未来社会を夢見る山下ゆみのブログ

アラ還真っ只中の暮らしと関心ごとを綴っています。最近の日本、おかしなことが多すぎる!と行動に。

大阪府の手話言語条例

2017-06-01 09:50:15 | 聴覚障害の理解と対応
毎月1日に入る大阪府の公報「府政だより」。
今月号の1面は「手話言語条例」の施行(今年の3/29)にちなんで、手話についてです。

私は手話サークルに入って時々例会に参加していますが、なかなか上達しません。普段から手話に触れる機会がないと難しいですね。

先日も電車内で、手話で会話されている聾と思われるお二人の男性をお見かけしましたが、話しかける勇気も読み取る技量もありません。手話を読み取れたら、ひょっとして会話に入れたかな?普通、見ず知らずの者に話しかけられたらちょっと驚きますね。手話がわかったとしても、手話を使っておられるからと話しかけるのはマナー違反かな。

どこでも手話で会話しているのが日常の風景になるくらい、社会でひとつの言語としての地位が築かれることが必要です。外国人観光客向けの多言語対応も進んでいますが、聴覚障害者対応だってもっと声高にPRされるべきではないでしょうか。

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映画「エール」

2017-02-23 18:23:25 | 聴覚障害の理解と対応
先日、堺市総合福祉会館へ、手話サークルで案内のあった映画「エール」を観に行ってきました。泉州三団体(泉州地区聴力障害者協会・泉州手話サークル連絡会・大阪手話通訳問題研究会泉州ブロック)主催の上映会で、目的は「泉州聴覚障害者センター(仮称)建設支援」です。

この近くでは熊取町に重複聴覚障害者の施設「なかまの里」がありますが、障害を持つ方々やその支援に取り組む団体などが日常的に利用できる施設が必要です。公的施設ができることに期待できない現状では、自分たちでつくるしかない!福祉的な補助を受けたとしても建設費用は到底賄えず、その多くを寄附に頼っているのが現状です。

これまでもそうやって大阪市内や北摂に聴覚障害者のための施設が作られてきました。今度は泉州に!早く資金の目処が立つこと、そして期待に叶う素敵な施設が一日も早くできることを祈ります。

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バリアフリーの社会へ

2016-08-17 05:51:53 | 聴覚障害の理解と対応
8月5日付けのしんぶん赤旗に、全日本ろうあ連盟から発行された「よくわかる!聴覚障害者への合理的配慮とは?」という冊子が紹介されていました。市政に活かしたいと思い、注文しようと思っていたのですが、ある催しで販売されており手に入れました。



催しというのは8月11日に大阪市内であった「手話言語への理解を広める演劇会」で、デフ・パペットシアター・ひとみの人形劇と「手話言語条例に関するシンポジウム」です。



しっかり学習して、議会活動にも活かしたいと思います。手話ももっと上手にならなければ!
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久々に参加した手話サークルにて

2015-07-17 10:56:19 | 聴覚障害の理解と対応
 戦争法案が衆議院本会議で強行採決されたきのうは、残念ながらその瞬間は何か月ぶりかで必ず参加しようと決めていた手話サークルの時間でした。志位委員長の反対討論は、あとで録画で視聴しました。力入ってましたね。そりゃそうですよ。「憲法違反」の法律を、「憲法無視」の手続きで無理やり通そうとしているのですもの。「民主主義って何だ!」と叫びたくなりますね。

 学習の中で、あるメンバーの方が「世論を切る安倍首相」というのを表現してくださって、なんだか勇気をもらいました。政治の話をする集まりではないけれど、今大事なことが自然にテーマに取り上げられる自由な空気が守られていてほしいです。

 サークル終わって出て来たら雨が降り出していて、夜にかけて激しくなってきました。悪法の衆院通過について抗議の宣伝はできなかったけど、きょうからまた長い闘いになると思います。
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「障害者差別解消法」と「手話言語法」

2013-11-17 22:15:41 | 聴覚障害の理解と対応
 手話サークルで案内のあった学習会に参加しました。
 講演は全日本ろうあ連盟の理事・小椋武夫さんによる「新しいろうあ運動に関する情報~障害者差別解消法~」。
 「障害者差別解消法」が成立し、2016年4月の施行までの3年で、各省庁で「何が差別に当たるか?」というガイドラインをつくることになっており、そのために、連盟として「不当な差別的取扱い」や「合理的配慮」の事例集を作っているそうです。

