全員が複数回当たって答えます。少人数ならではのことですね。
 授業は週1回ですが、毎日エンジョイ・イングリッシュ・タイムという英語に親しむ工夫がされています。

 その後、校長先生から説明を受けました。
 この学校の地元は農業と漁業が産業の中心で、近年それら産業の衰退とともに人口が減り子どもも少なくなり、小学校の存続が危ぶまれたとのこと。実際すぐとなりにあった中学校は数年前に廃校となっています。
 まちの人たちは、なんとか小学校を守ろうとその方法を相談し、市内全域から入学可能な小規模特認校となる道を選んだそうです。最初(平成24年度)は子どもが集まるのかどうか心配だったそうですが、ふたを開けてみると応募がたくさんあって、今年度も定員オーバーとなる学年もあったという人気だそうです。

 少人数ならではのアットホームな雰囲気と、ひとりひとりに目が行き届きどの子も主人公になれる条件があります。
 また素晴らしい海あり山ありの自然環境。
 同じ電車通学でも、満員電車で都会の私学に向かう子どもとは、経験することがまったく異なります。田舎の小さな学校が秘める「特別な魅力」を充分感じた視察でした。

*写真は、同日付のブログをご覧ください。

 
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子ども・子育て支援新制度に関連する条例案

2014-09-02 21:23:42 | 子どもは未来の担い手
 きょうから始まった9月議会の議案の中に、3本の条例案があります。
 これらは、来年(2015年)4月から国の施策として実施される予定の「子ども・子育て支援新制度」を、国の示した基準をもとに自治体で具体化するためのもので、法律で条例化が義務付けられています。子育てにかかわる制度が根幹から大きく転換するものですが、その中身はどのくらい市民に知らされているでしょうか。

 市では、公立の保育所・幼稚園を一体化した施設・運営に転換する「こども園構想」が強行されています。こちらには保護者ら市民の関心も集まっていますが、当然、このことと新制度とも大きくかかわってくるでしょう。

 とにかく資料が膨大で情報があふれており、制度の仕組みがわかりづらく、たいへん複雑なものとなっています。
 このような制度が出てきた根本には、少子高齢化の社会においても現在保育所が足りず、待機児が増大しているという問題、しかし国は認可保育所を増やすことをせず、安上がりな方法で待機児解消を狙っているということがあります。
 安上がりな方法とは、公費を最小限に抑えて、保育や子育て支援の受け皿を増やすことです。そこにはあらゆる形態の事業者が参入できる条件ができ、これまで積み上げられてきた保育の水準が低下する懸念があります。

 現に、今議会に提案されている条例案3本は、放課後児童健全育成事業(学童保育)、家庭的保育事業等(保育所よりずっと規模の小さな保育を担う施設など)、こども園・保育所・幼稚園など、という3つのパターンにおける施設や運営の基準を定めるものですが、全部「国の基準どおり」というだけの愛想のない条例案なのです。

 あさっての厚生文教委員会では、これら条例ができることで泉佐野の保育・子育て支援がどう変わるのか、保護者をはじめとする市民の子育てに関する願いが実現するものなのか、ということを明らかにしていかなければなりません。

 それにしても、資料を読めば読むほど頭が混乱して、なんと複雑怪奇な制度かとため息が出てきます。
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こどもの日

2014-05-05 23:25:12 | 子どもは未来の担い手
 きょうは5月5日、こどもの日。市会議員選挙の告示日11日まで、1週間を切りました。

 きょうは雨で、自転車を連ねての宣伝・りんりん作戦は宣伝カーの運行に変更。雨の中、市場町を中心に1時間ほどスポット演説をしながら回りました。こどもの日ということで、子育て施策について少し詳しくご紹介。この4年間で、子ども医療費助成の拡充、中学校給食の実施などが実現。医療費助成は、通院が小学校入学前まで、入院は中学校卒業までになりました。今度は、通院も中学校卒業までの拡充を目指します。中学校給食は、求めてきた自校方式は叶いませんでしたが、センター方式で来年度から実施されます。

 これらは市民のみなさんに喜んでいただけることですが、「安心して子どもを預けて働き続けたい。」という願いを踏みにじる「こども園」開園強行は許せません。
 市長が23年12月議会で突然打ち出した「こども園構想」。4つの幼稚園と6つの保育所を短期間にたった3か所のこども園に統合するという乱暴な計画に、見直しを求める大きな運動が起こったのは当然です。私は、24年9月議会に出された3680名のみなさんの「見直し求める請願」の紹介議員になり採択に力を尽くしましたが、多くの議員の反対で実りませんでした。問題点がたくさん指摘されて、安全面での不安や通園の不便さに、当事者をはじめ多くの市民のみなさんが立ち上がられて切実な訴えをされたのに、それに背を向け市長の方針に言いなりになる議員のみなさんの態度に、ほんとうに腹が立ち悔しくてしかたありませんでした。この4月から1園目が開園されましたが、多くの解決されていないことが残されたままの見切り発車です。これから現場の実情をお聞きして、今後に生かしていかなければなりません。

 今度の選挙は、このように市民の願いに背を向けて市長に追随する勢力に、審判を下していただくチャンスです。

 こどもの日、「子育て安心、若いみなさんが希望を持って住み続けられる泉佐野市にしましょう!」と訴えました。
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中学校の入学式

2014-04-07 12:02:59 | 子どもは未来の担い手
 今朝、地元の新池中学校の入学式に、来賓として出席させていただきました。

 卒業式の日は3月議会・予算委員会の最中で、議会の質問準備に手間取り出席させていただきことができなかったので、きょうは耐震化工事できれいになっているはずの体育館を見せていただくのも楽しみに伺いました。カーテンが開かれていたせいもあってか、白っぽい壁がまぶしくきれいでした。

 

 それよりも輝いてまぶしかったのは、新入生のみなさんです。どの顔も希望に満ち溢れ、新しい中学生生活への期待に胸をふくらませている様子でした。

 中学校の3年間は、小学校の半分よりも短く感じてあっという間かも!自分の時のこと、我が子の時のことを思い出してそう感じます。みなさんの中学校生活が、有意義なものとなるよう願っています。

 


 
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