タケ・タケ・エヴリバディ!

当ブログは「竹と生きる・竹を生かす」をメインテーマに、管理人の田舎暮らしの様子をお届けします。

NSPメモリアルスポット

2022年08月27日 | 徒然なるままに

アルビレックスのアウェイ観戦で、岩手にやってきました。岩手を訪れるのは、数年前に遠野を散策して以来2回目です。磐越道、東北道と高速道路を運転してきましたが、岩手はなかなか遠いですね。

さて、今回の岩手アウェイ旅のメインテーマは「アルビの勝利」と「のんびり花巻温泉」で、観光は「天候次第で行き当たりばったり」という計画です。ですが1箇所だけ「絶対にここだけは行きたい」って計画していた所があるんですよ。それは、一関市の磐井川の土手にある「NSPメモリアルスポット」です。

NSPというのは、ボクら世代が青春時代に夢中になったフォーグバンドです。当時一関高専の学生だった、天野滋、中村貴之、平賀和人の3人が結成し、「夕暮れ時はさびしそう」「あせ」「さようなら」などのちょっと地味なヒット曲を出しました。まぁボクを含めマニアックなファンは結構いたのではないかと思います。北国に住む人間特有の感性というか、女々しい曲作りというか、ボクは大好きでしたね。

一度は解散したNSPですが、平成15年頃に復活し活動を再開します。復活コンサートは日本青年館でした。ボクは2階席の末席で、彼らの復活に心を躍らせていたのを今でも覚えています。

しかし、天野氏が数年前に逝去し、中村氏も今年亡くなり、NSPは平賀氏1人になりました。それでも、ボクらファンにとってNSPは今でも大好きな存在なのです。

そのNSPの3人が多感な青春時代を過ごし、ヒット曲「夕暮れ時はさびしそう」の舞台となった磐井川の土手に、令和元年に彼らのメモリアルスポットができたと聞き、「ぜひこの聖地を訪れたい」というのがボクの念願だったのですよ。

聖地には「夕暮れ時はさびしそう」の歌詞のパネルや、

一関市長のメッセージも掲げられており、

こんな記念ベンチも設置されていました。NSPに思いを馳せながら記念撮影です。

そしてなんと、このスポットで1日5回、「夕暮れ時はさびしそう」のメロディーが流れるんだそうです。残念ながら時間の関係でボクらは聞けませんでしたけどね。

まぁだけど磐井川の土手を歩いて、NSPな気分を過ごさせていただきました。天野氏と中村氏のご冥福を心からお祈りしながら。合掌。

 

 

コメント (5)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 職場復帰! | トップ | 盛岡プチ観光 »

5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
素晴らしい…。 (りゅーと)
2022-08-27 06:35:31
NSPメモリアルスポット、ちゃんと整備されてるって素晴らしいですね。一関市あっぱれ!と言ったところでしょうか。

 しかし若い頃聴いていた音楽はいつまでも忘れないですね~。自分は来月、イエスと言うイギリスのバンドの結成50周年記念コンサートを聴きに大阪まで行ってくるんですけど、初めて聴いたのが小学校6年の時なので45年位ファンなんですよね~。
 ビートルズマニアの聖地巡礼は有名ですけど、コロナが落ち着いたら、私もイギリスに行ってプログレ聖地巡礼してきたいと思います。
 
 素晴らしいお話ありがとうございました。
返信する
Unknown (toorumo)
2022-08-27 07:29:39
とんちゃん
NSP懐かしいですね。ヤマハのポプコンのイメージですね。
1972年といえば私が新潟大学に入学しフォークソングクラブに所属、PPMやボブディラン、かぐや姫を歌っていた頃です。
東北の思い出としては大学3年生の頃、バンドで秋田へ演奏旅行した時に女子高生から秋田県大館市出身の因幡晃の「わかってください」をリクエストされた時を懐かしく思い出します。
あの頃はギターを抱えて歌っているだけで女の子にモテた時代でしたね!
返信する
あらまぁ! (八百政)
2022-08-28 20:28:33
>とんちゃん
学生時代に演奏旅行とは本格派ですね。ボクも「モーリス持てばスーパースターも夢じゃない」の年代で、ベルボトムのジーズンにメタルフレームのメガネで髭を生やし、ギターケースをもって女の子にモテたくて闊歩していました。ヤマハのポプコン、因幡晃の「わかってください」、懐かしいですね。

>りゅーとさん
#イギリスに行って
わっはっは。スケールが違いますなぁ…。リッチです。当ブログでは、管理人が「お金があって羨ましいなぁ…」と嫉妬心を抱くようなコメントは禁止しております(笑)。
返信する
一関市に感謝 (S)
2022-08-29 09:45:10
磐井川の堤防に記念碑!いやメモリアルスポット!
よく見ると令和元年です。1974年のヒットソングをメモリアルにしてくれた一関市(市長?)に感謝です。
今でもNSPが地元で愛されてることを実感しました。
訂正。地元だけではなく全国で。

当時の高校生は初心でした。歌詞のように電話をかけて呼び出して、それだけでも勇気が必要(笑)
夕暮れ時に会って風情を楽しむどころか、二人とも話もできず、思わず「帰りたい」と口走ってしまうような緊張感(爆)
田舎(新潟県から北?)の高校生の等身大の歌が心に響きヒットしたのではないでしょうか。
都会の高校生にはわからないでしょうね(開き直りか!)
管楽器のイントロ(オカリナ?)も好きでした。
ニューサディスティックピンク
なんてすごいプロみたい
納豆・ソラマメ・ピーナッツ
「汗」も好きですし、「春はもうすぐ」「かげふみ」も好き。
人前では決して口に出せませんが「べんじょむしの歌」も心のすみにひっかかっています。
来年昇格するので岩手県には行けませんが、サッカーとは別に観光したいと思いました。
八百政さんのブログで気持ちはあの頃に。
アルビだけではなく、中高年の癒しブログですね。
いつもありがとうございます!
返信する
NSP (八百政)
2022-08-30 07:39:46
>Sさん
嬉しいコメントをありがとうございました。
NSPメモリアルスポットを見学した後、一関市から花巻温泉に向かって車を運転していたら、カーステレオで聞いていた地元のFM放送で「あせ」が流れたんですよ。感激でした。NSPは今でも地元で愛されているんだなぁ…と嬉しくなりました。
また「ごろえん」で、アルビ談義とともにNSP談義をいたしましょう。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

徒然なるままに」カテゴリの最新記事