劇団夢桟敷 ☆2018.6〜山南ノート5

熊本アングラ万華鏡〜演劇とプライベートの徒然

11/25 カウントダウン5

2019-11-25 12:39:39 | 40周年2019 制作日記

カウントダウン5「おても〜」

モーニングコーヒーを飲む弛緩のひと時。
昨日のドタバタ稽古「アレは何処にある?コレはどうなった?」が遠くに感じられる。
時間の流れに異変あり。
公演直前の異常感覚を一日の始まりでは冷静に見つめることができる。
まだ大丈夫!
そう思いながらの演劇生活40年を多くの方々に支えれれてきたことに感謝します。
さて、公演会場で同時開催される資料展示の整理も急がなければ!
こりゃ、全部は無理だな。チョイス!座長と相談しなければならない。
トークのプログラムは気楽にいこう!
炎上したら消火器がある。

昼より
40年史をまとめている。座長との二人三脚、関わった劇団員たち、出演者とスタッフたちとの百足。心に残ることを背負いながら明日に向かう。…今がある。


11月24日

2019-11-25 01:22:43 | 40周年2019 制作日記

カウントダウン6「おても〜」

今日の稽古は13:00〜22:00の9時間ぶっ通しになります。集中力との勝負!

驚き。
3ステージとも見たい!というお客さんの予約が3人います。
毎回、違うものになるか?
一期一会が演劇です。
どうぞお見逃しなく。

おてもK古(35)11.24

長い稽古時間だった。昼から夜中まで。
多忙「生け花展」横浜から帰って来た本田浩隆(講談師)と咲太郎(宮崎滔天)のアドリブの場や「おてもやん」が大明神となる場での狐たちとの関係が怪しい。高橋(ライブ音楽)も入る9時間ぶっ通し稽古だった。
突然ですが、「秋乃嬢を女にしてやる!」と企む。
これはセクハラだろうか?いえいえそうではありません、女形に!


11月23日

2019-11-23 22:54:38 | 40周年2019 制作日記

おてもK古(34)11.23

「おても」稽古、最後の場面を詰める。
そこへチビッコたちの部分稽古。こりゃ、チビッコたちに食われるよ。(笑)少し膨らませましょ。
タレント養成所では考えられない奔放さがあった。…ひひ、本番で何が起こるか?秘密である。

◾︎

ご案内

劇団夢桟敷40周年記念公演「おても大明神Liberty」

晩秋の候、皆様におかれましてはお元気でお過ごしのことと思います。慌ただしい日々を送られている中、大変恐縮ではありますが演劇公演のご案内をさせて頂きます。

今年は劇団創立40周年という節目の年に当たります。1979年、東京にて「劇団ブラックホール」を旗揚げし、1984年に熊本に帰郷。それと同時に劇団名を「夢桟敷」に改名し、現在に至るまで演劇活動を続けております。

この熊本で「ポストアングラ演劇」を標榜し、切磋琢磨して参りました。時には「演劇はパフォーマンスである」と捉えて肉体表現に拘り、物語の構築と解体を繰り返す実験劇を行ったり、また、演劇を通して世界を自由自在に想像・創造することができるという信念のもとで、事件や歴史を劇化することにより未来に向けて想像力を駆り立てて行くような演劇作りも行ってきました。また一方で、障がい者演劇支援、学校演劇、公民館講座「キッズミュージカル」にも携わらせていただき、地域社会との関わりも生まれました。その他、旅公演も忘れることはできません。ブラジル、韓国、インドネシア、札幌、東京、名古屋、大阪、山口、九州各地、沖縄・・・それぞれの地でお世話になった方、出会った人々、劇場・街の風景、全てが劇団の血と肉になっております。

気がつけば40年・・・。皆様のご支援をいただいたからこそ迎えられた40年でもあります。本当にありがとうございました。心より感謝申し上げます。

さて、今回の40周年記念公演は熊本名物「おてもやん」を題材としております。熊本を切り口とした歴史劇に夢桟敷独自の夢世界を仕込みました。劇の流れは山あり谷あり、熊本駅近くの二本木(遊郭や料亭が並んで賑わっていた時代の街)が舞台です。おてもやんの歌に表れる滑稽さを裏側から探ります。当時(明治-大正-昭和)のデモクラシーと熊本での内乱や中国革命、更には女性の地位向上の動きがあったことなどをベースにしています。

