劇団夢桟敷 ☆2018.6〜山南ノート5

熊本アングラ万華鏡〜演劇とプライベートの徒然

ブラジルのお父さん

2020-10-24 13:38:32 | 2020-2022 日記

安永忠邦さん(99歳)の訃報が入った。
2008年ブラジル移民百周年、ブラジル移民劇「ボクノフルサト。」熊本-ブラジル上演に際しては大変お世話になった安永大家族の長老です。
ブラジル移民の父と言われる上塚周平さん(熊本県城南町出身)の墓守をされており、ブラジル移民の歴史を生きた証人だとも言えます。
忠邦さん(私はお父さんと呼ばせてもらっている)は上塚周平さんのことを覚えている方だった。
2年前のブラジル公演「万華鏡-百年物語」でお会いした時は「もう百歳になるよ。」と言われた。
この日が来るとは…。
今日は座長と悲しみに伏せる。
お葬式には飛んで行きたい。
5回目の渡伯(ブラジル サンパウロ州プロミッソン市)の目標はお墓参りとなるだろう。
緑と赤い大地から朝日が昇ったのを見て、
「日本から太陽がやって来た」と言いながら手を合わせていたお父さんのことを思うと胸が詰まった。