 手話を言語として認める条例が、先日鳥取県でできました。これを日本中に広げ、もっともっと手話によるコミュニケーションが、あたりまえに通用する社会になる必要があります。

 帰りお茶を飲みに立ち寄ったお店で、接客してくれた店員さんと「曇ってきましたね。」「勉強会が終わって出て来たら曇ってて…。」なんて会話をしているうちに、その方も手話を勉強されたことがあるとのことで、いろいろお話しました。
 たくさんの単語をなかなか覚えられないこと、早い手話表現を読み取るのが難しいこと、などなど話が盛り上がりました。泉佐野にも手話サークルがあることはご存じなかったそうです。
 なんとその方は看護士さんで、お勤めの病院でたまにろうの患者さんの通訳をされているそうです。本来、通訳の必要な方には、手話で不自由なく会話できる環境が整えられていなければならないのですが、まだまだそうなっていないのが現状です。

 法整備が進み、聴覚障害をお持ちの方がお願いされなくても、情報の収集・提供が保障される世の中になることがほんとうのバリアフリーの社会なんだと、きょうの学習会の中身を再確認しながら、貴重なお話を伺うことができました。
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障害があっても普通に暮らすということ

2013-02-04 14:13:40 | 聴覚障害の理解と対応
 昨日の午後は、泉佐野市・熊取町・田尻町自立支援協議会(わ∞ねっと)主催のシンポジウムが泉の森大ホールで開催され、第1部のパネルディスカッション・第2部のトーク&ライブともに観覧しました。

 第1部のパネルディスカッションは内容の濃いもので、大変勉強になりました。障害を持つお子さんを育てておられる保護者の方のお話は身につまされるものでしたし、障害児の養育に関するお仕事をされておられる方からは、受け皿の必要性とそれがまだまだ不足している現実が話され、そういったところにこそ行政の行き届いたサービスが求められているのになぁ、と感じました。
 第2部はSPEEDの今井恵理子さんがやってくるということで、公報にも大きく載っていたし、先日久しぶりに参加した手話サークルの定例会でもチラシをもらいました。NHKの「みんなの手話」を時々見ますが、それに彼女が出演していて、息子さんが聴覚障害であることも聞いていたので、きっと手話のお話が聞けると期待していました。
 息子さん(小学校2年生)の通う聾学校で、かけ算の九九をどうやって教えているか紹介してくれて、「なるほどなぁ。」と思うと同時に、耳から覚えられることがどんなに便利か、あらためて実感しました。

 障害のあるなしにかかわらず、誰もが幸せに暮らす権利。それについて深く考えるとき、憲法の果たす役割はものすごく大きいし、同じ社会に生きる私たちの意識ももっと変わらなければなりません。そのためには情報の共有が欠かせません。障害児・者を取り巻く環境について、まだまだ知らないことが多すぎると感じました。多くの人が関心をもって、アンテナをビンビンはたらかせて情報を得る、またそこから障害のある方の不便さを想像することも、ともに生きる社会をよりよくするのに必要ですね。
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手話サークルにて

2012-06-07 22:42:36 | 聴覚障害の理解と対応
 数年前に市の「手話通訳者養成講座」を受講して、一応修了しました。講座では、テキストもあるし、講師の先生も初心者向けに丁寧にゆっくり表現してくださったので、楽しくどんどん学習することができました。
 講座を修了したからと言って、いきなり聾の方の外出に付き添っていろいろな場面で手話通訳ができるわけはありません。もっと手話を使う経験を積むために、手話の勉強や聾の方々との交流などの活動をしている手話サークルに入りました。
 さあ、もっと手話を勉強して通訳のボランティアしたいなあ、なんて「できるような気」になっていたのですが、サークルにはベテランの方も聾の方も来られていて、レベル高いのです!
 何とか下手な手話で表現できても、読み取るのが至難の業。自分のスキルの低さを思い知らされました。かと言って、他の機会に勉強するわけでもなく、忙しさにかまけて長い間休みがちだったのですが、1回2時間、月たった3回の例会ですから、できるだけ参加しようと思い、最近結構真面目に参加しています。

 今日も、ニュースの印刷、党議員団から市長への申し入れ書の提出を済ませて、午後1~3時は社会福祉センターの裏のボランティアセンターで行われているサークルの例会に参加しました。和泉市からゲストが参加されていて、和泉市ではかつて3つあった手話サークルが今は統一されて一つになり便利になったというお話を、表情豊かな手話でわかりやすく紹介してくださいました。半分くらいは読み取れたかな(^_^;)
 これからもスキルアップするぞ~!
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