嘘か真か?おてもやんの謎や秘密が不思議な世界に運び込まれて行きます。解釈は見終わってから!アングラ肥後にわか、古くて新しいこれまでにないジャンルをどうぞお楽しみください。

公演詳細は、同封のチラシをご参照くださいませ。

尚、今公演につきましては、下記トークプログラムも予定しております。
①11月30日(土)坂上淳一(初期メンバーfrom東京)他
②12月 1日(日)昼の部 肥後にわか キンキラ劇団 座長 キンキラ陽子さん
③12月 1日(日)夜の部 出演者とのお茶飲み会
(注)40年史資料や諸々の展示コーナーあり。

お忙しい中とは存じますが、出演者スタッフ一同、皆様のお越しをお待ちしております。
最後になりますが、劇団夢桟敷は下記住所へ移転いたしました。合わせてお知らせ申し上げます。

〒861-5517熊本市北区鶴羽田4-5-39
劇 団 夢 桟 敷 座長 坂本 真里
TEL 090-4581-5190(制作)Email: yumesajiki@ybb.ne.jp


11月22日

2019-11-23 01:40:06 | 40周年2019 制作日記

カウントダウン8「おても〜」

今にも雨が降りそうな曇り空。モヤモヤのピークである。
こんな時は自分で自分を励ますことができるか?元気で場を明るくする力が必要ですね。
まずは大きく口を開けて大きな声で笑う。顎が外れると痛いから注意。
笑いは伝染する。腕を組んで難しい顔をしていると場が暗くなる。
「おてもやん」の歌には明るさがある。演劇ではその裏面史を探っているつもりだが、そこはインチキゲンチャーの企み、遊んでいる。笑ってたまるか、肥後もっこす。
ジェットコースターの如し、ストーンと落ちるか?スリルもあるか?
「アングラ肥後にわか」は40年目にして新たなスタートラインだと気づいた。
今日の稽古で明日より通しに入れるか。
煽り煽られ、ピーチクパーチクひばりの子、アカチャカチャッチャチャカチャカチャ。
役者たちが作り始めてきましたよっと。

おてもK古(33)11.22

エピローグ最終場面を残して、通し稽古ができるまでに追いつく。
今回は音楽(担当 高橋祐治)がライブを追求している。スタッフが自立していると心強い。
明日はキッズ(5歳児)たちが集まる予定。タレント事務所のような厳しい教育はしない。ひたすら遊ぼう。ということで、今日は早めに寝ます。今、夜中の2時近く。💤


11月21日

2019-11-22 04:47:41 | 40周年2019 制作日記

カウントダウン9「おても〜」

 

昨夜の稽古で役者同士の確認や気づきが活発になってきた。空論ではない。

公演までアト9日。

通し稽古は次の(土)(日)で体制化できれば良し。

今回の稽古の特徴は「台詞」の刷り込み作業は省略している。個人差はあるが「ことば」が自分のものとして見えるのは嬉しい。自己の努力だろう。

今朝、珈琲の薫りが五感の神経を活性化する。いつもの朝と変わらない。しかし、日常は進化する!

見られることの恐怖と快感。公演が近づくとと同居する。ドキドキとワクワク。現在を生きているが演劇は昔の時間、未来の時間を感じる〈空間〉である。迷言(笑)

今日の稽古から空間をレイアウトしよう。身を置くと発見があるか?

稽古は実験であり、概念としての「アングラ肥後にわか」の未完が明日へ繋ぎ、体現化する。

なんちゃって「観念」は屁、プー。

迷言その2「自動車運転のアクセル ブレーキの踏み間違いは命に関わるが、稽古場では新しい命を生み出すことがある。」

 
おてもK古(32)11.21
 
熊本日日新聞社Hirasawa記者さんが稽古場に取材しに来てくれた。
熊本では劇団ひまわり、inkに続く夢桟敷の「おてもやん」。
この3劇団は偶然に「おてもやん」をテーマに取り組むことになったのだが、記者さんは3劇団を取材した。逆に記者さんの話しを取材したい気分だった。
本番を見に来てくれるとのことで、又、ゆっくり会いたいものだ。
稽古終了後、稽古の反省会と本番迫ったスタッフ(音響 照明 映像)確認をする。まだまだ流動する。
座長(おてもやん)の提案した料亭の女将(三浦じん)の刺青?「色っぽいね」や諸々の件で新たな模索をすることになる。
直前の模索と発見!…稽古は失敗を恐れることなく堂々と様々試そう。明日も続く。