タケ・タケ・エヴリバディ!

当ブログは「竹林や自然と共に生きる」をメインテーマに、管理人の田舎暮らしの様子をお届けします。

「彼岸花」から「この空の花」

2022年10月03日 | ふるさと長岡・嗚呼!田舎暮らし

わが家の庭に、彼岸花が咲いているのを発見しました。

彼岸花(ひがんばな)は、曼珠沙華(まんじゅしゃげ)、リコリス等の名称で親しまれる、この季節(秋のお彼岸の頃)特有の花です。この花の不思議なところは、ある日突然、忽然と姿を表すことです。それまでは「そんなところに芽が出ていた?」って思うようなところに、いきなり可憐で怪しい花の姿を表します。また、花のあるときに葉はなく、葉のあるときに花はない、そんな不思議な植物であり、「葉見ず花見ず(はみずはなみず)」と呼ばれています。

今から15年ほど前(2017年ころか?)に、大林宣彦監督の「22歳の別れ〜Lycoris 葉見ず花見ず物語」という映画を見た記憶があります。伊勢正三(かぐや姫・風)の大ヒット曲「22歳の別れ」をテーマ曲とし、この幻想的な彼岸花の映像がふんだんに使われていた映画でした。ストーリーの詳細は忘れちゃいましたけど。

その後、大林宣彦監督はボクらの住む長岡を舞台にした「この空の花〜長岡花火物語」を2012年に制作し、ボクら長岡市民とも親しくしていただくことになります。実はボク、この映画のエキストラに当時の同僚と一緒に応募し、長岡まつりの民謡流しのシーンで踊っているんですよ。映像には写っていませんでしたけどね。その後、毎年8月2日・3日の行われる長岡まつり大花火大会では、「この空の花」という名の超大型スターマイン(音楽とのコラボ花火)が打ち上げられるのが毎年の恒例です。

これらの映画を撮った大林宣彦監督も、一昨年(令和2年)にお亡くなりになりました。合掌。わが家の彼岸花を眺めながら、そんな大林監督のことを思い出しました。

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